オミクロン株感染者が日本でも確認された。コロナワクチンを2回接種済のナミビアの外交官だという。(これでも感染をワクチン未接種者のせいにするのだろうか?)https://www.tokyo-np.co.jp/article/145711
大変だから日本も8か月間隔をあけるといっていた3回目接種を早める必要があるという。https://www3.nhk.or.jp/news/html/20211202/k10013370491000.html
2回打って効かないワクチンが3回目は効くと信じているのか?または重症化を防ぐため?(オミクロン患者はほとんどが軽症らしいが。)https://news.yahoo.co.jp/articles/0d5eb8fe7a4574f212f3bad20efa2995cc4e2c6e
ワクチンが効かなくてもひどい副作用がでても製薬会社は免責されている。たとえ死亡しても、政府はワクチンとの因果関係を認めない。しかしそれでも、ワクチン接種を進めるよう岸田首相はビル・ゲイツからきつく命じられているのだろう。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA033JY0T01C21A2000000/
(耕助)
“オミクロン変異株” – 魔法の薬、それともアフリカ問題の解決?
by Kit Knightly
11月26日、世界保健機関(WHO)は26日、南アフリカで検出された新型コロナウイルスの新たな変異株「B.1.1.529」を「懸念される変異株」(VOC)に指定し、「オミクロン」と名付けた。
これは完全に予想されていたことだが、まったく意味のないことだ。「変異株」は、シナリオを引き延ばし、人々を油断させないための道具に過ぎない。
このオミクロン変異株がシナリオにどのような影響を与えるかを正確に知りたければ、ガーディアン紙がわかりやすい「今後数週間に渡って売り込むでたらめ情報」{1}を提供してくれている。
* オミクロン変異株はより伝染性が強いが、より危険かどうかはまだわからない(選択肢を残している)。
* アフリカを起源とし、「未治療のエイズ患者」の中で突然変異した可能性がある(病人は危険な「突然変異」の温床)。
* デルタの2倍以上の変異力?を持つ…科学者たちは、このウイルスが初期の変異に対する免疫を持っている人々に感染したり、再感染したりする可能性が高いだろうと予想している(自然免疫を損ない、さらなるブースターを売りこみ、恐怖イベントを継続する)。
* 科学者たちは、既存のワクチンが新株にはあまり効かないかもしれないと懸念しており、「微調整」が必要になるかもしれない(ブースターを打て、そしてまだ発明していない新しいブースターも。)
* 科学者たちは、メルク社の薬のような最近承認された抗ウイルス剤が、新株に対しても同じように効果的に作用するだろうと予想している(この件については後述する)。
* すでに世界中に広がっており、再度のロックダウンの必要性を防ぐために渡航禁止が必要になるかもしれない。
我々はすでにさらなる「公衆衛生上の措置」{2}の準備が進められているのを見ており、報道機関は強い期待感をもって“懸念している”公衆衛生当局者の言葉を引用する。我々は新たなロックダウンは必要ないと言われている……ブースター接種をしてマスクをつけることを忘れない限り、云々。
一般的に言って、これらはすべてお決まりの恐怖の戯言だ。また2020年に同じことをしたトランプ大統領を人種差別主義者と呼んだバイデン政権が、すでに多くのアフリカ諸国を渡航禁止リストに載せているのもかなり可笑しい。
アフリカ
興味深いのは、この新株が「エイズ患者の体内で変異した」のではないかとして、アフリカから来たとされていることだ。なぜならアフリカは1年以上にわたって新型コロナのシナリオの最大の空白地帯だったからだ。
アフリカは圧倒的に貧しい大陸で人口密度が高く、栄養失調や極度の貧困が多くのアフリカ諸国で蔓延し、世界の他の地域を合わせたよりも多くのエイズ患者がいる。それなのに新型コロナ危機はなかった。
これはシナリオの弱点であり、これまでもそうだった。
昨年の夏、英国のウイルス製作最高責任者であるニール・ファーガソンはその説明を試みるために、アフリカ諸国の人口は平均して世界の他の地域よりも若く、新型コロナは高齢者にとってのみ脅威であると主張した。しかし常識的に考えればこの考えは5分で覆る。
アフリカの人口が平均して若いのは、平均して病人が多いからである。アフリカの大部分の地域には、コレラ、チフス、黄熱病、結核、マラリアなど西欧諸国ではほぼ全滅している病気がある。清潔な水や医療へのアクセスもはるかに限られている。新型コロナの最大のリスク要因は高齢者であることだと一般的に言われているが、それは正確ではない。実際、「コロナ」で死亡する最大のリスク要因は、今もこれまでも、すでに別の病気にかかっていて死にそうなことだ。
真実は、本当に危険な呼吸器系ウイルスだったら、大陸全体が血まみれになっていたということだ。
その代わり、先週までは、アフリカが「コロナから逃れた」という記事が掲載され、ワクチンを接種した人が6%しかいないにもかかわらず、コロナによる死亡者数が少ないことに科学者たちは「当惑し」「不可解」{3}だとした{4}。
政治的に、アフリカ諸国は、ヨーロッパ、アジア、アメリカの国々に比べて、「パンデミック」というシナリオを信じる傾向がはるかに低いことが示されている。少なくとも昨年、ブルンジのピエール・ヌクルンジザ{5}とタンザニアのジョン・マグフリ{6}という2人の「新型コロナの存在を否定する」アフリカ大統領が急死し、その後継者はすぐにコロナを否定していた前任者のコロナ政策を撤回している。
つまり、オミクロン変異株は、他の大陸がすでに完全に受け入れているコロナのシナリオにアフリカを折り込むための方法かもしれない。これはシナリオが進むにつれて明らかになるだろう。
もちろん、「アフリカ」というのは、欧米の人々が深く抱いている外国人恐怖症を利用したメディアにおける「怖いもの見たさ」の代名詞であることも事実だ。例えば:”Africanized killer bees” アフリカ化された殺人蜂{7}。
しかし、いずれにしてもアフリカは長期的なゲームである。ここにはもっと明らかに、そしてもっと皮肉な短期的な意図がある。
魔法の治療薬
先ほどのガーディアン紙の「オミクロン」の箇条書きに戻ろう。
* 科学者たちは、突然変異の数と、そのうちのいくつかがすでに既存の(ワクチンによって作られた)免疫防御を回避する力と関連していることを懸念している。
*科学者たちは、メルク社の治療薬のような最近承認された抗ウイルス剤が、新株に対しても同じように効果的に作用するだろうと予測している
この “新株 “は、ワクチンには耐性があるが、新しい抗ウイルス剤には耐性がないと言われている。
メルク社とファイザー社はともに「コロナ治療薬」の開発に取り組んでいると3日前に新聞で大々的に報道されていた{8}。
“米国では、「ゲームチェンジャー」と呼ばれる新しいコロナ治療薬がまもなく登場するかもしれないが、その成功は迅速なテストにかかっている。”
米国では、緊急使用許可は有効な薬や治療法がない場合にのみ発行される。そのためワクチンがオミクロンに対抗できないということは治療薬を米国市場に急いで投入するために不可欠なのである。
もしオミクロンが「ワクチンには耐性があるが、薬には耐性がない」ことがわかれば、政府はワクチンのときと同じように、緊急使用許可(EUA)を取得して薬の承認を急ぐ口実になるだろう。
だから、検査が「迅速」に行われることは間違いない。超高速に。瞬く間に検査は行われる。確実に起こったかどうかさえわからないほどの速さで。そして今、彼らは言い訳をしている。本当に同じことの繰り返しなのだ。
新年を迎える前に怖がらせる。クリスマスが危険にさらされていると人々に思わせるための言い訳。強制力を少し使って、2回ワクチンとブースターでさらにお金を搾り取り、いまオミクロン変異株で新たに恐怖をつくり、ファイザーの膨らみ続ける株価に素敵なホリデーシーズンをもたらすのだ。
この時点で、あなたはこのパターンを見抜けるか、見抜けないかのどちらかだ。恐怖製造機から解放されるのか、されないのか。
ここに1つだけ明るい兆しがある。それは彼らが急いでいて必死だということだ。火曜日に発見され、金曜日に名前が付けられ、土曜日には渡航禁止だ。急いでいるのは「パンデミック」が人々の心を掴みきれなくなっていると感じているからかもしれない。
うまくいけば、シナリオがどんどんばかばかしくなっていく中で真実に目を覚ます人が増えていくだろう。
なお、「オミクロンOMICRON」の綴りを変えると「バカみたいなMORONIC」となると指摘されている{9}。
わざと私たちをバカにしているのではないかと思ってしまう。
Links:
{2} https://www.dumptheguardian.com/world/2021/nov/26/omicron-covid-variant-spreads-europe
{4} https://nationworldnews.com/scientists-baffled-and-alarmed-africa-avoided-covid-disaster/
{5} https://off-guardian.org/2020/07/14/coronavirus-and-regime-change-burundis-covid-coup/
{6} https://off-guardian.org/2021/03/12/tanzania-the-second-covid-coup/
{7} https://en.wikipedia.org/wiki/Africanized_bee
{8} https://edition.cnn.com/2021/11/24/health/covid-antiviral-pills-testing-khn-partner/index.html
{9} https://twitter.com/FatEmperor/status/1464367286844801029
https://off-guardian.org/2021/11/27/the-omicron-variant-magic-pills-or-solving-the-africa-problem/