No. 1374 新型コロナのシナリオは非常識で非論理的…たぶんそれは偶然ではない

国民の8割がワクチン接種済でもマスクやソーシャルディスタスが終わらない。東京都で見つかったオミクロン株感染者55人の 約7割はワクチン2回接種済みで、都は「接種を済ませていても油断せず、対策を徹底してほしい」と呼びかける。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220105/k10013415911000.html

1月5日に都内で新たに17人がオミクロン株に感染していることを確認したが、全員、症状が軽いか無症状だった。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220105/k10013416861000.html
無料PCR検査をしまくれば無症状の「感染者」が増えるのは当然だろう。それでも専門家はオミクロンを軽視するなと恐怖を煽り続ける。無症状や軽症者を入院させることが医療崩壊を誘導し、重症者や死者数も増えていないのに蔓延防止法を始めた県もある。日本のコロナ禍は終わりそうもない。(耕助)

新型コロナのシナリオは非常識で非論理的…たぶんそれは偶然ではない

嘘をついていることを認めた後でも、人々にその嘘を信じさせることは、最も純粋な権力の形かもしれない。

by キット・ナイトリー

https://off-guardian.org (2021年12月29日)

 たんなる経験的妥当性だけではなく外部にある現実の存在までも彼らの根本原理によって暗に否定された。異端の異端は常識だった。  

– ジョージ・オーウェル『1984』(1949年)

「新型コロナ・パンデミック」というシナリオは非常におかしい。その理由や経緯をここで説明する必要はないだろう。過去の記事を読んでほしい。

ルールは無意味で恣意的であり、メッセージは矛盾しており、前提はその理にかなっていない。

毎日のように新しい狂気が世に送り出され、多くの人が目を丸くしたり声を上げたり、ただ笑ったりしているが、多くの人がそれを受け入れ、信じ、継続させている。

例えば、現在のカナダの状況を見ると、政府は医療従事者にワクチン接種の義務を課したため{1}ブリティッシュ・コロンビア州だけでも11月1日までに3000人以上の病院スタッフが無給休暇{2}を取った。自治体は人手不足にどのように対応しているのだろうか。

新型コロナの陽性反応が出たワクチン接種済みの従事者に出勤を要請している{3}。

PCR検査に意味があると思うかどうかは別として、概念的には意味がある。彼らが日々私たちに売り込もうとしている現実では、PCR検査で陽性になるということは、危険な病気を持っているということだからだ。

つまり、ワクチンを接種していない完全に健康な人に仕事をさせるのではなく、「致死性のウイルス」を保有しているとされる人に仕事を依頼している。

これは狂気の沙汰だ。

しかしこのゲームを運営している人たちの優先順位をこれ以上完璧に示すものがあるだろうか。

我々はこれがウイルスの問題ではなく、医療サービスを守るためでもなく、命を救うためでもないことを知っている。毎日「パンデミック」を運営している人々は行動や言葉でそれを認めている。

それどころか、ほとんど意味のないルールを強要したり、理性を犠牲にして適合性を求めたり、恣意的な線引きをして人々にそれを尊重するよう求めたり、明らかに真実ではない「事実」を人々に信じ込ませたりしているように見える。

なぜなのだろう?なぜ新型コロナのシナリオは不合理で矛盾しているのか?なぜ、一方では「恐れろ」と言われ、他方では「恐れることは何もない」と言われるのだろうか?{4}

なぜこの「パンデック」は完全に狂っているのか?

それは単なる偶然の産物だと言うこともできるだろう。複数の焦点を当てた進化するシナリオの副産物であり、1000人の作者が一斉に語るシナリオであり、それぞれが自分の小さな議題をカバーすることに関心を持っている。一つのハンドルを複数の運転手が奪い合う車のようなものだ。

それはそれで真実もしれない。

しかし、コントロール、つまり真のコントロールは、嘘でしか達成できないというのも真実である。

臨床心理学において、サイコパスの診断サインの1つに、彼らが精巧な嘘を強迫的につくことが挙げられる。たとえ真実の方が有益でも彼らは嘘をつくことが多い。

なぜ彼らがこのようなことをするのか誰も知らないが、私は理論を持っている。それは個々の怪物と同様に権力の下水道を牛耳る小さなネズミの心を持つ人々の群れにも当てはまる。

人をコントロールしたければ、彼らに嘘をつかなければならない。それが権力を保証する唯一の方法なのだ。

もし、あなたが道路に立っていたとして、私が「危ない、車が来る」と叫んだとして、車が通り過ぎた瞬間にあなたが動いたとしてもあなたが動いたのは私がそう言ったからなのか、それとも実際に車が来たからなのか、私にはわからない。

もし私の関心が、あなたが怪我をしないようにすることであればそれはどちらでもいい。

しかし、もし私の本当の唯一の目的が、私が言った通りのことをあなたがするのをみて満足することだったらどうだろうか。

それならば、存在しない車の警告を叫び、あなたが架空の脅威を避けるのを見る必要がある。あるいは、実際に、車は存在しないと言って、あなたが轢かれるのを見る必要がある。

そうすることで初めて、私の言葉があなたにとって現実以上の意味を持つことがわかり、そうして初めて私が本当にコントロールしていることがわかるのだ。

真実は自分の外に存在し、変えることも指示することもできないので、真実で人をコントロールすることはできない。人々を支配するのは、あなたではなく、真実そのものかもしれない。

筋の通ったルールに人々を強制的に従わせることはできない。なぜなら彼らはあなたの力ではなく、理性に従うかもしれないからだ。

真の力は、存在しないものを人々に恐れさせ、その脅威から身を守るために理性を捨てさせるところに存在する。

あなたが支配権を持っていることを保証するためには、人々にありもしないものを見させ、自分の周りに作られた現実の中に人々を住まわせ、日々変化する恣意的で矛盾したルールに人々を従わせなければならない。

彼らの忠誠心、または彼らが催眠にかかっているかを真に試すためには、もう何も恐れることはないが、とにかくルールに従う必要あるということだろう。

そこがポイントなのかもしれない。もしかしたらそのストーリーは信じられないようなものかもしれない。規則にはまったく意味がないかもしれないが、それでも従うようになっているのかもしれない。

規則が矛盾かつ非論理的になればなるほど、従うことが評価されるのかもしれない。

もしかしたら、人に判断を放棄させ、あなたの判断を優先させることができれば、あなたが彼らの現実を完全にコントロールすることができるのかもしれない。

オーウェルの言葉で始めたので、最後もオーウェルの言葉で締めくくろう。

  権力とは、人間の心をバラバラにして、自分が選んだ新しい形に組み立てることである。

今、私たちが見ているのはそれではないだろうか。最初の頃からずっとそうだったのではないだろうか。

心が折れた人々は、怖くないのに言われたものを怖がるようになり、必要ないのに言われたルールを守り、効果がないのに言われた「薬」を飲んだり。

自分が嘘をついていることを認めながらも、その嘘を人々に信じさせることこそ最も純粋な権力の表現なのかもしれない。

Links:

{1}https://www.reuters.com/business/healthcare-pharmaceuticals/canadas-overworked-healthcare-sector-brace-staff-shortages-vaccine-mandates-loom-2021-10-10/

{2} https://globalnews.ca/news/8340388/bc-health-care-workers-unvaccinated-update/

{3} https://www.rt.com/news/544643-quebec-health-workers-covid/

{4}https://off-guardian.org/2020/05/15/watch-uk-chief-medic-confirms-again-covid19-harmless-to-vast-majority/

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https://off-guardian.org/2021/12/29/the-covid-narrative-is-insane-and-illogical-and-maybe-thats-no-accident/