不誠実は悪いビジネスプラン
by James Howard Kunstler
おそらく支配者層にとっては、子供たちがマスクなしで学校に行くのを見ることより恐ろしいことは、選挙で負けるということだろう。
– グレース・カーリー(スペクテイター)
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西洋文明諸国の政府が人々に放った大規模な不真実は、何百万人もの人々の脳をひどく改造したため、彼らは従順に群れをつくり、水牛は崖を飛び越えた。なんという群衆事故だったのだろう!
しかし、突然、残った水牛たちは崖の下に積み上げられた死体を見て崖っぷちで立ち止まる。中には反対の方向を向いて、暗い大草原の中を、偽りのクラクションを鳴らして群れを動かしている生き物に向かって突進し始めた牛もいる。ウィーンからバンクーバーまで、すべての権力者が精神を病んでいることが明らかになった。できるだけ多くの人を殺傷しようとしているのだから。注射針とそれがもたらした被害の話である。精神を病んでいなければ、なぜ効果のないワクチンや、副作用として最も致命的な病気のメカニズムを引き起こすワクチンを使い続けるのだろうか?
この物語の最も謎めいた要素は、呪われたメロドラマの様々な役者たちの動機が何かということだ。まず、アンソニー・ファウチ博士に、なぜ今週、オミクロン世代のコロナウイルスには全く効果がないことが判明しているmRNAブースター注射の再実施の必要性を示唆したのかを尋ねることから始めるといいだろう。このブースターで人々は死亡している。毒性のある人工的なスパイクたんぱくが血液中に送り込まれ、それが1年以上も作用し続けて重要な臓器の毛細血管を詰まらせ、コード化された免疫系たんぱくにスイッチを入れてガンを含む様々な病気に対する体の自然な防御機能をオフにしてしまうからである。生命保険会社は全死亡率の驚異的な上昇に気づき、声を上げ始めている。それ以外に、敢えて声を上げようとする者はいない。 医師の中でマッカロー、マローン、コーリー、バッタカリヤ、ケリアティ、コール、リッシュ、マリク、ウルソと言った勇気ある人々を除いては。
もちろん、ファウチ博士はその全経歴にわたる公衆衛生上の不正行為を隠蔽する必要がある。彼は医学的不朽の名声を追い求める中でエイズの流行に対する組織的な対応に失敗し、特にAZTは1986年の第2相試験で失敗したにもかかわらず米国連邦医薬品局(FDA)の承認を得た。次に、ファウチ博士は恐ろしいエボラウイルスの奇跡的な治療法に挑戦した。レムデシビルだ。この試験も失敗に終わった。いずれにしてもこの薬はエボラには効かなかった。しかし彼は自分の最高傑作である「新型コロナ」のために再びこの薬を持ち出し、米国国立衛生研究所(NIH)にレムデシビルを病院の入院患者の標準的な治療薬として採用させ、その一方でイベルメクチンやHCQなどの効果的な初期治療法を官僚に禁止させて悪者にし、また次世代の奇跡的な治療法であるmRNAワクチンを推進したが、これも急ごしらえの無能な試験で失敗に終わった。
レムデシビルは5日で腎不全になり、肺に水が溜まる。しかし医師たちはこの副作用を新型コロナの症状と見分けることができなかった。さらに公衆衛生当局はレムデシビルを1コース投与するごとに17,000ドルのボーナスを病院に与え、加えてコロナ関連の死亡を報告することで追加の現金を与えた。かなりの悪事である。その結果、大量の医療過誤による何十万人もの死亡者が出て、最終的には恐喝を基盤とした米国の医療システム全体が崩壊することになる。
これからの時代、医師は危険なヤブ医者と思われないように努力しなければならなくなるだろう。その一方で、財閥系の病院やグループ診療所の足場が崩れていく。プロパガンダの霧が晴れて、一般の人々が医療機関に対して何が行われたかを知ることができるようになったとき、医療機関に対してどのような訴訟の嵐が吹き荒れるのか、あなたは知らない。正気の世界ならファウチ博士とその同僚の何人かは刑事訴追されるべきであり、そして、世界は少しずつ正気に戻り始めている可能性がある。真実と法の支配を尊重することで、人々の良心を再活性化することができるのだ。
民主党はこの公衆衛生上の大失敗に乗じて米国の政権を獲得し、目的のない権力の追求のためにその特権を法外に乱用してきた。民主党は新型コロナを利用して不正投票を可能にして宿敵トランプを大統領の座から追放した。そして今年も同じ口実を使いたいと切に願っていた。この数週間、正気ではない新型コロナの義務を4倍に増やすことと新型コロナによる犯罪や悪行があまりにも多くの人に知られてしまったことへの不安との間で民主党は迷走している。
何千万人もの人々がジョー・ローガンによるマッカロー医師とマローン医師への3時間に及ぶインタビューを聞いた。このインタビューでは、医学界の専制政治の台頭、それを支える旧来のニュースメディアネットワークによるプロパガンダキャンペーン、そして利益に酔いしれる悪徳製薬業界の卑劣な手口について衝撃的な事実が語られた。マッカロー医師とマローン医師との長くて思慮深い2つの会話は何が起きているのかに関する世間の認識を変えた。また、他の医師と共に彼らがロン・ジョンソン上院議員の公聴会に参加したことで、「コロナとカオスの党」は完全にバランスを失った。
カナダのトラックドライバーたちの蜂起は、行き過ぎた議員や官僚の下請けに振り回されることに対する一般的なレジスタンスを刺激し、トラックドライバーの例は西洋の先進国の至る所で踏襲されている。米国のトラックドライバーたちが行動を起こすまで待っていよう。2年以上にわたって打撃を受け、ますます失うものがなくなっている広大な市民階級を代表しているのだから。
ジョー・ローガンの評判を落とすために組織された下らないキャンペーンに続き、民主党とその共犯者である報道機関は、今週、必死の方向転換をし、堂々と、大量殺人を幇助したことから逃げられるふりをしようとしている。中間選挙には暗雲立ち込めている。彼らは立法権から追い出される可能性があるだけでなく、無能なペテン師「ジョー・バイデン」大統領が収賄と反逆の罪で新しい議会から弾劾され、有罪判決を受ける可能性が高く、また副大統領もともに重罪に問われることになる。そして、下院には民主党ではない新しい議長が就任する。続いて行われる議会の調査と新しい司法長官が任命されるまでの間に起訴が開始され、国は良心の回復を始めることができるだろう。