No. 1458 ワシントンはなぜ第三次世界大戦を望んでいるのか

ワシントンはなぜ第三次世界大戦を望んでいるのか

by VD

その理由はネオコンとロシア復讐フェチだけではない。米国の主要なグローバリストが、ビッグファーマの資金提供主とともに、ウクライナでひどく悪いこと{1}をしているのを現行犯逮捕されたからでもある。

ウクライナにおける米国の生物兵器の研究について集められた証拠の暫定的な結果は、まさに驚くべきものだった。以下が主な内容である。

1米国の生物兵器空論家は民主党の指導部で構成されている。非政府のバイオテクノロジー団体と連携してクリントン、ロックフェラー、ソロス、バイデンの投資資金を使い、彼らはさらに選挙資金から利益を得ていたがそれらはすべて隠蔽されていた。これと並行して、彼らは生物兵器プログラムに直接連邦予算から資金を供給するための法的根拠を作り上げた。

2新型コロナワクチンメーカーであるファイザーとモデルナ、そしてメルク、さらにギリアド(ペンタゴンと関係があり、「知らないと知っていること」で有名なドナルド・ラムズフェルドが会長をしていた)が直接関与していた。

3ウクライナの生物研究所では、米国の専門家が国際的な安全基準を無視して新薬のテストを行っていた。キリロフによれば、このように行動することで「西側企業は研究プログラムのコストを大幅に削減し、大きな競争力を得ることができる」のだそうだ。

4キリロフによれば、「米国の製薬会社や国防総省の請負業者とともに、ウクライナ政府機関が軍事バイオテクノロジー活動に関与しており、その主な任務は、違法行為の隠蔽、野外および臨床試験の実施、必要な生体材料の提供」であったという。

5ペンタゴンは、生物兵器の製造という点だけでなく、抗生物質耐性や特定の地域の住民に特定の病気の抗体が存在するという情報を収集するという点でも研究の可能性を広げているとキリロフは指摘した。ウクライナの実験場は、いわゆる「国際社会」のコントロールから事実上外れていたのである。

これらの発見は十分文書化されていて、膨大な「合法化」された生物兵器ビジネスが米国の政治的最高レベルに達していたことを示唆するものである。ロシアは世界世論のために徹底的に正体を暴くつもりであることは間違いない。まずはおそらくドネツクに設置されるであろう戦争犯罪法廷において行われるだろう。

ウクライナで行われている米国の生物兵器プログラムは、Z作戦の開始につながった上位3つの理由の1つであった。そのほかは、ドンバスに対するNATOの電撃作戦の阻止と、キエフが核兵器開発を再開することを望んでいることである。

ロシアは引き下がることができない。NATOがロシアとフィンランドの国境まで拡大すると脅しているのだから。ヨーロッパは引き下がることも可能だが、ワシントンに支配された政治階級を持つ占領された管轄領であり、その支配に反旗を翻そうとする民衆の試みは弾圧されてきた。そしてアメリカも、罪を犯した者たちがワシントンで権力の座にある限り、引き下がることはないだろう。

第三次世界大戦は避けられないものではないが、それを引き起こす能力を持つ人々の利害が対立しているため、その可能性はますます高まっている。未知の要因は中国である。中国だけが今、ワシントンのヨーロッパに対する支配を打ち砕く力を持っている。(理論的には、米国民も同様に可能だが、彼らは太りすぎ、愚かで、自国の国益も自分たちへの危険も認識できないので、そうはならないだろう)。ここで問題なのは、第二の世界戦線を開く前に、帝国アメリカがロシアとの戦争に身を投じるのを待つことは中国の利益につながるということである。

Link:

{1}: https://thesaker.is/empire-of-bioweapon-lies/

Why Washington Wants WWIII