No.1481 世界は誰のもの?

世界は誰のもの?

by Peter Koenig

「世界を所有する」とはどういうことだろうか?誰でも、たとえ最も裕福な個人や最も裕福な機関でも(裕福とはたくさんのお金があるということ)世界を所有することができるのだろうか? それは無限に広がる自然を所有することであり、植物、昆虫、哺乳類、すべての海、地下と地上の水、私たちが呼吸する空気、すべて、木、草、花、ミツバチ、あらゆるものすべて、それが世界だ。

それは不可能である。そして願わくばこれからも不可能であってほしい。しかし、クラウス・シュワブはこう言うだろう。

我々人類は今、少数のディストピア的な人々の野心と意欲を終わらせる、またとない機会を手にしている。彼らが目標を達成すれば、母なる地球を破壊してしまうかもしれない。我々は今こそ力を合わせて、目覚めた良心でこの徹底的に病んでいるマトリックスから抜け出さなければならない。

この1時間のビデオは、私たちが買うもの、食べるもの、読むもの、旅行するもの、着るもの、そして私たちが互いにコミュニケーションをとる方法とその内容、すべてを支配しているのは誰なのか、その全体像がわかる。

そして、そう、彼らは気候も支配している。

このドキュメンタリーをみて、できるだけ多くの方に広めてほしい。

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最後に、彼らは我々の銀行システムも支配している。インフレ、金利、負債、信用、デジタルマネー、デジタル支出コントロールなど、金融の手錠で私たちを奴隷にしている「支配者」たちは、最終的に我々を作ることも壊すこともできるのだ。またはより良い言葉で言えば、彼らは我々を作ること、あるいは壊すことを望んでいる。我々はそれを阻止することができる。そして阻止しなければならない。

母なる地球の安全のために、そして私たち自身の救済のために。

現在、世界の大半の人々が食べるもの、使う交通機関、読むニュースなど、すべて同じ人たちが所有している。彼らはまるで世界中に触手を伸ばしているタコのようだ。

彼らのアジェンダはほとんど無限だが、完全であり、少なくとも過去100年の間に考え抜かれたものである。彼らはプランデミックを起こし、戦争や気候変動を引き起こし、サプライチェーンの混乱や飢饉、そして大量の死を引き起こすことができる。

パンデミックの代わりに「プランデミック」という言葉を使うのは、すべての人がパンデミックが計画されたものであることを理解できるようにするためだ。

“彼ら”とは、レバーや手のことであり、一部の強力な金融企業の人工知能(AI)とアルゴリズムツールである。

その名前は今ではほとんど誰もが知っている言葉、ブラックロック、バンガード、ステート・ストリートなどで、それは至るところにある。モルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリカ、チェースなどもまたパイのほんの一部を所有している。

ブラックロックとバンガード、そしてステート・ストリートもある程度、相互に株式を持ち合い、経営陣を交代させ、その結果、共同で方針を決定するという形で結びついている。

彼らの個々の資産保有額は、1つの累積レバレッジパワーとしてカウントすると現在、20~25兆米ドルと推定されている。その一方で2021年の米国のGDPは約23兆ドル、世界のGDPは95兆ドル相当(2021年 statistictimes.com)である。合計25兆米ドルのレバレッジ力は世界のGDPの少なくとも1.5倍の価値になる。

だから、世界中のすべての国、すべての政府が彼らの言いなりになるのである。例外はすべて「無力化」された。

それがこの2年間に私たちが経験してきたことである。世界的に一般化されたロックステップのアプローチによる新型コロナの管理、対策、制約、検査、そして最後にワクチンによる専制政治。これらはすべて79億人を支配する大規模な大衆抑圧の一部なのである。

下位20%から30%の資産を上位1%へ移動する。Oxfamによると、世界の1%が世界の富の82%を得ているという。

フォーブスによれば、2020年3月に世界には2075人の億万長者がいたという。オックスフォードによると、その3分の2は相続と独占によって富を得ている。

ビル・ゲイツだけで、プランデミック前の965億ドルの財産を約330億ドル増やし、2022年には1290億ドルとなった。(Forbes誌)。彼自身が作るのを助けたプランデミックでは数十億人の収入と生活を破壊し、数千万人の死者を出しながら、自分の資産を3分の1(34%)増やしたのはすごい「功績」だ。いつかニュルンベルク2.0の機が熟すかもしれない。

だから権力のある者はさらにパワフルになっていく。

彼らは広大な一等地の農地を買い占めることができ、肉の生産は環境に悪いので、私たち人間は人工的に作られた肉や虫、遺伝子組み換え野菜を食べるべきであり、豊かな農地は、自然と、当然ながら支配者たちの手にゆだねるべきだ、と命じる。

新しい食糧生産は誰が所有しているのか?ビル・ゲイツ、ロックフェラー、ソロス・オープンソサエティ財団、そして、以前にも見てきたように中小企業、会社、銀行を通じて活動する巨大な金融機関である。

ブラックロック、バンガード、ステート・ストリートなど同じ巨大金融機関は、世界経済フォーラム(WEF)の財政基盤にもなっている。

新型コロナ・プランデミックが2020年1月に「出現」する2カ月前、ビル&メリンダ・ゲイツ財団、WEF、ジョンズ・ホプキンス健康安全保障センターは、コロナウイルスのプランデミックを想定したシミュレーション「イベント201」を開催した。

偶然にも2020年初頭、コロナウイルスの大流行が全世界で同時に発生した。そしてロックダウン、マスク着用、社会的距離、隔離など、2010年のロックフェラー・レポート第1章「ロックステップシナリオ」ですでに描かれていたシナリオを、世界中のすべての政府が同じ厳戒態勢で適用したのである。

ワクチンと誤って呼ばれているが、いわゆる遺伝子改変型mRNA注射は事前に準備されていたが、展開されたのは2020年12月だった。

それらは直ちに世界中の保健機関から「緊急承認」された。これらのワクチン注射は、すぐに大量の「副作用」、怪我、死亡を引き起こした。誰も責任を取らなかった。すべてのワクチン企業は、ワクチンによる障害の責任を、そのワクチンを購入した、あるいは購入せざるを得なかった政府に転嫁していたのである。

WEFの創設者兼CEOであるクラウス・シュワブは、コロナの発生、新型コロナについて、「これは世界をリセットする歴史的な機会だ」と言った。そしてこの言葉は「We are going to build back better」(私たちはより良いものに作り替えていく)というスローガンに置き換えられ、どの政治家も言うようになった。

最後に、シュワブ氏は著書『グレート・リセット』の中で、2030年までに私たちは何も所有しなくなるが、幸せになれるだろうと述べている。つまりそれが意味するのは、2020年代の10年間を生き抜いた私たちは、完全にデジタル化された世界で、何も所有しないトランスヒューマンとして生きることになる。チップをいれられ5Gによってマインドコントロールされ、幸せだと信じるようになるのである。

人類に幸あれ!

希望はある。私たちは目覚め、このマトリックスから抜け出せることができる。我々は大勢いる。彼らは少数だ。

このドキュメンタリーをみて、できる限り広く伝えてほしい。下の画像をクリック:https://www.kla.tv/22645

日本語字幕付きhttps://rumble.com/vo983j-monopoly-.html

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Peter Koeningは地政学的なアナリストで世界銀行と世界保健機関(WHO)のシニアエコノミストとして30年以上、世界各地で活躍した経験を持つ。米国、欧州、南米の大学で講義を行う。オンラインジャーナルに定期的に寄稿している。著書に『インプロージョン-戦争、環境破壊、企業の強欲に関する経済スリラー』(2008年)、共著にシンシア・マッキニー著『中国がくしゃみをするとき:コロナロックダウンから世界の政治経済危機まで(2020)』がある。

https://www.globalresearch.ca/who-owns-world-2/5783038