みんな、準備しよう
by James Howard Kunstler
もうすぐ、この第四の転換期のメインイベント(別名、長い非常事態)で、すべての国が自分のために戦うことになるだろう。
ウラジーミル・レーニンは、悪質な権力を追い求めるボルシェビキの仲間たちに、「悪くなることは良いこと」だと説明していた。そしてこれは「ジョー・バイデン」の背後にいる影の一団が考えているのと同じ作戦方式である。つまり世界経済フォーラム(創設者兼会長クラウス・シュワブ)の提唱のもと、アメリカ共和国をトランスヒューマン・テクノ独裁国家の1出張所に変えるようというミッションとまったく同じではないだろうか。
コロナに感染したジョー・バイデンは、コロナを悪化させるファイザーの治療薬パクスロビドを服用し、状態が悪化した。これはワクチンを2回、ブースターも2回接種していて最近コロナに感染した米国の公衆衛生の賢人アンソニー・ファウチ博士がパクスロビドを服用して認めたことである。もしホワイトハウスの医師がCDCの治療プロトコルに従うなら、彼らはすぐにバイデンにレムデシビルを投与するだろう。そして当然、レムデシビルでバイデンは死んでしまう。国葬だ‥(しくしく)….米国46代目大統領はウィルミントン・アムトラック駅の地下に埋葬される…
今日の私の政治ファンタジー:バイデンが死に、カマラが大統領になる!彼女は新しい副大統領を任命しなければならない。それは……そう、カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサムである。(彼は最近、「ジョー・バイデン」がサウジアラビアの高官と懇談しているときに、ホワイトハウスのウエストウイングの裏口に忍び込んでいるところをビデオに撮られている)。ニューサム知事は下院では簡単に承認され、上院ではミット・ロムニーとリサ・マコウスキー(ともに共和党)が「カオスの党」(民主党)に投票して僅差で承認される。カマラは「不安症」を理由にすぐに辞職する。大統領となったニューサム氏はカリフォルニアでの最近の仕事の延長線上で古いアメリカの破壊を加速させる。自然エネルギーへの移行を促進するためDCの全ガソリンスタンドに閉鎖命令が出される。DCモールは国立ホームレス収容所になると宣言される...
私はファンタジーと呼んだが、国民が「ジョー・バイデン」騒動に全く我慢できなくなり、西洋文明の障害がエスカレートして8月に突入する中、これが彼らに残された唯一の手かもしれない。中間選挙は何としても刷新しなければならない、「民主主義を救うために」と彼らは言うだろう。10月初旬には新たなパンデミックが宣言され、ロックダウンが行われ、GoogleはFacebookと提携して新しい携帯電話用投票アプリを展開する。そして奇跡的に民主党は下院で30議席、上院で5議席を増やし、過半数を占める。そして「グリーン・ニューディール」と「ビルド・バック・ベター」の新境地に突入する。つまりアメリカは完全に崩壊するのである。
正直言って暗いシナリオだが、まさに事態はそこに向かっているように思わないだろうか?壮大な崩壊が私たちに迫っている。世界のあらゆる場所がメルトダウンの危機に瀕しており、周辺国のいくつかの土地はすでに沈没している。スリランカは世界経済フォーラム(WEF)/シュワベンクラウスの低炭素エコ国家実験として設立された後、破産してガス欠に陥っている。パナマは政府の極端な腐敗、食糧不足、特に深刻な2年間のコロナロックダウンの後遺症のために反乱を起こしており、世界の他の国はほとんどそのことをしらない。おそらく中国が重要なパナマ運河の運営権を持ち、中国共産党(CCP)がWHOの運営権を握っているのでパナマはロックダウン実験プロジェクトとして設定されたのだろう。
もちろん、ヨーロッパは突然、政府が次々に倒れ、産業は燃料不足で立ち行かなくなり、見事な混乱に陥っている。市民は、家畜を大幅に減らし農業を停止するという狂気のWEF指令に対して実質的に立ち上がった。WEFは食糧生産を受け入れがたい環境破壊と宣言したのだ。もちろんこのような状況になったのは、ユーロ圏の政府がロシアの石油や天然ガスを自主規制して、自分たちの首を切った後である。この地域で最大の経済大国であるドイツでは特に奇妙なことがおきている。ドイツは今年、「グリーンエネルギー」政策が完全に失敗したことを決定的に理解し、認めたばかりで、主要な風力タービン設備を停止させ、石炭による発電に頼らざるを得なくなった。メルケル政権、そしてオラフ・ショルツ政権は、最も偽善的な愚か者であることを自ら明らかにしたのだ。
そして今、中国の都市建設、住宅ローン、銀行詐欺などの贅沢なマトリックスが中国の金融システムを揺るがし、中国共産党の下で地盤がさらに揺らいでいる。なんということだろう。中国共産党は、世界中の政治家に賄賂を贈り、あらゆる国の政府や文化機関に潜入し、報道機関を自分たちの言いなりにすることで力を発揮してきたが、ロックダウンされ、追跡され、だまされることにうんざりしている中国の人々に対する支配力を失いつつあるようである。戦車まで出てきた。これは1989年の天安門事件と同じ映画ではない。これは中国共産党の破産であり、アフリカを飢饉と混乱に、南米をエリートの交代劇に追いやる、「グローバル・サウス」を轟かせる壮大な出来事なのだ。
もうすぐ、第四の転換期(別名、長い非常事態)のこのメインイベントで、すべての国が自分たちのために行動することになるだろう。世界統一は、世界政府というとんでもないシナリオとともに、蜃気楼のようなものなのだ。そしてすべての国が自分たちのために、すべての地域社会、家族、個人が自分たちのために、緊急に、痛みを伴いながら、日常生活を根底から再編成できるようになるのだ。みんな、準備しよう。