中国の国産ジェット機C919、認証間近に
テスト機がタスクを完了
https://www.reuters.com (July 24 2022)
2019年10月24日、中国・上海の上海浦東国際空港から初試験飛行に飛び立つ中国国産旅客機C919の5号機プロトタイプ(写真=時事通信フォト)。写真は2019年10月24日撮影。REUTERS/ストリンガー
[上海 23日 ロイター] – エアバス・ボーイング{1}{2}の二強に挑戦するために設計された中国の国産ナローボディジェット機C919は、試験機がすべての試験飛行タスクを完了し、認証が間近に迫っているという。
中国国営メーカーである中国商用飛機集団(COMAC)は、公式ソーシャルメディアアカウントで、6機のテスト機が商業運航に必要な中国民航総局からの証明書を受け取る最終段階に入り、テスト作業を終えたと述べた。
これは、製造業のサプライチェーンを向上させるという中国の野望における重大事件となるだろう。
ボーイング737 MAXやエアバス320neoファミリーと直接競合するように設計されたC919は、2008年のローンチ以降、様々な技術的問題や米国の輸出規制強化に直面してきたとロイター通信は報じている。{3}
ローンチカスタマーは国営の中国東方航空{4}で、昨年3月にC919型機5機を発注した。武漢の地方政府が所有する新聞、長江日報は7月8日の報道で、航空会社は8月に最初の納入を受ける予定であると述べた。
中国国内で組み立てられた同機は、エンジンや航空電子工学などを含め欧米の部品に大きく依存している。
Links:
{1} https://www.reuters.com/companies/AIR.PA
{2} https://www.reuters.com/companies/BA.N