非難合戦はやめよう
ノルドストリーム破壊工作はグレート・リセットにほかならない
by Kit Knightly
昨夜、ロシアからドイツなど欧州北部に輸出されるガスを運ぶノルドストリーム・パイプラインが2本とも「爆破」{1}により損傷したと報じられた。
その結果、大量の天然ガスがバルト海に漏れ出し、パイプラインを通じた供給が完全に停止した。
この疑惑の事件により非難の応酬が飛び交っているが、わかりやすくするために、これを「鉄のカーテン2.0」と呼ぶことにする。
欧州連合はパイプが「破壊された」と主張している{2}が、その声明の中で直接誰かを責めてはいない。
テレグラフ紙はすでに積極的にロシア、特に西側にとっての怪物であるウラジーミル・プーチン大統領のせいにしている。見出しは、「プーチンがノルド・ストリーム2を爆破したい理由、そしてそれが彼に与える利点」{3}。
それと対照的にロシアは、自国のパイプラインを破壊するという考えは「愚か」だと言っている。
欧米のあるオルタナティブメディアは、2月にジョー・バイデンがノルド・ストリーム2を完全に停止させると宣言したこと{4}をあげて、米国が攻撃の背後にいる証拠だと指摘している。
フォーブス誌によれば、ポーランドの元国防相がNATO軍がパイプラインを爆破した{5}と言っているという。
ここでの問いは一つ、2年間それを私は問い続けてきたが、“それは重要なのだろうか?”ということだ。
たぶん、米国が爆破した。
たぶんロシアが爆破した。
もしかすると他の誰かが爆破した。
あるいは、誰も爆破しておらず、すべての話がでっち上げなのかもしれない。
真実がどうであれ、最終的な結果は同じだ。ガスと電気はより高価になるだろう{6}。「再生可能エネルギー」への転換が大きく推進され、「気候大惨事」について語られ{7}、おそらくエネルギーが配給制になったり停電になるかもしれない。
この冬、人々は凍え、飢え、そしておそらく死ぬだろう。それは常に計画の一部だったし、この「攻撃」が同じことの繰り返し以外の何ものでもないのは確実だ。
誰が何をしたのか、「破壊工作ではないか」と誰もが騒いでいる。
しかしそれに対するシンプルな答えは、「そう、もちろん破壊工作だ」。
具体的な状況がどうであろうと、ノルド・ストリームの爆破は破壊工作であることは間違いない。
この2年間、私たちが見てきたのと同じ破壊工作だ。
我々の社会構造を大きく変えることで 金銭的にも政治的にも利益を得ようとする人々によって、我々の生活全体が破壊されているのである。
やらせのパンデミックにつながった破壊工作で、医療を破壊し、私たちを家に閉じ込め、ビジネスを破綻させた。
私たちの経済、社会、そして私たちの身体に対する破壊行為である。
彼らによる、私たちへの破壊行為なのだ。
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