No. 1581 パイプラインの爆破と ロシアのドンバス併合に関するフェイク報道

パイプラインの爆破と
ロシアのドンバス併合に関するフェイク報道

by Peter Koenig

かつては真実の報道で有名だったNew York Timesの編集者へ

「破壊されたパイプラインとミステリー:誰がやったのか?(ロシアか?)」というような {1}あたかもロシアが自分のパイプラインを爆破した可能性を示唆する見出しを掲げ、ニューヨーク・タイムズは最後の信頼の痕跡を台無しにしつつある。

これが嘘であることをあなたは知っている。

そのように報じることに重大な関心を持つ唯一の勢力は米国/NATO複合体であり、念のために言うと、ドイツ政府が考えを変え、この冬に国民を凍死させ、ヨーロッパの経済力でありリーダーのドイツを経済的に破壊するという決定を翻すことはない。

あなたもアナリストもそれを知っている。

残念ながらあなた方の報道に庶民の影響力はない。あなた方の、心を惑わせるジャーナリズムを買った強い勢力がいるのだ。

それでも、かつてニューヨーク・タイムズの支持者であった私は、あなたに言いたいと思う。

この記事もおなじだ。


そしてこれも。
https://www.nytimes.com/live/2022/09/29/world/russia-ukraine-war-news

ここでも、ロシアに併合されるために偽の署名をした「代理の」ロシア人ではない。あなたはよくわかっている。

彼らはウクライナの極東部、主にドンバス地域に住む本物のロシア人で、2014年2月22日に米国がマイダンのクーデターを扇動し、ネオナチ政権が発足して以来、ずっと差別されてきたのだ。ビクトリア・ヌーランド(EUくたばれ)のクーデターから8年間、ネオナチ政権はドンバスでナチのアゾフ大隊にウクライナ国民を文字通り虐殺させ、少なくとも14000人が殺されそのうち約半分は子供たちだったと報告されている。これを見てほしい{2}。

これは第二次世界大戦中にヒトラーがロシアと戦うのを助けたのと同じ、アゾフ大隊についての話である。

2014年から2015年にかけて、ドンバス地方はすでにロシアに加わることを望んでいた。プーチン大統領はそれを許さなかった。当時、彼はまだフランスとドイツが提唱した「ミンスク」合意を信じていたからだ。

これらの合意は、ドンバスの人々を保護すると同時に、ウクライナの非軍事化-脱ナチス化、そしてNATOをウクライナから排除することが主な目的だった。このミンスク合意(2014年9月と2015年4月)の条件は、どれも守られなかった。

世界中の真実を求める地政学的アナリストが本当の背景を知っているなら、ニューヨーク・タイムズの編集長であるあなたや、あなたの記者たちも本当のことを知っている。それでも、あなた方は嘘や中途半端な事実を報道し、人々が反ロシア的な意見を持つように仕向けている。

あなた方の報道によって、ニューヨーク・タイムズはロシアと中国に対する武器になったのだ。

これでいつかしっぺ返しを食らうことになると思わないだろうか?

Links:
{1} https://www.nytimes.com/2022/09/28/world/europe/pipeline-sabotage-mystery-russia.html
{2} https://www.bbc.com/news/world-europe-26079957
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https://www.globalresearch.ca/open-letter-new-york-times-fake-reporting-blown-up-pipelines-russia-annexation-donbas/5794979