“Shrink the World’s Population”
Secret 2009 Meeting of Billionaires “Good Club”
by Professor Michel Chossudovsky
初出:2021年9月29日
10年以上も前から、慈善家と称される億万長者たちによって、2020~2022年の新型コロナ危機を頂点とする「世界人口を減らす」ための会議が開かれてきた。
最近の展開は、いわゆる新型コロナ対策として強制されたロックダウン政策やmRNA「ワクチン」が人口削減に不可欠な部分であることを示唆している。
それは2009年の出来事だった。ウォール・ストリート・ジャーナルは、”Billionaires Try to Shrink World’s Population”(世界の人口を減らそうとする億万長者)“を報じた。
2009年5月、マンハッタンのロックフェラー大学学長宅で、億万長者の慈善家たちが密かに会合を開いたのである。
この秘密の集まりのスポンサーはビル・ゲイツだった。彼らは自分たちを「ザ・グッド・クラブ」と呼んだ。
参加者は、故ディビッド・ロックフェラー、ウォーレン・バフェット、ジョージ・ソロス、マイケル・ブルームバーグ、テッド・ターナー、オプラ・ウィンフリーなど、そうそうたる顔ぶれであった。
2009年5月に、ウォール・ストリート・ジャーナルだけでなくサンデー・タイムスもこう報じた(John Harlow, LA)。
米国有数の億万長者たちが密かに会合を開き、自分らの富を世界の人口増加を遅らせ、健康や教育の改善を加速させるためにどう使うことができるかを検討した。
そこで重点がおかれたのは人口増加(家族計画連盟のこと)ではなく、「人口削減」、つまり世界人口の絶対数の減少だった。
ウォール・ストリート・ジャーナルの記事の全文はこちら{1}をクリック。
サンデー・タイムズの記事{2}によると:
マイクロソフトの共同創業者であるビル・ゲイツの主導で開催されたサミットに参加した慈善家たちは、変革を阻む政治的・宗教的障害を克服するために力を合わせることを話し合った。
…
クロニクル・オブ・フィランソロピー誌のステイシー・パーマー編集長は、このサミットは前代未聞のものだと語った。「私たちは、このサミットのことを後になってから偶然知った。いつもなら、この人たちは喜んで大義名分を語るのだが、今回は違う。おそらく、世界的な陰謀と見られたくないからだろう」と述べた。
また、あるゲストは「投票ほど粗雑なものはない」が、しかし、環境、社会、産業に脅威となり得るとして、人口増加に取り組むという戦略を支持するコンセンサスが生まれたという。
“これは悪夢のようなもので、このグループの誰もが、頭のいい人がそれに答える必要があるいうことで同意した “とゲストは語った。
なぜ、秘密におこなわれたのか?「彼らは、自分たちの発言が世界政府のように描かれて新聞に載ることを心配せずに、金持ちと金持ちの間で話をしたかったのだ」と彼は言った{3}。
世界の人口を減らす
2009年5月5日の秘密集会に関するメディア報道は、「グッドクラブ」が世界人口の増加を「減速」させることを約束したことに焦点をあてている。
「世界人口を減らす」(ウォール・ストリート・ジャーナルのタイトル)は、「世界人口の増加を抑える」ための家族計画連盟(Planned Parenthood)を超えるものである。 それは、”人口削減”、すなわち、世界人口の絶対数を減らすことであり、最終的には、出生率の低下(これは生殖能力の低下を含む)、および死亡率の大幅な上昇を必要とする。
秘密の会議:ブタ・インフルエンザの流行期
2009年4月25日、マーガレット・チャンが率いる世界保健機関(WHO)は「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言した。そして、その数週間後、結局はペテンであるとわかったブタ・インフルエンザのパンデミックの真っ只中に、ニューヨークで「グッドクラブ」が開催されたのである。
2009年4月の新型インフルエンザ危機のまさにその時、ロンドンのインペリアル・カレッジのニール・ファーガソン教授がビル・ゲイツとWHOに助言していたことも特筆に値する。「もし、英国がパンデミックに見舞われた場合、今後6ヶ月以内に英国人の40%が(ブタ・インフルエンザに)感染する可能性がある」。
聞き覚えがあるだろうか?コロナウイルスのロックダウンモデル(2020年3月11日から施行)を設計したそのニール・ファーガソン(ゲイツ財団の寛大な支援を受けている)だ。思い起こせば、その2020年3月の数理モデルは英国で60万人が死亡するという「予測」に基づくものだった。
そして今(2021年夏~秋)、同じ「科学者」(ファーガソン)による3つ目の権威ある「数理モデル」が、「第4波ロックダウン」を正当化するために策定されたのである。
“人口削減 “を実現するために命を救う
2009年5月の秘密会議では、世界人口の絶対的な “減少 “が考えられていたのだろうか?
その数ヶ月後、ビル・ゲイツはワクチン接種に関するTEDのプレゼンテーション(2010年2月)で、次のように語った。{4}
もし私たちが新しいワクチンやヘルスケア、リプロダクティブ・ヘルス・サービス(生殖医療)に優れた取り組みを行えば、人口をおそらく10〜15%減らすことができるでしょう。
ゲイツの発言によれば、これは世界人口(2010年)を6億8千万から10億2千万人程度絶対的に減らすことになるという。
(ビデオの4分21秒から。引用文のスクリーンショット参照)
TEDトーク{4} 04:21:
“グッドクラブ “の当時と今
2009年5月、マンハッタンのロックフェラー大学で開かれた秘密会議に出席した億万長者のグループは、新型コロナ危機の当初から、mRNAワクチンや世界経済フォーラム(WEF)の「グレート・リセット」など、世界中で適用されているロックダウン政策の設計に積極的に関与してきた。
mRNAワクチンは、国連の政府間機関(WHO)が国連加盟国を代表して行ったプロジェクトではない。民間主導のプロジェクトなのだ。世界的なワクチン・プロジェクトに資金を提供し、それを実施する億万長者のエリートたちは、人口削減にコミットする優生主義者なのである。
Links:
{1} https://www.wsj.com/articles/BL-WHB-1322
{2} https://www.thetimes.co.uk/article/billionaire-club-in-bid-to-curb-overpopulation-d2fl22qhl02
{3} https://www.thetimes.co.uk/article/billionaire-club-in-bid-to-curb-overpopulation-d2fl22qhl02
{4} https://www.ted.com/talks/bill_gates_innovating_to_zero/transcript#t-281283