Here’s What a Progressive Platform Looks Like
現実的になれ。不可能を求めよ
-シチュアシオニストのスローガン 1968年
by Ted Rall
要求その1:最低賃金は時給30ドル
何年もかけて段階的に導入するのではない。そんなことしてたら施行される頃には30ドルが20ドルになってしまう。すべての労働者が時給30ドル、例外なしに今。これは極めて合理的な要求である。むしろ、要求が少なすぎるくらいだ。現在の連邦最低賃金7.25ドルは悪い冗談だ。議会は、インフレ率以上に最低賃金を引き上げることによって、米国の労働者の並外れた生産性に報いるという道徳的義務を放棄し、ベトナム時代から基本給を侵食してきた。労働者の賃金が停滞する一方で、企業の利益は急増している。
1968年、連邦最低賃金は1.60ドルだった。公式のインフレ率で調整すると、それは今日では30ドルだ。1968年のようなパーティーをしよう。
要求その2:国民皆保険の無料化
市場原理でもなく、ハイブリッドでもない、本物の、実際の、国民皆保険が必要だ。 すべての看護師とすべての医師が連邦政府の職員になる。ビジネス部門としての健康保険は消滅する。すべての検診、検査、医師の診察、投薬、外科的処置は、医師の承認がある限り、問答無用で完全にカバーされる。
これは無理な話ではない。保険に加入していない人が人口の0.5%しかいないドイツでは、医療費がGDPの10.7%に過ぎないのに対し、ここアメリカでは16%である。病院が政府によって運営されているノルウェーでは、国民一人当たり年間210ドルの控除があり、その後は政府がすべて負担している。ドイツ同様、ノルウェーの医療費全体は米国の約60%である。
歯科、眼科、精神科全部含めてだ。
要求その3:軍事費の8割削減
私たちは世界の警察官ではない。狂気の連続殺人犯なのだ。 米国は、侵略、占領、暗殺、脅迫、爆撃のために年間8000億ドルを浪費しており、我々に害を与えない人々のインフラを破壊している。これは、次に支出が多い9つの軍国主義国を合わせた額よりも多い。そして、これらの国の人口の合計は、米国の10倍である。
米国防総省の予算を削減すれば、世界はより安全なものになる。米国の戦争や代理戦争が減れば、反米主義が減り、新たなテロ攻撃の可能性も減る。言うまでもなく環境保護にも大きく貢献するだろう。
このような節約によって可能になるのは…
要求その4:4年制大学の無償化
米国の若者は長い間、悪魔の取引を強要されてきた。大学の学位がなければ、まともな給料の仕事はできないと言われてきた。大学は非常に高価であるため、学生ローンの負担を受け入れなければならない。卒業後、運が悪かったり、不景気だったり、職場が変わったりして、十分に稼げなかったとしても、残念だが、支払わなければならない。破産してもローンを帳消しにすることはできない。
政治家を所有する企業が就職希望者に大卒であることを要求するなら、大学の学位は無料にすべきだ。39カ国が大学無償化を行っている。私たちは、ケニア、アイスランド、パナマと同じように、それをすべきだし、する余裕がある。
要求その5:先導して最も恐ろしい兵器を禁止する
世界で最も攻撃的な軍国主義国家であり、最大の国際的武器商人である米国だけが、私たちが始めている軍拡競争を阻止する立場と力を持っている。米国は、現在表明している核兵器による先制攻撃という非常識なオプションを放棄し、他のすべての核保有国にも同じ約束をするように求めるべきである。 米国は、地雷を使用しないことを誓った世界の80%の国々に加わるべきである。軍事、警察、民生分野におけるドローン兵器の使用を禁止し、他の国々にも同じことを要求すべきである。世界は、殺傷力のある自律型兵器を禁止するために団結しなければならない。この技術で早くからリードしてきた米国は、先導的な役割を果たすことができる。
もっとあるので後日。
https://www.unz.com/trall/heres-what-a-progressive-platform-looks-like/