Questions and Answers
現実は広報よりも優先されなければならない。なぜなら自然は騙されないから。 – リチャード・ファインマン
by James Howard Kunstler
ホリデーの疲れは過去のことになった。議会のレイムダックの悪事(1兆7000億ドルのオムニバス歳出法案草案)は完了した。そして米国の市民は、自分たちの政府によって敷かれたエスカレートするトリップについて何らかの答えを得る時が来たのだ。下院は新しい人の手に渡った。彼らが有能で信頼に足る人物か、それとも〔賭けトランプの〕スリーカードモンテのテーブルをあわただしく動かすだけの素早い指の動きなのか、すぐにわかるだろう。
最も差し迫った問題は司法の周りに存在する。司法委員会の小槌はかろうじて生きているジェロルド・ナドラー(民主党、ニューヨーク州)から、非常に活発なジム・ジョーダン(共和党、オハイオ州)へ渡される。彼はFBI長官クリス・レイに、2020年1月の弾劾の間、FBIがハンター・バイデンのラップトップを所有したままバイデン家といくつかの外国、特にウクライナの当局者との間のビジネス取引メモという形で豊富に含まれている立証能力のある証拠を弁護側に提供しなかったのはなぜかということを尋ねる必要がある。結局のところ、弾劾は、まさにそれらの事柄についてトランプ氏が行った電話での問い合わせに掛かっていたからだ。その電話には正当な理由があったのか、なかったのか。明らかにあったし、レイ氏の行為は最高度の司法妨害に見える。
ジェームズ・コマー下院議員(ケンタッキー州、共和党)は下院監視・改革委員会の委員長として登場する。彼は数ヶ月前に、ハンター・バイデンの税金や、彼の新しい「アーティスト」としてのキャリアをサポートするためにお金を出した人など、興味深い問題について公聴会を開くと発表した。
我々はハンター・バイデンに関して国家安全保障上の懸念を持っている。彼が3日間ほどアーティストとして活動しアート作品を50万ドルで売ったとき、その高価な作品を誰が買ったかを覚えているかどうかを我々は知りたいのだ。ジョー・バイデンがロシア人とロシアのオリガルヒに制裁を加え始めた時に、なぜ奇しくもハンター・バイデンにお金を払ったロシアのオリガルヒが制裁リストから外れたのか、その理由を知りたいのだ。ハンターの怪しい取引とバイデン政権への影響については多くの質問がある。
次に、レイはFBIのソーシャルメディアへの 侵入について答えなければならない。 FBIのトップ弁護士であるジム・ベーカーはなぜTwitterの検閲責任者であるヴィジャヤ・ガッデの右腕として雇われることになったのだろうか。またワクチンの安全性や選挙の不正など、国家にとって極めて重要な事柄に関するニュースや人物を検閲するというFBIの要求に、レイはどう関係しているのだろうか?100人以上の元連邦捜査官が、どのようにしてFacebookやGoogleなどのプラットフォームに上陸したのだろうか?なぜレイは憲法修正第1条の道を閉ざすことにしたのだろうか?
次は、メリック・ガーランド司法長官だ。公判前の1月6日の暴動の容疑者が事件から2年も経っているのに保釈もされず、老朽化したワシントンDCの連邦刑務所に拘留されているのはどういう理由によるのだろうか?それはアメリカの法の適正手続きにどう合致するのだろうか?彼はハンター・バイデンのラップトップの存在とそれが含まれている証拠について何を知っていたのだろうか?彼はそれについて何をしているのか?ガーランドは、人種や性的な事柄に関する教育委員会の方針に抗議する親たちを、どうして起訴のターゲットにしたのだろうか?もちろんガーランドは、これらの質問はすべて「進行中の捜査に関わるものである」という策略を使って、回答を免れるつもりだ。ジョーダンは、その嘘のボディガードを突き崩すために、頭脳明晰な主任弁護士を雇った方が良い。
1月6日の暴動に関する特別小委員会が解散したら、この問題をアンディ・ビッグスの犯罪・テロ・国土安全保障小委員会に引き渡せばいい。ナンシー・ペロシの事務所(議長室)が、あの日、トランプ・ホワイトハウスからの国防軍保護の申し出を断った理由について、ナンシー・ペロシのスタッフから話を聞こう。また、2日後にその職を辞した当時の議事堂警察署長、スティーブン・サンドの話も聞いてみよう。困惑してか、または不名誉でか?レイとガーランドを呼び戻せ。1月6日の暴動の前夜と当日に、何人の連邦捜査官が群衆の中にいたのだろうか?議事堂への侵入を煽ったレイ・エプスはなぜ起訴されなかったのか?磁気でロックされたドアを内側から開けたのは誰なのか? 等々だ。アシュリ・バビットの射殺でマイケル・バード巡査を起訴しなかった決定過程は何だったのか?
1月6日の暴動は、我々の政府がその政敵を困らせて罰するために仕組んだものだと考えても、そんなに不適切でないと思う。憲法修正第1条の「平和的に集会し、不満の解消を求めて政府に請願する権利」を利用して、その日ワシントンDCに集まった群衆は、それを実行に移すために来たのである。ちょっと手を加えただけで、都合のいい大失敗になったのは面白い。罠にはまったのだろうか?そして、ソーシャルメディアや企業のニュースに対する政府のコントロールと干渉は、演出された暴動が「反乱」であるという物語を強化した。これは、政府が国民に対して育てた、現代の多くの実際の「大きな嘘」の一つである。
この新しい議会で、早急に始める必要がある他の質問をいくつか紹介する。国土安全保障省のアレハンドロ・マヨルカス長官から、どうしてアメリカとメキシコの国境は完全に開放されているのか、どうして彼の職員がアメリカ中の不法滞在者を移送しているのか、どうしてメキシコでベネズエラ人や他の選ばれた外国人に「上級認可」と「2年間の仮釈放」を与えるプログラムを実行し、通常の入国港からアメリカにこっそり入国させているのか、聞くことができるだろうか?
そして新型コロナをめぐる巨大な疑問の嵐がある。その起源。ぶざまなmRNA「ワクチン」の試験。アンソニー・ファウチ博士、デボラ・ビルクス、その他多くの人々による2020年の緊急事態の管理。3年間陰に隠れていた他の2人の主要人物、ノースカロライナ大学の疫学者ラルフ・バリックとエコヘルス同盟のピーター・ダスザックの果たした役割。mRNAワクチンメーカーを責任から守る緊急使用許可を維持するために、安全でFDAに承認されたイベルメクチンやヒドロキシクロロキンを使った早期治療プロトコルを悪者扱いしたこと。ロッシェル・ワレンスキー率いるCDCが数字をごまかし、不利なデータを含むウェブページを削除したこと。機関からの報告はないが保険会社の統計を通じて障害や死亡のケースが増加していること。そしてまた、いわゆるパンデミック(ほんとにそうだったのか?)に関する公式の物語に従うようソーシャルメディアのプラットフォームが強要されていること。
そして、そこにつぎ込まれた税金の額ではかると米国の51番目の州であるウクライナを取り巻く闇。今後数週間から数か月の間に、多くの誰かが、多くの事柄について多くの「説明」をするべきである。真実の答えを得ることができれば、米国はより良い国になるだろう。