Nato Continues Its Disarmament
by b
NATOは自身の軍備縮小を続けている
フランス、ウクライナに強力なカエサル榴弾砲12基を追加派遣へ{1}。
フランス国防省のセバスチャン・ルコルヌ大臣は、フランスがキエフにカエサル榴弾砲12基を追加で派遣すると発表し、「ウクライナ人にとって、特にカエサル砲システムは明らかに重要だ」とFRANCE 24のチーフ外信部長ロバート・パースンズは述べた。
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「カエサルはウクライナで大成功を収めたので、さらに12基を手に入れることでウクライナ人たちはきっと喜ぶだろう。これでウクライナに配備されているカエサルは40基を超え、50基に迫る勢いだ。
フランスにカエサル榴弾砲はあと77基しかない。しかし、他の国はもっとひどい。
エストニアは155ミリ榴弾砲を全てウクライナに送る{2}。
エストニアはこれまでで最も大規模な軍事支援の一環として、すべての155ミリ榴弾砲をウクライナに寄贈する。
この支援は1億1300万ユーロ(1億2200万ドル)相当とされており、ロシアの侵略が続く中、キエフの防衛力を高めることが期待されている。
エストニアは現在、NATO標準のFH-70牽引榴弾砲24基を保有している。
榴弾砲とは別に、タリンは155ミリ砲弾数千発とカール・グスタフ対戦車擲弾筒数百発を送る予定である。
この大砲がどのような結果になるか、我々は知っている。
数週間前、ロシアは特別な対砲兵キャンペーンを開始した。専用の対砲兵レーダー、電子戦、空中監視システム、そして精密弾薬を搭載した長距離砲台がこれに従事している。
そこで今日、私はいくつかの事務仕事をして、ロシア国防省が毎日提供する「攻撃リスト」{3}に記載されている、ロシアが主張する砲兵破壊を総括してみた。
以下はその結果である。
https://www.moonofalabama.org/16i/artloss1.jpg
過去7日間で、ロシアはトラック牽引榴弾砲40基、自走榴弾砲32基、多連装ロケットランチャーシステム(MRLS)8基、対砲兵レーダー15基、地方砲兵弾薬庫23基を破壊したと主張している。
その上、651回にわたってウクライナの砲兵陣地と通常の反撃で交戦した。これにより、さらなる損害と損失が発生したことになる。
さらに、55発のMLRSロケット弾とHARM対レーダーミサイルがロシア防空網に迎撃された。
もしあなたがロシアの現地報告が数字を誇張していると思うなら、それはありそうなことなので、単純に半分で計算するといい。
たった1週間で、エストニアとフランスが約束した数よりも多いのである。
昨日、私はNATOや米国が地上軍を投入して介入する可能性が低い理由を説明した{4}。その理由にNATOの大砲と砲弾の深刻な不足を加えることができる。
NATOは地上軍を武装解除しており、もはや戦闘能力はないのである。
Links:
{2} https://www.thedefensepost.com/2023/01/24/estonia-sending-howitzers-ukraine/
{3} https://eng.mil.ru/en/special_operation.htm
{4} https://www.moonofalabama.org/2023/01/size-matters-on-a-us-ground-intervention-in-ukraine-.html
https://www.moonofalabama.org/2023/01/nato-continues-its-disarmament.html#more