Biden Willing to Let Germans Freeze in Blowing Up Pipeline
シーモア・ハーシュのインタビュー
by Tyler Durden
ピューリッツァー賞受賞ジャーナリスト、シーモア・ハーシュは、彼の爆弾報道「How America Took Out The Nord Stream Pipeline」(アメリカはいかにしてノルドストームパイプラインを潰したか) に続き、ドイツの Berliner Zeitung {1} 新聞とのインタビューで、大胆でリスクの高い秘密作戦の背後にあるバイデンホワイトハウスの意思決定にさらなる文脈を提供した。
ハーシュは、「米大統領は、ドイツがウクライナを支援しなくなる可能性を見るよりも、むしろドイツが凍るのを見たいのだ」と断言した。
彼は現実にはウクライナ紛争は「西側にとってうまくいっていない」と説明し、ノルドストリーム2が「国際的な制裁ではなく、ドイツ自身によって保留にされ、米国は寒い冬を理由にドイツが制裁を解除することを恐れた」ことを覚えておくことが重要であると述べている。
そして伝説の調査ジャーナリストは強調した。
ポイントは、バイデンはこの冬ドイツを凍らせることに決めたということだ。米大統領は、ドイツがウクライナへの支援をやめる可能性より、むしろドイツが凍結するのを見たかったのだ。
ハーシュはまた、彼のSubstackを更新し、彼の情報源に基づくさらなる詳細が発表されると予告してるいる。「こうご期待」と彼は言った。「まだ一塁だ・・・」と書いている{2}。
この冬の安いガスの不足についてドイツ政府に考え直させないために行ったジョー・バイデンの決定について、もっとわかることがあるかもしれない。
一方ロシアは、ノルドストリーム破壊工作の件で、国連安全保障理事会の特別会合を招集する準備を進めているという…
⚡️ ロシア、ノルドストリームでの爆発事件をテーマに国連安保理特別会合の開催を準備中-ラブロフ pic.twitter.com/ahBdopCSwp
– ウォー・モニター (@WarMonitors) 2023年2月15日
国連ロシア代表部は15日、この会議を2月22日に計画していると発表した。これはモスクワがバイデン政権に対しハーシュが明らかにした疑惑や報道に関連した回答を要求した後のことである。
これまでのところ主流メディアはハーシュの調査結果について完全に沈黙しているが、ロイターは遅ればせながら水曜日次のように認めた{3}。
米国の調査ジャーナリスト、シーモア・ハーシュは、バルト海の下にあるロシアが運営するパイプラインへの攻撃はジョー・バイデン米国大統領の指示で昨年9月に実行されたとブログに書いた。
ホワイトハウスはこの報告を “全くの虚偽で完全なフィクションである “と断じた。
しかしこれまで、米国の高官たちはノルドストリーム・パイプラインの爆発事故のニュースを歓迎していると、露骨に公然と認めてきた。ビクトリア・ヌーランド国務次官による以下の上院での証言のような最近の発言は、非常に明白である…
上院の公聴会で、アメリカのトップ外交官ビクトリア・ヌーランドは、ノルドストリーム2パイプラインの爆発を賞賛した。
「クルーズ議員、あなたと同じように、私も、そして政権も、ノルドストリーム2が、あなたが言うように、海の底の金属の塊になったことを知ってとても満足している」pic.twitter.com/KS5OM4N165
– アーロン・マテ (@aaronjmate) 2023年1月27日
パイプラインの破壊工作で政権が「非常に満足している」と露骨に言ったヌーランド発言は米国および世界中のあらゆる主要新聞で取り上げられるべきなのに、既存メディアや大手ニュースネットワークではほとんど注目されていない。しかし、これはハーシュが最新のインタビューで指摘したことにほかならない。ベトナム戦争中のソンミ村虐殺事件にさかのぼる米国政府の秘密を暴露した彼の報道は、無視するのが不可能になるまで最初はしばしば無視され、抵抗さえされるが、ずっと後になって遅まきながらそれが真実だと認められてから、広く賞賛されるのである。
Links:
{2} https://www.rt.com/news/571532-new-nord-stream-report-hersh/