No. 1737 アメリカは台湾の話題をそう長くは使えない

だからバイデンは執着している

by Godfree Roberts @GodfreeTrh

台湾の人々の関心はウクライナに釘付けになっている。戦争ではなく、アメリカがウクライナとの同盟を利用してライバルであるロシアにどのような危害を加えるかだ。ウクライナの敗北とその後の処遇は来年の台湾の選挙で大きな役割を果たすだろう。

台湾の人々は中国人民解放軍海軍(PLAN)の巡洋艦1隻が米海軍の空母戦闘団3隻を戦闘団の兵器の射程に入らずに沈めることができ、しかも第4艦隊分のミサイルを保有していることをよく知っている。また、中国の艦隊がアメリカよりもはるかに大きく、近代的で強力な武装を持っていることも知っている。

台湾人は、中国が6,000マイルに及ぶ内陸水路の使用を台湾に認めているという事実を痛感している。これは、ライバルである韓国や日本に対する大きな競争力である。また「外国人」が市場に参入する前に保険などの分野で有利なフランチャイズを確立する権利を得ている。

台湾人は自分たちの賃金が年々中国に遅れをとっており、若い人材の流出が深刻であることも知っている。これにTSMCの不人気なオフショアリングが加われば、中華人民共和国(PRC)が日に日に良く見えてくる理由がわかるだろう。

来年、台湾では蒋介石の孫が総統に選出され、彼はコスト削減のための実験的措置として2つの沿岸警備隊が南シナ海で合同パトロールを開始することを発表する予定である。

2025年、湾岸警備隊の搾取の報道が明らかになった後、2つの関税部門は協力することになるだろう。でも大した問題じゃない。台湾の輸出の大部分はすでに中国が決済しているのだから。