No. 1823 あなたは誰を信じられる?  

Who Can You Trust?

   民主党がジョー・バイデンの年齢について泣き言を言うのを聞くのはもう聞きあきた。あの男は統治の仕方を知っている。民主主義を守るために黙って投票すればいいんだ。

    – ロブ・ライナー、ハリウッドの映画プロデューサー

by James Howard Kunstler

世界保健機関(WHO)が、将来のパンデミック発生時に地球上のすべての主権国家にその意思を押し付ける計画を立てていることは、あなたも知っていると思う。つまり、例えば、WHOがアメリカに対して、ロックダウン、ワクチン、ワクチンパスポートの命令を出せば、アメリカ国民はそれに従わざるを得なくなるというものだ。

なぜ「ジョー・バイデン」政権がこのようなグローバリストの戯言に従うのかは現代の永遠のナゾの1つだが、ジュネーブの連中が考え出すその他すべてのもの、例えば農家や石油生産への攻撃、男女間の関係や個人のプライバシーへの攻撃、西洋文明全体の経済自由への攻撃など、すべてのことに協力している。まるでそれらを一掃するために残業しているかのようだ。そして、それに私たち全員が巻きこまれている。

西洋文明の痛めつけられた市民が彼らのゲームに気づき、落ち着きを取り戻しているため、彼らはそのために残業しているのだと思う。つまり、ジュネーブの連中は、サーカステントの中央柱が倒れ、世界の国々が時代の流れに従って非中央集権化の方向に進み、彼らの壮大な計画がすべて失敗に終わる前の、時間との戦いに挑んでいるのである。

「ジョー・バイデン」政権は、このWHOの取り決めが実際には条約であり、上院の3分の2以上の投票による批准が必要であるという現実を無視したふりをしているが、それが批准されることなどあり得ない。いずれにせよ、WHOに、つまりその長官テドロス・アダノム・ゲブレイエスにアメリカ市民を巨大な家畜の群れのように乱暴に扱う権限を渡すことなど、明らかに違法なのである。

サーカスのテントの中央柱はぐらつく世界経済である。サーカスの3つのリングの上のキャンバスをかろうじて支えているにすぎない。中央のリングでは、バイデン一家の犯罪事件という死に物狂いのスペクタクルが、大勢の観客(私たち)の前で繰り広げられている。今週FBIが銃を発砲し、銃口から煙が立ち上っている。FBI長官のクリストファー・レイは、バイデンが副大統領だった頃、バイデンファミリーが外国企業から500万ドルの賄賂を受け取ったとする、「信頼できる」機密情報源、つまり情報提供者からの証拠書類を3年間放置していたことを確認させられた。

もちろん、バイデン大統領の次男、ハンター・バイデンのノートパソコンに記録されているように、これは他の多くの賄賂の中の1つに過ぎず、辞任または弾劾を要求する反逆的行為であることは間違いない。このようなことが今後数週間、数ヶ月と続く中で、アメリカ人が「ジョー・バイデン」がWHOに国家主権を明け渡すような侮辱をさらに受け入れる気分になると思うだろうか?

とにかく、自問自答してほしい。いったいなぜWHOを信用するべきなのだろうか?WHOはコロナで世界に罠を仕掛けることに参加しなかっただろうか?ロックダウンは効果があったのだろうか?彼らは十分な数の企業を破壊し、家庭を破壊したのではないだろうか?ワクチン接種プログラムはどうなっているのだろうか?効果があるのか?安全か?そう、それほどでもないようだ。多くの人々を殺し、免疫システムを破壊し、生殖器官を不妊化し、重大な障害を引き起こし、人生を狂わせている。

もちろん、WHOもアメリカの医療当局も、3年以上にわたってコロナウイルスが研究室でどのように作られ、どのように世界に流出したかを解明することに微塵の興味も示さなかった。最近、ゲブレーサス博士は、もっと深刻なパンデミックが世界を襲うことを警告している。え、ほんと? 私たちが知らない何を彼は知っているのだろうか?世界中の研究所で、新たなキメラ病原体を作り出そうとする新しい試みが行われている可能性があること?(2022年にウクライナで戦争が始まったとき、そのような研究所が何十も発見されたことは知っているだろう)。それを止めるためにゲブレイエスス博士は何をしているのだろう?

もし米国の組織や市民がこの「研究」に関与しているのなら、WHOはなぜそれを止めさせるために政府の指導者に警告しないのだろうか?(するだろうか?わからない。) そして、今回の背後にいるのは誰なのだろうか? コロナのときと同じように、またエコ・ヘルス・アライアンスなのだろうか?ところでこの組織は昨年秋、コウモリのウイルスを「研究」するために国立衛生研究所(NIH)からまた多額の助成金を得ている。

WHOはまったく信用できない。「信頼の地平線」(「theautomaticearth.com」の故ニコル・フォスが提唱した概念)は縮小している。もはや遠くの権威を信用することはできない。米国連邦政府(特に「ジョー・バイデン」の背後にいる行政府)も信用できない。世界が非中央集権化するのと同じように、信頼の地平線は縮小している。これこそあなたを含むすべてを支配しようとするグローバリストの歪んだ野望の背後にある最も大きな矛盾なのだ。すべてを縮小化し、再ローカル化し、そして主権者である個々の人間を再確認する方向に向かっている現在の人類の歴史の潮流に、彼らは逆らっているのである

この傾向は、巨大小売チェーン、巨大医療機関、ヘッジファンド、大銀行など、巨大なスケールで組織されたものが崩壊し始めるとますます顕著になっていくだろう。世界にもはやグローバリズムの余力はない。アメリカにも、国家としてのまとまりを維持する力があるのだろうかと思うほどである。連邦政府は、財政的に破綻しているだけでなく、道徳的にも破綻しており自国民に対して戦争を仕掛けることを決めている。どれも満足のいくものではなく、どれもうまくいっていない。今こそ、誰が、何を信頼できるかを見極め、それに従って行動する時なのだ。

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ケイティ・ブリューの弁護基金への寄付をお願いします:https://www.givesendgo.com/GANF9.

2023年4月、認定看護師助産師(CNM)のケイティ・ブリューは新型コロナワクチンを接種していない人々にワクチン接種済カードを渡したとして、「米国を欺くための共謀」の罪で東部合衆国地区連邦裁判所に起訴された。彼女の答弁は、ワクチンは効果がなく有害であり、それを投与することは医療専門家のヒポクラテスの誓い(First do no harm)に反するというものである。不誠実で執念深い連邦政府を相手にした彼女の法廷闘争は、彼女の支払い能力を超える弁護士費用を必要としており、裁判プロセス自体が罰であることを思い知らされる。

ケイティはまた、2021年7月に遠隔健康訪問でイベルメクチンを処方したことで、ニューヨーク州ライセンス委員会から「職業上の不正行為」で告発されている。米国内の他の多くの医療従事者も同様の迫害を受け、診療免許を失った人もいる。ケイティは2022年3月よりニューヨークの職業規律局による調査を受けている。2023年5月現在、決定には至っていない。ケイティ・ブリューの弁護基金への寄付:https://www.givesendgo.com/GANF9.

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