15 Questions That Are More Useful Than …
… “What Presidential Candidate Should Americans Vote For?”
by Caitlin Johnstone via Medium.com
アメリカで大統領選挙があるといつも選挙戦やその候補者についてよく意見を求められたりする。なぜならメディアがそればかり報道するのでアメリカ人の頭の中では大統領選が中心的なテーマとなり、メディアの影響があることをかなり意識していたとしても、大統領選が彼らが話したい主要なテーマとなることが多いからだ。
アメリカ人が誰に投票すべきかについて、私は繰り返し言っている{1}。そもそも最初から投票していない混乱状態からは、投票によって解決することはできないという事実以外、私は本当に何も言うことはない。
しかし、その代わりに私はアメリカの友人たちに、”どの大統領候補に投票すべきか?”という質問よりも、彼らや彼らの国にとっておそらくずっと役に立つであろう質問をいくつか提示することならできる。
以下はそのような15の質問である:
1 なぜ誰に投票しても何も変わらないのか?
2 なぜアメリカの外交政策は、大統領の政党や綱領にかかわらず、いつも同じ軌道をたどるのか?
3 なぜ有権者の人口が二つの政治派閥に完全に分かれ、どちらの側も十分な多数派を獲得せず、社会を意味のある方法で民主的に変革することができないのか?
4 3のような膠着状態が、常に富裕層や権力者、戦争好きな人々を利しているように見えるのはなぜか?
5 富裕層の影響力、民営化、グローバリゼーション、環境破壊的な資本主義、核瀬戸際政策など、最も重大なアメリカ政府の政策が公約としてのぼらないのはなぜだろうか?私たちが投票することも、それを実現することを公約に掲げて選挙運動を行った人物を選ぶこともしていないのに、なぜ国民の利益に反した、これらのことが起こり続けているのか?
6 私たちが誰を選んでも連邦政府の行動が変わらないのであれば、私たちが選んだのではない、政府の政策決定に関与する組織が他にも存在するということなのだろうか、そして彼らは、選挙で選ばれた政府の出入りに関係なく、影響力のある地位にとどまっているのだろうか?
7 もしそうだとしたら、それは誰なのか?この国で本当に指示を出しているのは誰なのか?
8 この国、この政府、この政治プロセス、そしてこの世界について、私たちが聞かされてきたことはすべて真実ではないのだろうか?
9 もしそうだとしたら、私たちが小さい頃から学校やメディアは私たちに嘘を教え続けてきたという事実は、何を示唆しているのか?
10 このような嘘を社会全体に流し続けているのは、どのような力によるものだろうか?表向きは自由な報道機関が、毎日、毎年、何世代にもわたって、多かれ少なかれ同じ嘘を西側世界全体に流し続けているのはなぜだろう?
11 私たちの選挙制度全体が、オリガルヒや帝国経営者に邪魔されずに国を運営させるために、国民に支配しているような錯覚を与えるために作られた見せかけだという可能性はないだろうか?
12 もし選挙制度がまやかしだとしたら、私たちが切実に必要としている変化をどのように実現すればいいのか?
13 偽の選挙で見せかけの一票を投じることなく、米国に変化をもたらす方法は他にあるのだろうか?
14 偽の選挙で見せかけの票を投じるという見せかけの方法こそが、私たちの目をそらすためにあるのではないだろうか?
15 1年半後のホワイトハウスで誰が大統領に就任すべきかを議論することにエネルギーを費やすのではなく、意味のある変化を前進させるための他の可能な手段を検討することにもっとエネルギーを費やすべきなのではないだろうか?