No. 2034 中国は脅威ではない

China is not a threat

米国の説明を論駁する

by Percy Allan

このシリーズでは、「中国の脅威」に関する米国のナラティブがどのように西側の安全保障コミュニティに定着してきたか、また「中国の脅威」というナラティブが米国の共和党と民主党によっていかに構築され、深く分裂された米国を国内で団結させるために考案された「国旗を囲む集会」効果を生み出そうとしてきたかを探る。

私はこのシリーズで、なぜ中国が脅威ではないか7つの理由をあげている。それらは、中国には帝国の遺産がないこと、中国の外交政策は(他のいくつかの国家のように)超国家主義的ではないこと、中国には領土的野心がないこと、中国はイデオロギーを輸出していないこと、中国が執着しているのは分離独立であること、中国の焦点は何よりも経済的関心にあること、そして最後に、中国の軍隊は防衛のために作られたもので、他国を脅すために作られたものではない、ということである。

中国との戦争は避けることができる。なぜなら中国は戦争をしようとしていないから。しかしもし、米国が中国をロシアとおなじように孤立させ、あらゆる紛争を一か八かの問題にエスカレートさせ、台湾を主権国家として認めれば、戦争は避けられないと思われるまで緊張が高まるだろう。米国の反中タカ派はすでにそれを想定している。

同様に、オーストラリアは中国を敵と見なすのをやめ、その代わりに、イデオロギー的または軍事的にではなく、外交的、商業的に世界と関与したいと考えている台頭する経済大国として見るべきである。

シリーズ全文は以下:

パート1: 中国が脅威でない理由:中国嫌いが米国を団結させる

中国への憎悪は、今や米国の民主党と共和党を結びつける唯一のテーマである。敵がいることを認識することは、敗北が確定するまで、深刻に分断された米国を内部で団結させるのに役立つ。この3部構成のシリーズは、『中国の脅威』に関する米国のナラティブが西側に定着した理由と、なぜ中国が脅威でないかについて探る。

パート2:中国が他国を征服しようとしない理由

中国は、自国の国境問題を解決して確保する以外、他国に対しては何も主張していない。壮大な領土的野心を持つ国はそれを隠すことはない。この3部構成の第2部は、中国が他国を征服・占領する計画を持たない理由を探る。最初の記事は中国が他国を征服したり占領したりすることを計画していない理由について、米国がどのように語っているかを探っている。

パート3:中国の軍隊は防衛のために作られたのであって、他国を脅かすためではない

最後のパートでは中国が陸海軍の拡大に重点を置いているのは、国境と海上貿易の防衛が焦点にあり攻撃ではない理由について探る。最初の2部では「中国の脅威」に関する米国のナラティブが、いかにして西側の安全保障に定着したかを探る。

パーシー・アランAMは、Evidence-Based Policy Research Project (2018~2022)の議長を務めた。シドニー工科大学公共政策ガバナンス研究所客員教授。元NSW州財務長官、NSW州政府のコストと質に関する首相評議会議長。

China is not a threat: debunking the US narrative