No. 2340 トランプが選んだ閣僚はイスラエルに狂信的なネオコンのタカ派ばかり

Trump’s Picks Are All Neocon Warhawks Ferociously Devoted to Israel

by Mike Whitney

トランプのタカ派的な閣僚人事は、米国の最悪の介入主義者たちの再結集のように見える。「戦争反対」を訴えていた人物が、明らかに次の戦争を熱望している閣僚たちを任命した。    @ghida_fakhry

 それはトランプの親イスラエル内閣ではない。イスラエルの偽アメリカ内閣だ。
         Alon Mizrahi @alon_mizrahi

 もう最悪!始まる前から終わってる!   Nick@NickJ132388

もしジョージ・W・ブッシュが3期目の大統領に選出されていたら、彼の内閣はこんな感じになっていただろう。ルビオ、ウォルツ、ステファニク、ヘグセス。彼らの中に平和主義者はいない。反戦候補者もいない。不介入主義者さえもいない。選ばれた人はすべて、世界で最も悪名高い嫌われ者国家イスラエルと足並みを揃えて進むことを誓う、強硬派の右翼戦争推進派ばかりである。

まずはトランプが選んだ国防長官から始める。国防総省を監督し、国防政策の主要な立案者およびアドバイザーを務める長官にトランプはフォックス・ニュースの司会者で、「イラクとアフガニスタン、そしてグアンタナモ湾で勤務した軍歴を持つ」ピート・ヘグセスを指名した。ヘゲセスは行政能力や経験はないが、軍の「Woke」政策に関する大統領の見解に賛同するトランプの忠実な支持者である。さらに重要なのはヘグセスは筋金入りのイスラエルファンであり、ユダヤ国家の利益は米国の利益と不可分に結びついていると考えていることだ。マイケル・トレーシーのTwitterに掲載された、ピート・ヘグセス著『アメリカン・クルセイド、自由を守るための戦い』(2020年)からの抜粋を見てみよう。

簡単に言えば、イスラエルがなぜ重要なのか、そして、アメリカがその最大の体現者である西洋文明の物語において、なぜイスラエルがこれほどまでに中心的な存在なのかを理解できないのであれば、あなたは歴史を生きているとは言えない。アメリカの物語は、ユダヤ・キリスト教の歴史と現代のイスラエルと密接に結びついている。イスラエルを愛さずともアメリカを愛することはできるが、それはあなたの聖書と西洋文明に対する知識がひどく不完全であることを物語っている…

 もしあなたがアメリカを愛するなら、イスラエルを愛するべきだ。私たちは歴史を共有し、信仰を共有し、自由を共有している。私たちは自由な人々、自由な表現、自由な市場を愛している。そしてアメリカは、それを守るために2つの広大で美しい海に恵まれているが、イスラエルは、かつてその存在を抹消しようとした、あるいは今も抹消しようとしている国々に四方を囲まれている。

戦いはイスラエルの国土でも続いている。FOX Nationの仕事や個人的な旅行でイスラエルを訪れるたびに、私はイスラム過激派と彼らを支援する左派が新しい方法でユダヤ人の歴史や伝統を否定しようとするのを見つける。今日、エルサレムのイスラム過激派は、ソロモン王が建て、ヘロデが再建した聖殿は存在しなかったと主張しようとしている。どうやら彼らは、アブラハムからイエスに至るまでのユダヤ人が、その特定の土地で犠牲を捧げたり、建造物を建てたり、礼拝を行ったりしたことはなかったと、私たちに信じ込ませたいようだ。「神殿否定」は、彼らがユダヤ人とユダヤ国家を消し去ろうとするための、また別の手段である。もしもこれが妄想ではないとすれば、最近、イエスの生誕地であるベツレヘムを訪れた際に、パレスチナ人が今ではイエスはユダヤ人ではなく、パレスチナ人であったと主張していることを私は知った。この件については、私のFOX Nation制作のドキュメンタリー「聖地での戦い」と「ベツレヘムでの戦い」をご覧いただきたい。{1}

 国防長官は大統領とアメリカ国民に対する責任を果たすために公平である必要はないが、ヘゲセスの親イスラエル的な熱狂が米国の政策実施にどのような影響を与えるのかは気になるところである。例えば、ハマスとの停戦交渉が行われている間、イスラエルへの爆弾や致死兵器の供給をすべて停止するようヘグセスが命じられた場合、ヘグセスのようなキリスト教シオニストは、そのような命令に従うのか、それとも自身の深い信仰心に従って行動するのだろうか?

私には答えられないが、明らかに利益相反があるのだから、もしトランプの目標が本当に「アメリカ・ファースト」ならば、それはレッドフラッグ(警告)となるはずだ。

そういえば、ヘグセスはイラン強硬派でもある。これはトランプ陣営のあらゆる役職に就くための必須条件のようだ。以下はAxiosの記事からの引用:

 イスラエルへの強い支援に加え、ヘグセスはイランに対しても強硬な姿勢を示している。彼はイラン革命政府を「悪の政権」と呼び、2020年にはイランが「核能力に関する協議のテーブルに戻りたい」のであれば、「足を引きずりながら、物乞いをする」べきだと発言した。…

 「時々そういう瞬間に、私は、イランの核武装を阻止しようとして、もはや問題を先延ばしにすることはできないと信じている」とヘグセスはFox & Friendsに出演した際に語った。

 「今こそ、こう宣言するのにふさわしい時ではないだろうか。“我々は時計をスタートさせる。わらわれがおまえのエネルギー生産施設を破壊するまでにおまえたちには1週間、x時間ある。われわれは主要インフラ、ミサイル基地、核開発、港湾能力を破壊する”」{2}

それはあなたにとって道理にかなったアプローチに聞こえるだろうか、それとも地域紛争への早道だろうか?

そして、これは選挙前にトランプが放言していた不干渉主義のたわごととどう整合するのか? すべては見せかけだったのか? そして、どうか、ヘグセスが十分に審査されていなかったとか、トランプが彼を起用する前に彼の政治的見解を知らなかったなどと言わないでほしい。そんなことはありえない。ヘグセスは強硬派で好戦的な国粋主義者であり、最近では停戦を求める世論を「ハマスによる恐喝だ」と一蹴した人物であり、バイデンの中東政策の問題点は厳しさに欠けることだけだと考えている人物だ。そしてトランプが選んだ人物は皆そうである。彼らは皆、イスラエルに猛烈なまでの忠誠を誓っており、イランとの戦争に熱狂的に賛成している。

二重の忠誠心を持つピート・ヘグセスについて{3}

典型的な穏健派であるダニエル・マクアダムスはヘグセスについてこう要約している:

 次期大統領のドナルド・トランプが国防長官に指名した人物は、間違いなく狂人だ。マンソンを思わせるカルト信者だ。文字通り、精神病院に入院すべき人物だ。人類を滅ぼす終末戦争を切望し、そうすれば、彼が歪んだ形で理解する神が現れ、彼のカルトの信仰に改宗しない者(ユダヤ人を含む)を皆殺しにするだろうと考えている。これは本当に危険な人物だ。この人物が我々の軍事機構を動かしている。狂人たちが精神病院を占拠したのだ。{4}

ひどい。結局ラムズフェルドは最悪の国防長官ではなかったようだ。

次に、マルコ・ルビオ、または2016年の選挙戦中、トランプが「リトル・マルコ」と呼んで可愛がっていた人物だ。トランプが国務長官に指名したルビオは、ジョン・ボルトンやリンゼイ・グラハムの考えと少ししか変わらない、先制攻撃論者であり、後から質問するタイプの戦争推進派である。平和活動家のメデア・ベンジャミンによる最近のビデオでは、イスラエルの巨大な国旗の隣に立つルビオ上院議員の事務所の外に立つベンジャミンが次のように述べている:

 私たちは今、マルコ・ルビオ議員の事務所の外にいる。彼が次期国務長官としてトランプ氏に選ばれたことはご存知だと思う。私たちは以前にも彼の事務所を訪れたことがあり、外にイスラエルの国旗があることにずっと興味を持っていた。そして、おそらく彼は、忠誠心が100%米国政府にあり、イスラエル政府にはないことを示すために、その旗を撤去するだろうと思っていた。しかし、なんと、その旗は今も掲げられたままである。このことは、彼が国務長官としてどこに忠誠を誓うことになるのかを、かなり明確に示している。{5}

もしルビオがロシアの国旗を自分のオフィスの外に掲げたり、パレスチナの旗を掲げたりしたらどうなるか想像してみてほしい。どんな反応が返ってくると思うだろうか? 納税者が負担した公費で提供されたオフィスの前に、外国の国旗を掲げることは、本当に米国の上院議員としてふさわしいことなのだろうか? マイケル・トレーシーによるルビオに関する情報:

 マルコ・ルビオは、おそらくヒラリー・クリントンと肩を並べる、次期政権においてここ数十年で最も強硬な介入主義国務長官となるだろう。 間違いなく、G・W・ブッシュ政権では比較的「現実主義」派であったコリン・パウエルを凌ぐだろう

そして、ユダヤ系通信社The Jewish Telegraphic Agencyによるルビオに関するさらなる情報は以下の通り:

 次期大統領のドナルド・トランプは、国家安全保障チームにイランへの最大限の圧力を支持する親イスラエルのタカ派を起用する。月曜日の報道によると、トランプはフロリダ州選出の2人の同盟議員を要職に任命する予定である。上院議員のマルコ・ルビオ氏は国務長官に、マイケル・ワルツ下院議員は国家安全保障顧問に任命される予定である。

 両氏は、イスラエルがイランの核兵器開発計画に対する直接攻撃を行うことを妨げてはならないと主張した。その姿勢は、選挙前にイスラエルに対して「やるべきことをやれ」と促したトランプと一致している。トランプは、報復攻撃においてイスラエルが軍事施設のみを攻撃し、核施設を攻撃していないことを批判したジョー・バイデン大統領を批判していた…

 トランプはまだルビオを正式に指名していないが、同氏の指名待機は広く報道されており、ルビオと長年の関係を持つ共和党ユダヤ人連合(RJC)は同氏を祝福した。

 「トランプ大統領がこの重要な役割にルビオ上院議員を選んだことは、はっきりと大きなメッセージを送っている。“弱腰と宥和政策の時代は終わった”」とRJCは月曜夜の声明で述べた。「ルビオ上院議員が国務省を率いることで、アメリカは同盟国と共に敵と対峙するだろう」と述べた。

 ルビオがフロリダ州政界で頭角を現した理由の一つに、大富豪で自動車販売業者のノーマン・ブラマンの支援があった。ブラマンは、マイアミ大都市圏ユダヤ人連盟の元会長である。彼はイスラエル寄りのカジノ王で、今年トランプの選挙キャンペーンに1億ドルを投じたミリアム・アデルソンと親しいことで知られている…

 10月、イランがイスラエルにミサイル攻撃を仕掛け、イスラエルとレバノンのテログループ、ヒズボラの紛争が激化する中、彼はこうツイートした。「もしどこかの国が180発のミサイルをこちらに発射してきた場合、米国が取るであろう対応をイスラエルはイランに対して行うべきだ。そして、もしテロリストが隣国から対戦車ロケットを撃ち込んで、6万人のアメリカ人がほぼ1年間、家や農場から避難を余儀なくされている状況であれば、我々が指導者たちに要求するであろうことをレバノンで実行すべきだ」

 2016年の選挙では、ミリアム・アデルソンと彼女の亡き夫のシェルドン・アデルソンは共和党候補としてルビオを支持するか、テキサス州選出の上院議員テッド・クルーズを支持するかをほぼ決定しかけていた。 その後、トランプが他の候補を大きく引き離したためシェルドン・アデルソンはリアリティ番組のスターを支持することを決めた。 

ルビオは長年、米国はイスラエルによるイランの核開発施設攻撃を妨げるべきではないと主張してきた。 {6}

国を導く人物を選ぶ際に、アデルソンのような人物がこれほどまでに影響力を持つというのは実に面白い。そして、それだけではない。なぜなら、私たちが目にするように、1億ドルは大統領だけでなく、大統領の閣僚全員をも買収できるからだ。私にはお買い得に思えるが、深刻な腐敗でもある。しかし、ユダヤ通信社のような報道機関が、そのシステムがどのように機能するかを正確に説明し、それが自分たちの利益全体に役立つと自慢するのは都合が良い。まさに「主客転倒(力のある人が、そうでない人にコントロールされる)」ではないか。

そしてトランプはマイク・ウォルツを国家安全保障顧問に指名した。なんとまたもや好戦的なネオコンの一人である。トランプの言葉を借りれば、ウォルツは「アメリカ第一主義の外交政策アジェンダの強力な擁護者であり、力による平和追求の強力な擁護者」となるというのだ。

平和?とんでもない!

一言で言えば、ウォルツはアフガニスタンからの撤退に反対しており、ウクライナへの支援が十分ではないと考えている。また、イランには「鼻っ柱をへし折る」くらいの強打が必要だと考えている。これは、軍事行動への暗黙の支持と解釈できる。マイケル・トレーシーの見解は:

ワシントンD.C.で開催された「アメリカ・ファースト」サミットで、マイク・ウォルツ下院議員(共和党、フロリダ州選出)は、ウクライナから戻ったばかりだとして、米国の兵器システムをウクライナ軍とともに運用するため、戦争地域に米軍の「顧問」を直接派遣するよう求めている。「このクソ戦争に勝とうじゃないか!」と彼は宣言している。マイケル・トレーシー @mtracey

地上部隊? それがウォルツの望みなのか?

確かにそのように聞こえるが、それでトランプのつかまえどころのない平和アジェンダとどう整合するのか? トレーシーのさらなるコメントは以下の通り:

次期国家安全保障顧問のマイク・ウォルツは、ドナルド・ラムズフェルドとディック・チェイニーの下で働いていた。 1週間ほど前、誰もがトランプとチェイニーの間には巨大なイデオロギーの溝があることを確信していたことを覚えているだろうか? マイケル・トレーシー @mtracey

ウォルツは「イランの鼻をへし折れ」と発言している。

https://twitter.com/mtracey/status/1717566648624849222

ケイトリン・ジョンストンによるさらなる情報:

ジョン・ボルトンと同様、ウォルツも好戦的な異常者である。ジャーナリストのマイケル・トレーシーは、発表以来ウォルツの狂気じみたタカ派的な主張の例を自身のTwitterに次々と投稿している。その中には、ウクライナが米国の武器を使用してロシア領土の奥深くまで攻撃することを支持する、ウクライナ問題で積極的な軍事行動を十分に拡大していないバイデンへの批判、イランへの空爆を主張、アフガニスタンからの米軍撤退に反対、イラン、北朝鮮、中国、ロシア、ベネズエラを米国に対する「進軍中」として挙げ、世界的な紛争を引き起こすなどといった主張が含まれている。ウォルツを「中国タカ派」と呼ぶ主流メディアもあるが、状況を見る限り、同氏は米国の公式な敵すべてに対して好戦的なタカ派であるようだ。{7}

さらに、ユダヤ・テレグラフィック・エージェンシーの記事によると:

ウォルツは米下院でイスラエルを最も強力に支援する議員の1人であり、イスラエルはイランの核施設や油田を攻撃することをためらうべきではないと発言している。バイデンはそのような攻撃が米国を巻き込む地域紛争の全面戦争に発展することを懸念し、そのような行動を思いとどまるよう促していた。

「これまでのところ…イランで攻撃されていないものを挙げることは重要だ」とウォルツは10月25日のツイートで述べ、イランの石油施設と核施設を列挙した。「これは、イランの核開発を弱体化させ、彼らの資金源を断つイスラエルにとって最後の最大のチャンスかもしれない。バイデン/ハリスは、イスラエルに必要以上のことをしないよう、再び圧力をかけたのだろうか?」{6}

この引用はトランプの指名した人物がイラン攻撃の機会を狙っているということを示している。一般的な見解は、バイデンはイランに対して「甘く」、イスラエルの安全保障を確保するにはより断固とした「強硬」な行動を取るべき時が来ているというものだる。先に述べたように、トランプの指名した人物は全員、この見解を共有しているようである。

それでも、トランプ氏は海外の戦争を終わらせたいと思っているというのだろうか?

トランプはまた、熱烈なエリス・ステファニク下院議員(ニューヨーク州選出)を米国連大使に指名した。

以下はトレーシーの記事:

トランプが新たに国連大使に指名したエリス・ステファニクは、トランプが以前その役職に就かせていたニッキー・ヘイリーよりも、ある意味ではさらに思想的に狂信的である。ステファニクは、この1年間にでっち上げられた反ユダヤ主義パニックを煽り立てる運動を立ち上げる上で重要な役割を果たし、その功績を称えてアデルソンから賞を授与された。その間、彼女はトランプの政治活動に巧みに取り入った。ステファニクとヘイリーには、目に見える実質的な違いはない。ステファニクは、バイデン=ハリス政権がウクライナとイスラエルへの軍備を不十分とし、中国に卑屈に迎合していると激しく非難している。また、アフガニスタン撤退も原則的に非難している。また、ステファニクと、彼女の前任者である共和党下院会議長のリズ・チェイニーとの間にも、目に見える政策の違いはない。{8}

どうやらステファニクのキャリアにもアデルソンが関わっていたようだ。イスラエルの億万長者がアメリカの政治にこれほど影響力を持っているのは驚くべきことではないだろうか? システム全体が外国の献金者の汚れた金であふれている。私たちは第三世界のクソみたいな国だ。 ケイトリン・ジョンストンが再び登場する:

ステファニクは、大学キャンパスにおける言論の自由を根絶やしにしようとする議会での取り組みで最もよく知られており、憲法修正第一条の権利の重要性を強調するトランプの口先だけを嘘で塗り固めている。彼女はタカ派の沼の怪物であり、ワシントンにある最も嫌悪すべき新保守主義シンクタンクのいくつかで政治キャリアを築き、イスラエルへの米国の軍事的支援に制限を設けることに反対している。今年初め、ステファニクは実際にイスラエルに飛び、イスラエルの国会で演説を行い、アメリカの大学におけるイスラエルに対するジェノサイド的残虐行為に反対するデモ参加者の「反ユダヤ主義」を阻止する手助けをすると誓った。{7}

以下は、トランプに選出された後、名誉毀損防止同盟(ADL)のジョナサン・グリーンブラットからステファニクが受け取った祝辞である:

Mazel Tovから次期米国連大使に指名された@EliseStefanikへ。ステファニクは重要なパートナーであり、キャンパスでの反ユダヤ主義と戦う上で全く恐れを知らない。世界的な舞台で反ユダヤ主義と反イスラエル偏見と戦うために、彼女と協力できることを楽しみにしている。{9}

当然ながら、ジョナサン・グリーンブラットからラブレターを受け取っているのであれば、あなたは間違ったチームでプレーしていることになる。これはチーム・ジェノサイドだ。ステファニクは、その陣営にしっかりと加わっているように見える。

もちろん、これは氷山の一角に過ぎないが、読者がしばらく噛みしめるには十分な材料がある。明らかなのは、トランプがマイク・ポンペオやニッキー・ヘイリーを閣僚に指名しないという大々的に発表されたニュースは、明らかに支持者たちを欺くためのフェイクニュースだったということだ。トランプの支持者たちは「状況が変わった」と信じ込まされたが、実際には変わったのは、トランプが「排除する」と公言していた「沼の生き物」の一員として公式に加わったということなのだ。

最後はケイトリン・ジョンストンの言葉で:

トランプを支持する唯一の知的に誠実な理由は、あなたがごく普通の共和党員であり、富裕層への減税や多様性への寛容性の低さといった標準的な共和党の政策を支持しているからだ。反戦主義や、腐敗の沼をワシントンから一掃したいからという理由でトランプを支持する率直な根拠はない。これは、彼が前回大統領だった時に注目していた人なら誰でも明らかだったことだが、彼が閣僚に据えた好戦的なスワンプモンスターたちを見れば、今でははっきりと明らかだ。いわゆる「MAGA共和党員」が自分たちについて語っている、過去の共和党とは意味のある違いがある新しい特別な共和党の一員というストーリーは、いかなる種類の物的証拠によっても裏付けられていない。彼らは沼の水を抜かない。ディープステートと戦ってもいない。戦争を終わらせるわけでもない。彼らは、共和党が常にやってきたひどいことをやりながら、勇敢な反逆者としてふるまっている。私は共和党全体を軽蔑する。共和党は人類が作り出した最も邪悪なもののひとつだ。{10}

私が言いたかったことだ!

Links:

{1} https://twitter.com/mtracey/status/1856552891605041359

{2} https://allisrael.com/trump-picks-pro-israel-iran-hawk-pete-hegseth-for-secretary-of-defense

{3} https://twitter.com/SuppressedNws/status/1856554028496236556

{4} https://twitter.com/DanielLMcAdams/status/1856559193831923924

{5} https://twitter.com/i/status/1856442185874309318

{6} https://www.jta.org/2024/11/12/politics/trump-taps-iran-hawks-marco-rubio-mike-waltz-for-top-national-security-roles

{7} https://twitter.com/caitoz/status/1856172604652216502

{8} https://twitter.com/mtracey/status/1855993940572287414

{9} https://twitter.com/JGreenblattADL/status/1856078458666803493

{10} https://twitter.com/caitoz/status/1856695083841810557

https://www.unz.com/mwhitney/trumps-picks-are-all-neocon-warhawks-ferociously-devoted-to-israel/