No. 2615 ヨーロッパは新しい清王朝だ

Europe is the new late Qing Dynasty

米国に身を売り渡すことで衰退を悪化させている

By Hua Bin

中国人は幼少の頃から、中国が植民地支配勢力、まずヨーロッパ諸国、その後日本によって受けた屈辱の世紀についての教育を受けてきた。

歴史の授業では全ての生徒が阿片戦争と1894/5年の日清戦争での屈辱的な敗北後、清王朝が締結を強制された不平等条約と莫大な戦争賠償について学ぶ。台湾は第二次世界大戦終了まで日本領になった。

戦争に敗北することなく、このような屈辱が植民地支配者自身に降りかかるという姿を目撃するとは思わなかった。今回は、「同盟国」のヨーロッパ諸国が不平等条約を米国と結ばされたのだ。戦争賠償は、過大評価された米国産天然ガス$750億ドルの購入、追加の数百億ドルの米国製武器の購入、さらにヨーロッパが$600億ドルを米国へ投資する約束という形をとっている。勝利を収めたオレンジ色のトランプの隣に従順な側室のように座ったウルズラ・フォン・デア・ライエンは、ヨーロッパの残された尊厳と主権をすべて手放した。

米国のヨーロッパからの輸入品に対する 15% の包括的関税とさらに高い関税が予想される医薬品に関する例外措置と引き換えに、ヨーロッパは米国にゼロ関税を約束することを余儀なくされているにもかかわらず、彼女は「貿易不均衡について対策を講じている…少なくとも米国との取引は継続できる」と嬉しそうに語った。

1 か月前に、NATO 首脳で元オランダ首相のマルク・ルッテが、トランプを「ダディ」と親しげに呼び、米国がヨーロッパ諸国に戦争準備費の増額をうまく押し付けていることを称賛する愛を込めた手紙を書き、それをトランプがあっさりとスクリーンショットして世界中に公開するという、悲しくも滑稽な光景を目にした。通常は誇り高い国民であるオランダ人がなぜこのように自らを辱めるのか、不思議でならない。

さらにその前、トランプ 2 期目の開始当初、キア・スターマーが大統領執務室で露骨なほどの卑屈さでトランプに媚びへつらう姿があった。(そして優しい恋人のように、トランプの腕に触れた)。これについては書くだけでもむずむずする。一度見たら忘れられないものがあるがこれはそのひとつだ。

トランプは関税戦争を開始したとき、他の国の指導者たちが「どうか私のお願いを聞いてください」とやって来たことを下品に表現した。今、彼が誰のことを指していたのかがわかった。ヨーロッパの従属化は完了したのだ。

米国はヨーロッパの徹底的な転覆と隷属化に成功した。大西洋評議会などを通じて慎重に育成されてきたその代理人たちは、NATOやEUのようなトロイの木馬組織の指導部を掌握した。ヨーロッパは、自らの主君によって仕掛けられた血なき数十年に及ぶカラー革命の最新の被害者なのである。

「共通の価値観」を装い、宗教的原理主義者をも赤面させるようなイデオロギー的熱狂に駆られ、一発の砲弾もなくヨーロッパはその主体性と国益を放棄した。植民者たちは、今や植民地民となったのだ。

トランプ、ウォルフォウィッツ、クルーズがイスラエルの工作員であるのと同じように、フォン・デア・ライエン、ルッテ、スターマー、マクロン、メルツは事実上、米国の工作員なのである。

このような家臣たちは国家の政務では軽蔑され、一蹴される。先週、北京がフォン・デア・ライエンとその側近たちを冷たく迎えたことは、今ヨーロッパが世界でどれほど低い地位にあるかを世界に知らしめた。歓迎式典も、共同声明も、実質的な合意も一切なく、ヨーロッパのリーダーたちは歓迎されない客として扱われた。

ヨーロッパは 170 年前の清王朝末期のような状態である。技術的に遅れていて軍事的にも弱小だ。文化的な優越感と輝かしい過去への執着に固執しているが、世界での地位が低下していることを自覚していないようである。

ヨーロッパは依然として世界の他の地域を野蛮人(または、最後の外交政策責任者が述べたように「ジャングル」)と見なしているが、世界の他の地域はヨーロッパを、ただもう衰えた病んだ老人、裸の王様と見ている。

少なくとも清王朝は侵略者と戦い、繰り返し敗北した後に屈服した。これに対してヨーロッパは、従属地位を熱心に受け入れているようだ。

第二次世界大戦後、米国とヨーロッパの間に真のパートナーシップは存在しなかったが、たとえ形だけでも、偽りの主権と独立は維持されてきた。今やその偽装が剥がれ落ち、裸の無骨な屈従が露呈している。

https://huabinoliver.substack.com/p/europe-is-the-new-late-qing-dynasty