“The Zionists Have a Gun to Trump’s Head”
そしてずっと彼に言い聞かせている
by Kevin Barrett
昨夜、Press TVで元BBCアナウンサーのトニー・ゴスリングと私は、いくつかの点で意見が一致し、いくつかの点で意見が分かれた。以下はその一部抜粋である。
PressTV:今夜は西アジアにおける重要な展開を検証する。イランと米国の緊張緩和に向けた地域的な取り組みと、それに合わせて米国によるイランへの二次制裁への抵抗が重なり合うように起きている。カタールの首相はテヘランを訪問し、緊張緩和、対話、そしてホルムズ海峡を通る段階的な海上回廊について協議した。一方、ロシアはイランや他の国々と協力して、ワシントンの二次制裁に対抗していくと表明している。こうした状況を踏まえると、地域諸国は自国の安全保障と経済的利益を自らの手で守ろうとしているのだろうか?ロシア、中国、そしてその他の大国は、ワシントンが一方的な制裁を世界的な政策へと転換するのを阻止できるのだろうか?私たちは米国の圧力の影響を受けにくい地域的、国際的秩序の出現を目の当たりにしているのか?今夜は、ゲストにケビン・バレット氏(モロッコ・サイダの『アル・アンダルス・トリビューン』編集長)と、英国ブリストルから歴史家兼調査報道記者のトニー・ゴスリング氏を招き、この話題について話し合うことになっている。まずはケビン・バレット氏から全体的な見解を聞かせてほしい。なぜ現時点でこの地域の各国は、緊張緩和を図るためにテヘランに直接働きかける傾向が強まっていると思うか?
ケビン・バレット:これはイスラエルと米国に対するこの戦争において、明らかにイランが勝利を収めた結果だ。侵略者たちは何も達成できなかった。彼らは政権交代を成し遂げ、傀儡政権を樹立すると大口を叩いていたが、そのようなことは何も起こらなかった。むしろ正反対だ。イランは、ホルムズ海峡を掌握しているのは自分たちであることを示した。また、イランは武器を深く地下に埋めて保護しており、多くの場合、攻撃を完全に防げる状態にあることも示した。アメリカやイスラエルが自国の武器を新しくする能力よりも、自国の武器を新しくするさらに多くの製造能力をイランは持っている。そしてこの地域の米軍基地は壊滅的な打撃を受け、米軍は撤退した。つまり、2月28日の卑劣な奇襲攻撃からわずか48時間後にはすでに事態の行方は明らかだった。これはおそらく米国史上最も重大な敗北であり、多極化の世界を目指して活動する国にとって最も重要な勝利であったということが世界中で徐々に浸透しつつある。そして今や、世界は我々がその多極化の世界へと向かっていることを認識している。米国は、露骨に無責任な犯罪勢力によって運営されている。その名ばかりの大統領は、紛れもないナルシストの狂人で、さっき言ったことの次の瞬間には何を言い出すか全く予測がつかない。だからどの国も、誰が信頼できるか、実際に誰と取引できるか、誰が約束を守るかを模索せざるを得ない。アメリカ人は約束を守らない。彼らはMOUを含め、結んだあらゆる合意を破棄し、粉々にした。そのため今やどの国も自国第一を貫く世界になっている。かつては米国の圧力に悩まされていた国々も、今や米国が人々の資金の流れを遮断する能力を持つこのドル覇権から脱却すれば、世界全体にとってより良い状況になることを理解しつつある。つまり、それが新しい世界であり、どの国もそれに適応せざるを得ず、この地域での関係を再構築するために、イランに直接赴いてそうした取り決めを結ばなければならないのだ。
プレスTV: その通りだ。それでは、トニー・ゴスリング氏、かつて、そして現在も米軍の基地を置いているこの地域の国々が、緊張緩和を求めてテヘランに直接働きかけていることについて、どう考えるか聞きたい。また、ホルムズ海峡で起きている事態について議論することも重要だ。イランとオマーンは、ホルムズ海峡の管理方法について合意に一歩ずつ近づいているが、ホルムズ海峡を通るこの提案されている海上回廊は、今回はワシントンの干渉なしに、地域管理の実用的なモデルとなり得るのだろうか。
トニー・ゴスリング:もちろんそうなる可能性はある。だが問題は、もう一人のゲストの意見には同意できないのだが、この戦争に関しては、まだ何も起きていないと思う。勝利など決まっていない。そんなことを言うのは運命を挑発するようなものだ。これまでのところは、ほぼ敗北と言える。しかし重要なのは、卵が孵る前に数えてはいけないということだ。この戦争は容易にエスカレートしかねない。9月、英国で「閑散期」(英国議会や法廷が休会に入り、重要な政治・社会ニュースが減少、。さらに富裕層や政治家がバカンスに出かけるため、新聞の読者数も落ち込む)と呼ばれる時期が過ぎた後に、事態はエスカレートする可能性があると思う。この時期に政治家たちは軍産複合体や、今日の世界で繰り広げられている戦争の多くを実際に主導している銀行家から口説き落とされるのだ。もちろん、これは民主主義ではない。国民には全く発言権はない。そのことを改めて思い知らされる必要があるなら、ドナルド・トランプが反戦を公約に掲げて選挙戦を戦ったにもかかわらず、実際には人類が犯しうる最大の犯罪である、最も恐ろしく凄惨な侵略戦争の一つ、イランに対するこの違法かつ挑発のない戦争を実際に開始してしまったという事実を知れば十分だ。さて、現時点でアメリカは劣勢に立たされているが、だからといってこれが終わったということには決してならない。その結果、警戒を緩めている人は、まだ勝ったと早合点するのは極めて危険だ。彼らは警戒を緩めるだろう。何らかの形で勝ったと思い込んでいるが、私はそれが非常に危険だと思う。戦争は依然として進行中だと私は考える。アメリカには膨大な資源がある。明らかに彼らは終末的な衰退期にある。しかし、我々が知っているように、傷ついた虎は極めて危険になり得る。彼らには核兵器がある。まだ使用していないあらゆる種類の兵器も持っている。そして、これがすべて終わったとか、彼らが勝ったなどと思うのは大きな間違いだ。
Press TV:トニー、どうもありがとう。では、ケビン・バレット氏に戻ろう。トニーの指摘は的を射ている。アメリカは劣勢に立たされているが、依然として多くの資源を保有している。また、この地域に多くの同盟国がいることも忘れてはならない。では、これはアメリカによる単なる戦術的な後退なのか、それとも戦略的な後退なのだろうか?
ケビン・バレット:トニーが指摘したように、誰も警戒を緩めてはならないというのは非常に的を射た意見だと思う。軍事行動がエスカレートする可能性はある。それは事実だ。しかし、相対的な勢力バランスや軍事態勢、そして世界中の様々な権力中枢の反応という観点から見れば、考えられるあらゆる軍事力のエスカレーションは、アメリカにとってさらに不利な状況をもたらすように思える。その意味で、極めて予期せぬ事態が起きない限り、これはイランの勝利とみなせるだろう。ただし、イラン側も、自分たちに対するさらなる軍事攻撃があるかもしれないことを認識しなければならないのは明らかだ。その通りだ。そして、トランプがキリスト教シオニズムを信じているという点については、私も同意する。キリスト教シオニズムや、メシアニック・ミレニアリズム(千年王国思想)としてのシオニズムこそが、こうした問題の多くの根源である。それこそが、いわゆるイスラエル国家を生み出したのだ。
だが、トランプ自身は真の信者ではないと思う。トランプは、自分にとって都合の良いことなら何でも信じるタイプだ。そして、トランプはイスラエルの黒幕たちに脅され、自分の命が危ないと感じさせられているのだと思う。彼は一種のストックホルム症候群に陥っており、そこでは、加害者は虐待された被害者から愛情と忠誠心を引き出すのだ。イスラエル側は、本質的に人質であるトランプを虐待し続けてきたのだと思う。彼らはトランプに対して性的脅迫を行っている。また、トランプに対する偽の暗殺未遂事件、すなわちペンシルベニア州バトラーでのパフォーマンス――トランプが顔に偽の血を塗りたくり、あらかじめ配置されたカメラマンの前で旗の前で飛び上がって手を振ったあの滑稽な出来事――においても、彼らはおそらく主要な役割を果たしてきたのだろう。もし本当に大統領が銃撃されていたなら、シークレットサービスが再び手をするような行為を許すはずがない。そして最近あったホワイトハウス記者協会の晩餐会での銃撃事件も、これもまたでっち上げだった。
だから、イスラエルや、米国で支配的な犯罪組織である「コーシャー・ノストラ」と結託している腐敗した勢力が、トランプを完全に包囲していると思う。彼らはトランプを脅し、恐怖に陥れている。トランプは絶えず「イラン人が俺を殺すつもりだ、イラン人が俺を狙っている」と嘆いている。これはストックホルム症候群だと思う。なぜなら、シオニストたちが彼の頭に銃を突きつけており、そのことを絶えず思い知らされているからだ…
https://kevinbarrett.substack.com/p/the-zionists-have-a-gun-to-trumps