No.2038 虜囚の国アメリカ

Captive Nation America

Ron Unz Explains

例えば、現在のバイデン政権の主要人物は、米国と世界の将来を決定する上で重要な役割を果たしている。ワシントンの時代から閣僚のリストは急激に増加したが、国家安全保障と経済を司る数人の最も重要な人物に焦点を当て、それに大統領、副大統領、首席補佐官、国家安全保障顧問の名前を加えてみることにしよう。「多様性」が民主党の神聖なモットーになっているかもしれないが、米国を動かしている一握りの人物の経歴は、特にトップに立つ2人の政治指導者を除けば、驚くほど多様性がないように見える。

ジョー・バイデン大統領(ユダヤ人の姻族)

カマラ・ハリス副大統領(ユダヤ人の配偶者)

ロン・クレイン(ユダヤ系、ハーバード大学)の後任、ジェフ・ザイアント首席補佐官(ユダヤ系)

アントニー・ブリンケン国務長官(ユダヤ系、ハーバード大学)

ジャネット・イエレン財務長官(ユダヤ系、イェール大学)

ロイド・オースティン3世国防長官(黒人)

メリック・ガーランド司法長官(ユダヤ系、ハーバード大学)

ジェイク・サリバン国家安全保障顧問 (白人キリスト教、イェール大学)

アブリル・ヘインズ国家情報長官 (ユダヤ系)

アレハンドロ・マヨルカス国土安全保障長官(ユダヤ系)

2013年、ロシアのプーチン大統領はモスクワのユダヤ人センターを訪れ、初代ボリシェヴィキ政府の80~85%がユダヤ人だったと述べた。この発言はおそらくやや誇張されたものだったかもしれないが、それは現代の米国政府のきわめて妥当な特徴にみえる。米国でユダヤ人は人口の2%にも満たない。

国の最高指導部が非常に狭い閉鎖的なグループから選ばれる場合、ほぼ近親婚的な状況で、長らく厳格な実力主義の基準が共有のイデオロギー信念、そしておそらく広範な暗黙の民族的縁故主義に置き換わってしまうと、膨大な問題が発生する可能性がある。現在のインフレ率は40年間で最高であり、数日前、米国の政治的権力の代弁者である名門誌フォーリン・アフェアーズが、ロシアと中国の両方との同時戦争の迫る可能性と、そのような困難な紛争でどのように成功裏に勝利できるかについての大きな記事を掲載した。私の幼少期以来、米国の大統領は本気でロシアまたは中国との戦争を検討したことはなかったが、現在の国家の指導部は両方とも同時に地球規模の戦争に巻き込まれることを熱望しているようである。

https://www.paulcraigroberts.org/2024/01/17/captive-nation-america/