No. 2188 不可解な米国

The United States of Go Figure

明らかな嘘に従わせることは全体主義の本質である。サイコパスにとっては究極の自己アピールだ。    – Dr Toby Rogers

by James Howard Kunstler

ウクライナで起こっているNATO側の大失敗は完全に狂っていることをあなたは分かっているだろう?米国政府を動かしている連中(バラク・オバマとその魔女の集まり)は、企業(ブラックロック、石油・ガス会社、ハリバートン系、武器メーカー、大銀行群)、「導いてくれる」卑劣な世界経済フォーラム(WEF)と協力して、ウクライナの鉱物資源、ひいてはロシアそのものの富を奪おうとしてウクライナ戦争を始めたのだ。いい試みだったが、うまくいかなかった。大金がネズミの穴に叩き込まれた。

今、言われていることは、我々(NATO)は「負けるわけにはいかない」。そうなの?でも我々は負けている。ロシアはウクライナ東部の地方を支配し、ウクライナの残りの地域には60歳以下の仕事のできない男性しか残らず、破産し、壊れた破綻国家になるだろう。ウクライナがそのような状態から立ち直るには100年はかかるだろう。とにかくこれが本当の見通しだ。そして、その屈辱的な窮地に対する西側の「解決策」は、核兵器を含む、より大きな戦争を始めることだ。それはいい考えだ、ブッチ、とサンダンスは言った。

NATOのヨーロッパ加盟国がなぜこのニッケルメッキのばかげたことに付き合いたかったのかは、1963年に誰がJFK大統領を狙撃したのかというように、今となっては歴史の永遠の謎である。ユーロ圏最大の経済大国であるドイツは、米国が手ごろな天然ガスの供給(ノルド・ストリーム・パイプライン)を爆破するのを黙ってみていた。これはドイツに対する米国の戦争行為だった。どうやらオラフ・ショルツはある日ベルリンのCIA支局に散髪に行って、ロボトミー手術を受けてきたかのように、殺戮現場の牛のごとく無表情にそれをみていたのだ。

その一方で、さようなら産業経済!お元気で。どうやら14世紀に逆戻りしたかのようだ。粗末な黒パンを食べ、冬は暖房のために家の下で家畜と寝て、城壁の中でジハードと戦い……。

自問してほしい、米国が始めようとしているこの新しい世界大戦の目的は何なのかと。そしてなぜ、今なのか?

馬鹿げた答えが実は正しいのかもしれない。「ジョー・バイデン」(バラク・オバマ&カンパニー)が選挙を「延期」するための緊急口実を用意するため? もしそうなら、彼らは第三次世界大戦以上に、熱い内戦を望んでいるのだろう。なぜならそれが彼らができることだからだ。それとも、米国を完全に破壊して、トランスジェンダーのイスラムの奴隷出身の軍人が運営する破綻国家に変えるためなのか?またはエド・ダウドが主張するように、米国とヨーロッパの債務問題の崩壊を隠すためなのだろうか?

それらをごまかすために西側諸国は6月15,16日にスイスの5つ星リゾートで偽の和平会議を開いた。ルイ・ロデレール・クリスタル・ブリュットのフルートにラングスティーヌのムース、シュークリームのボート……死ぬほどおいしい!そして米国がどれほど真剣だったかはご存じだろう。米国は問題解決のエースであるカマラ・ハリス副大統領を送り込んだが、その副大統領は、1、2セッションをキャッキャとはしゃぎ回った後、……不思議なことにその場を去ってしまったのだ。ところで、ロシアは招待されなかった。一体誰の考えだ?

プーチンはこの日のために「ジョー・バイデン」でさえその流れを理解したかもしれないほど、平易で単純明快な和平交渉の開始というまともな提案を発表した。(1)ロシア連邦に加盟したドンバス地域からウクライナ軍を撤退させる、 (2)ウクライナがNATOに加盟しないことに同意する。米国とNATOは即座にこれを拒否した。6月17日のニューヨーク・タイムズ紙の検索エンジンによると、同紙は過去5日間、ウクライナ戦争に関するニュースを掲載していない。なるほど・・・。

カマラ・ハリス副大統領がスイスで和平騒ぎに盛り上がっている間、「ジョー・バイデン」はハリウッドで開催された、はるかに重要なセレブリティの資金集めに出かけていた。俳優のジョージ・クルーニー、ジュリア・ロバーツ、そして深夜の悪口屋ジミー・キンメルが主役の、「独裁者トランプ」から「民主主義を救おう」という大義名分のもとに団結した地政学的紛争の公認専門家たちである。

「ジョー・バイデン 」はドナルド・トランプが「報復に燃えている……彼は国民に仕返しするつもりだ」と言った。しかし私は、彼が言いたかったのは次のようなことだと思う。「トランプは、民主党とその諜報機関が過去8年間、米国を衰弱させる無法なデマを次々と流す一方で、米国を破産させ、医療制度、法制度、通貨、高等教育、米軍を破壊し、偽の犯罪容疑で数千人を投獄し、1千万人の外国人、その多くは疑わしい意図を持つジハードを米国に入国させたことについて、調査を開始するかもしれない。」

でもそんなことはどうでもいい。ハリウッドでは、バイデンが再選を目指して出馬しているふりをするゲームを続けるために3000万ドルが集まった。フリというのは俳優が実際にやることだ。彼らはそれが本当に得意で、あなたの仕事はそれに付き合い、不信感を抱かないようにすることだ。それがショービジネスの本質なのだ。もちろん、CIAの情報操作に魅了されなくなった米国民の集団はぜかどの世論調査でも増えている。結局のところ、第三次世界大戦が唯一の答えなのかもしれない。いずれにせよ、バラク・オバマ自身がロサンゼルスでスターたちの間のチアリーディングをリードするために、わざわざ出てきてくれた。

そして時が来ると、彼はぼんやりと虚ろな笑みを浮かべる “ジョー・バイデン大統領 “の肘をそっと掴み、舞台袖に移動するのをアシストし、アメリカ合衆国の本当の仕組みを全世界に示したのだ。

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