No. 2059 “現代世界の最も優れた説明のひとつ”

“One of the Most Brilliant Explanations of the Modern World”

ラッセル・ブランド、タッカー・カールソンと衝撃インタビュー

https://www.zerohedge.com (February 01 2024)

ラッセル・ブランドは太陽に近づきすぎたようだ。英国の人気コメディアンである彼が世界的な独裁主義に立ち向かい大きな注目を集めた矢先、彼は匿名の告発者による性的な告発に見舞われ、これが主流メディアで大きく取り上げられた。

ブランドは左派のイデオロギーで知られ、ウクライナ戦争およびその前のNATOの歴史に関して明確に批判をしていた。そのような彼に対し、タッカー・カールソンによれば、秘密の「影のキャンペーン」が行われ、それは「政府から始まり、私的な組織ではなく政府、その情報機関、および政策立案者によって行われた」という。ブランドはウクライナに関する彼の見解について「中国のプロパガンダ」とまで攻撃された。

「私は中国に行ったことはない。私は中国を理解しようとは思わないし、中国の政策を擁護するつもりもない」とブランドはカールソンに語った。カールソンは中国のプロパガンダという主張は、あなたがこれらの犯罪で非難されたのは1年以上あとの9月であり、それは非常に欺瞞にみちた芽の初期段階に過ぎない、と性的暴行の告発を指して述べた。

「あなたはウクライナの人々に対して驚くべき主張をし、ロシア支持ではないと言った」とカールソンが指摘すると、ブランドはこう答えた:

要するに、私たちはNATOの歴史と2014年のウクライナのクーデターについて、優秀な学者の話を聞いたにすぎなかった。プーチンは控えめに言ってもウクライナがNATOに招かれないことを望む、と明確に述べていた。これは独立系メディアのおかげで入手できる情報だ。

ブランドはまた、パンデミック中にモデルナが『彼のコンテンツを追跡』した後で攻撃を受けており、私たちは独立した声にとって大きな変曲点にいると考えている。

英国政府が間接的にせよコンテンツの観察と増幅に相当な額を費やすような強力な機関やグループの関心を私がかき立て、喚起したことを想像することさえ、私にはばかげた壮大なことのように思える。パンデミックの時期に私たちのプラットフォームを通じて共有された真実の情報が検閲され、モデルナのような企業が私たちのコンテンツとアジェンダを追跡し、それを増幅するためにかなりの収入を費やすほど「それが」高いリスクだとされた。そのキャロライン・ダイアナ女史の夫は、英国で偽情報や誤報と呼ばれるものを観察するために、そうした手法や技術、そしてある程度のチームを展開する前に、海外でテロリズムに携わっていた心理作戦の専門家である。私は新しく出現したメディア空間が多くの可能性を提示していると認識している。

これがすべてどこに向かっているのか、具体的な目的論が何なのかを誰かが確信できるかどうかわからない。しかし、それは大規模な中央集権化、グローバリゼーションと関係があるようだ。 情報空間を支配しようとする重大な試みは、非常に厳格に守られ、守られているため、あなたが想像するような小さな声でさえ、メディアによる組織的な攻撃を正当化するのに十分な重大な脅威とみなされ、特殊で秘密めいた非政府組織への支出、軍産複合体から資金を得ているシンクタンクを正当化するのに十分な脅威とみなされるのだ。ちなみにレガシーメディアが独立系メディアを批評するとき、彼らはゲームに参加している。

ブランドはまた、自分が「非常に、非常に奔放であったことでとても弱い立場に置かれた」ことを認め、こう付け加えた。「あなたが実際に言ったように私たちはこの結末を知っている。このような攻撃、このような危機。私が最もひどい犯罪で非難されることは、どれほど傷ついても、私にとって何よりもひどいことだ」

 彼らの言い分のばかばかしさの中でどうやって生きていくのか?私は若い頃、自分の生き方をこれ以上ないほどオープンにし、公にしていた。私は奔放だった。私とセックスしたい人がいれば、セックスしていた。私はすべてのショーの冒頭でそれを公言していた。

権威主義と一党独裁

ブランドは、「急速にエスカレートしている」とされる権威主義と、情報の門番たちによる「独裁的な」手法は、「彼の声を抑える」ために行われていると説明した。

「これは全体主義のようだ。人々が考えることをコントロールすること、それがその定義だと思う」とカールソンが言うと、ブランドはそれに同意し、『一党支配』は情報の自由な流れに反対していると主張した。

 彼らは本当に装うつもりはない。これは驚くべき出来事が進行中のようだ。伝統的なメディアからは、ロシアとの戦争の瀬戸際にあり、2024年に徴兵制が復活する可能性があると、さりげなく報じられている。私たちの国では新型コロナの調査が行われているが、独立したメディアの報告や、ジェイ・バッタチャリアのような声がなければそれは行われなかっただろう。(ジェイ・バッタチャリア博士は新型コロナウイルス感染症の流行に伴うロックダウンは子どもに悪影響を及ぼすと主張し、Twitterは密かに博士を「トレンドブラックリスト」に入れ博士のツイートがでないようにした。)またはマイケル・シェレンベルガー、ベレンソンのような人々の発言は大々的に非難された。新型コロナの調査には既に24500万ポンドかかっているが、ブーイングをうけ無期限に先送りされようとしている。しかし少なくとも総選挙の後まで、多くの国と同様に、今年は我々の国でも選挙があるが、いつものように中道的と称される2つの新自由主義政党の間で行われており、最終的には同じ懸念に支配され、制御されている。そこには極めて微小な違いに非常に多くの焦点が置かれている。しかし、左翼とされる党は最終的には中道派であり、新自由主義の党である。右翼とされる党は新自由主義であり、中道派の党である。彼らは重要と思われる問題について議論するかもしれないが、その問題は確かに煽られ、増幅される。しかしどちらの党も「パンデミックで何が起こったのかについて、徹底的な調査を行う」とは言わない。あれは明らかに研究室からの流出だった。生物兵器だったようだ。それは隠蔽されている。

 正しい問いかけをする

カールソンは、主要な報道機関は致命的な世界紛争に関する深刻な疑問を追求することに関心がないように見えると言ったが、それに対してブランドは、「自分よりももっと知識のある人の声を聞いて」学んだ上で、普通の人がするような疑問を投げかけているだけだと言った。

「だから、私の無知を許してほしい。私は英国の政治についてはよく知らないが、人は直感的に考えることがあるだろう?私たちはロシアを戦場に挑発すべきではないのではないか、と。彼らは核兵器を持っている。私たちはそれについて注意深く考えるべきではないだろうか?私たちはどれくらいウクライナをNATOに加盟させることを望んでいるのか?実際NATOは必要なのだろうか?大学に行かず、普通の労働者として生活のために働いている人たち、たとえば警察や消防隊員、看護婦や教師など、国に真の価値を提供する仕事に就いている人が考えること、それが本当のことであるかもしれない」

そしてブランドは、社会が意図的に気を散らされていることについて指摘し、「これらの考えは真実だ。そして、そのような普通の日常的な規則に到達するのを防ぐために、機械は絶えず、あなたの注意の空間を征服するために働かされ、絶え間なく、執拗に、あなたの心を間抜けな考えや間抜けな気晴らしで満たし、あなたの子供たちが勝ち目のない永遠の戦争に駆り出される間、ダッシュがあり、砂糖があり、スクリーンが便利な緩和剤になるかもしれないと思わせているのだ」

安全と引き換えの自由

ブランドはまた、主流メディアのプロパガンダや恐怖キャンペーンについても意見を述べ、独裁主義が今や「意図的に、配慮、心配り、安全、便利といった陰湿な言葉のベールをかぶっている」と指摘し、「私たちは危機から危機へとたらい回しにされる時代にいる」と述べた。

「危機は常にある解決策を正当化するために利用され、おとなしいか怯えている国民は、たいていの場合、自由を放棄することを伴うこれらの解決策案に喜んで参加する」とブランドは言い、こう付け加えた。「私たちは安全や利便性と引き換えに、自由を放棄するよう誘われ続けている。そして、これは来年、より多く目にすることになるだろう。あなたはこのことについて公の場で語っているように感じる。あなたの言葉を借りれば、『ロシアとの熱い戦争』の崖っぷちに立たされているということだ。今、私の国ではそのことが報道されている。まるで、私たちは『戦争が始まる』という予行演習をさせられているようだ」

私たちが従順になるよう、常に不安状態に置かれている、とブランドは続けた。「現在継続されている文化的緊張の煽りは、実際には、国民民主主義を超越するように見えるこの奇妙な既成の利害関係者たちよりも、実は私たちは互いにはるかに多くの共通点を持っていることを人々が認識し始めないようにするためなのだ。具体的に言えば、WHO、NATO、WEFなどの組織と、その驚くべき影響力のことだ」

これらのシンクタンクや、見かけは独立しているように見える組織は、実際にはどこから資金を得ているかを見れば独立していないことがわかる。それは大手製薬会社、政府、軍産複合体だ。また、彼らが雇用する人々も同様である。FBIやCIAなどのディープステート機関からの人々で彼らはレガシーメディアやその持続的なアジェンダと並外れた親和性をもっている。

動画はXで:

https://twitter.com/i/status/1752466469454061656

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