No. 2855 米国の友人は違法な戦争を止めさせる手助けをしなければならない

America’s friends must help extricate it from an unlawful war

超大国は外交政策の主導権を失った

オマーン首席外交官バドル・アルブサイディ

米国とイランは過去9ヶ月の間に2度、両国を分断する最も困難な問題であるイランの原子力計画とそれが核兵器計画になり得るという米国の懸念について実質的な合意の瀬戸際に立っていた。したがって2月28日、最新かつ最も実質的な協議からわずか数時間後に、イスラエルと米国が一時的にせよ現実味を帯びた平和に対して再び違法な軍事攻撃を仕掛けたことは、衝撃的ではあったが驚きではなかった。 続きを読む

No. 2854 テスラはヒューマノイドロボットについて中国で多くの問題を抱えている

Tesla has a China problem with their humanoid robots. Lots of them

Inside China Business

テスラは米国市場における焦点を、EV(電気自動車)からヒューマノイドロボットの生産に移行している。カリフォルニア州フリーモントにある同社の工場をEVから「オプティマス」ヒューマノイドの製造用に転用したのだ。ヒューマノイドのサプライチェーンは中国経由であり、テスラは中国国内の数百社のサプライヤーと協議し、部品からなる「オプティマス・チェーン」を構築している。その後部品はフリーモントへ輸出され、最終組み立てを経て米国の工場に販売される予定だ。もしテスラが研究開発と部品製造をすべて自社内で行った場合、総コストは1台あたり13万ドル以上に跳ね上がるだろう。Unitreeなど中国のヒューマノイド企業はすでに量産を開始しており、フリーモント工場稼働後のテスラの予想価格をはるかに下回る小売価格で販売している。 続きを読む

No. 2853 イランはすでに勝った

Iran has already won

イランがホルムズ海峡を支配し続ける限り、米帝国の「最後の戦争」は「Shock and Awe(衝撃と畏怖)」から「Shocking and Awful(衝撃的に悪い)」になるだろう

Hua Bin

「自由世界」の「リーダー」で、世界で「唯一の」超大国が完全に精神をやられていくのを目撃するのは見ものである。息を呑むようなトランプの勝利宣言からわずか3週間後、彼はいつもの支離滅裂さを超えて完全に頭がおかしくなった。 続きを読む

No. 2852 イランに対する戦争:エネルギー戦争は「混乱」から「破壊」へと移行

War on Iran:Energy War Moves from Disruption to Destruction

イランに対する戦争は現在世界を動かしている最重要課題であり続ける

By b

イスラエルと米国はイラン当局者の暗殺作戦を続けている。今日イラン最高国家安全保障会議議長のアリ・ラリジャニが、娘の自宅へのイスラエル空爆により殺害されたことが確認された。この空爆によりさらに数十人の犠牲者が出た。ラリジャニは強硬派ではなく極めて有能な現実主義者だった。彼の死は、中東の平和を求めるすべての人々にとっての損失である。 続きを読む

No. 2851 もしイランが生き残れば、トランプの中国とBRICSへの資源戦争は崩壊する

If Iran survives and stays steadfast, Trump’s resource war on China and BRICS collapses 

by Alastair Crooke

そもそも米国とイスラエルによる戦争は、西アジア全域にイスラエルの覇権を確立するために行われた。あるレベルにおいて、この紛争はイランのミサイル・迎撃能力と米国・イスラエルのそれとの間で繰り広げられる存亡をかけた戦いである。 続きを読む

No. 2850 中国:ミサイルの行方を注視

China: Watching the missiles flow

ホルムズ海峡封鎖は西側を崩壊させるかもしれない。しかし中国は崩壊しない。

by Pepe Escobar

BRICSは深い昏睡状態にある。今年後半にBRICSサミットの開催国となるインドによって少なくとも一時的に崩壊させられた。まさに最悪のタイミングだ。インドはBRICSの正式メンバーであるロシアとイランの両方を次々と裏切った。エプスタイン・シンジケートとの連携を固めることでニューデリーは単に信頼できないというだけでなく、それ以上に、「グローバル・サウスを主導する」というその高邁なレトリック全体が永久に崩壊したことを証明した。 続きを読む

No. 2848イラン攻撃はあまり良い考えではなかったかもしれない

Maybe Attacking Iran Was Not Such A Good Idea

by Philip Giraldi

トランプがイスラエルの怪物を解き放った

米国とイスラエルが開始した理由のないイランへの攻撃はわずか1週間余りの軍事行動を経て、地政学的な狂気の新たな深みを開いた。予想通り、この攻撃はペルシャ湾地域の米軍、情報機関、外交施設への被害を最小限に抑えながらイスラエルを守ることが目的だった。しかしイランのミサイルやドローンによってイスラエルと米軍基地の両方に相当な被害が出たと報じられており、その目的を達成できたとは言えない。イランも大きな被害を受けており、165人の女子生徒を殺害した米国の爆弾はイラン国内および近隣諸国・地域のシーア派コミュニティの間で米国への抵抗意欲を高める大規模なデモと怒りを引き起こし、紛争を拡大させている。 続きを読む

No. 2846 中国人はこの戦争についてどう言っているか?

What are the Chinese saying about the war?

もがき苦しむ米国の戦争マシンに対するあからさまな嘲笑――「タリバンをタリバンに置き換えるのに20年、ハメネイをハメネイに置き換えるのに8日」

 by Hua Bin

イランでの戦争は2週間足らずで4年続くウクライナ戦争よりもはるかにジェットコースターのような展開になっている。米国が代理戦争ではなく直接戦争に介入する時、それはシアタータイムだ。 続きを読む