Harvard Professor Reveals Secret About US China Trade War
by Cyrus Janssen
これはハーバード大学出身のロンドン・スクール・オブ・エコノミクスのKey Jin教授だ。彼女は中国経済に関する世界最高のインサイダーの一人であり、中国がこの2025年貿易戦争に優位な立場で参入する正確な理由を述べている。
中国は戦略的な長期計画を持つ国であり、ドナルド・トランプが2018年に中国に対して最初の貿易戦争を仕掛けたとき貴重な教訓を得た。主要貿易相手国に頼りすぎてはならない、ということだ。
過去7年間、中国は世界の将来を支配する主要産業を戦略的に成長させており、Jin教授はこれが世界経済全体をどのように変えたかを説明している:
https://www.youtube.com/watch?v=HO7mt7d9Zp8&t=60s
そこでJin教授が言っていることは控えめな表現ではない。電気自動車、ソーラーパネル、高速鉄道など、中国がリードしているこれらの新産業は実際にはほとんど米国に流出しない。もしあなたがアメリカにいるなら、周りを見渡してみてほしい。中国製のEVは1台も走っていない。しかし、タイ、オーストラリア、ブラジルなどではどうだろう?中国の自動車メーカーが市場を席巻している。では、地球上で最も経済成長が著しい上位20カ国を見てみよう。
それらはすべて、中東、北アフリカ、アジア太平洋、サハラ砂漠以南のアフリカなどグローバルサウスだ。一方、アメリカやヨーロッパの国はひとつも入っていない。多くの欧米経済は0~3%の成長から抜け出せず、不況の淵に立たされている。
そして、これらの台頭する経済国のすべてにとって、ナンバーワンの貿易相手国はどこか?中国である。中国は急成長地域を支配しているだけでなく、世界の大半にとって最大の貿易相手国となっている。だからこそ、中国は米国よりもはるかにこの関税戦争に耐えられるのだ。簡単に言えば、中国には豊富な選択肢があるのだ。
しかし、それだけでは終わらない。誰が成長しているかということだけでなく、誰が衰退しているかということも重要だ。欧米の経済はかつてのようなものではない。平均的なアメリカ人やヨーロッパ人は、数十年前と同じ可処分所得を持っているわけではない。そしてその傾向は悪化の一途をたどっている。この貿易戦争におけるトランプの最大の武器はアメリカの消費市場であるはずなので、これはトランプにとって大きな問題となるだろう。しかし、その市場が以前ほど力を持たなくなったらどうなるだろうか?残るは産業部門だけだ。そこではアメリカは中国に太刀打ちできない。
誤解しないでほしい。この貿易戦争は両国の経済に短期的な痛みをもたらすだろうが、長期的に着地点を固めることができるのは中国だけだ。中国はこの時のために世界中で貿易関係を強化し、何年も準備してきた。昨年、中国は世界中の発展途上国に対して関税をゼロにすると発表し、グローバル・サウスの貿易リーダーとしての地位を固めたばかりだ。
一方、米国は現在、世界経済の3分の1以上(貧困国の60%を含む)に制裁関税を課している。
もし私が発展途上国で、誰と貿易を行うべきかを考えているのであれば、中国がパートナーであることは間違いない。そこで本日はKey Jin教授の協力を得てトランプ大統領の貿易戦争における中国に対してだけでなく、全世界に対する最新の暴挙を分析する。
まず最初に世界が現在置かれている政治状況を検証してみよう。中国は多くの国に橋を建築し貿易協定を結んでいる一方で、トランプはその正反対のことをしている。親しい同盟国にも関税を課しているのだ。彼の政権下では、対米貿易黒字を持つすべての国や地域がターゲットになっている。
このメッセージは明らかである。もしあなたの国が米国に販売する商品の量が、米国が販売する商品の量を上回る場合、選択肢は2つある。生産を米国に移転するか、関税をかけられるかだ。トランプの次の一手は誰にも予測できない;米国の最も近い同盟国であり隣国であるカナダでさえ、25%の関税をかけられた。トランプ大統領は株式市場の暴落を見て、カナダに交渉の時間を与えるために30日間の一時停止を発表した。トランプが世界の他の国々に対して何をするかはまだわからないが、ひとつ確かなことは、他の国々はそれを知るために待ってはいないということだ。どの主要経済国も、多角化を図り、米国の貿易依存に代わる選択肢を見つけようと躍起になっている。https://youtu.be/HO7mt7d9Zp8?t=280
お分かりいただけただろうか?米国の金融システムの言いなりになるな。これが、今回の関税措置から世界が得た重要な教訓だ。先月、欧州委員会のウルスラ・フォン・デア・ライエン委員長は明確なメッセージを発した:
中国について。我々は経済のリスク回避を続ける。しかし我々の貿易・投資関係を拡大するような協定を結ぶ余地はある。そしてそれはヨーロッパにとって理にかなっている。
正直いってヨーロッパがこのような声明を発表するのはかなり大胆なことだ。長年ヨーロッパは米国政府の言いなりになり、米国の大統領が提示するどんな政策にも盲目的に従ってきた。しかしトランプは再びEU全体に関税をかけると脅した。それこそが、中国に軸足を戻し、再び貿易拡大に前向きな姿勢に変化した理由である。
興味深いことに、米国の長年の同盟国を含め、独立した貿易協定を結ぼうとする国が増えている。ニューヨーク・タイムズの記事が示唆しているように、「トランプ関税への一つの回答は、米国を除外した貿易」(One Response to Trump’s Tariffs: Trade That Excludes the U.S.)である。
このわずか2ヶ月の間に、EUは3つの新しい貿易協定を結んだ。そのうちのひとつは、南米4カ国との大規模な協定で、8億5,000万人の市場を結ぶ世界最大級の貿易圏を創設するものだ。
そして、ここからが本当に面白くなる。EUがBRICSの足跡をたどり、米国主導の経済システムに代わるものを積極的に模索している今、世界経済はシフトしつつある。世界はますます分散型の貿易ネットワーク、つまりもはやワシントンを中心に回らないものへと移行しつつある。米国が失速し、EUが経済的生命線を求めて奔走する一方で、アジアは世界経済成長の中心としての地位を確固たるものにし、中国は紛れもない経済大国として舵を切っている。
中国は現在、世界の製造業生産高の30%以上を占めている。そしてそれだけでなく、中国は洗練された電気自動車、バッテリー、ソーラーパネルを、欧米諸国が太刀打ちできない規模とコストで生産し、他の国々を完全に引き離している。
これらの商品を取引する経済圏の中で最も急成長しているのがASEANであり、ベトナム、タイ、インドネシア、マレーシアといった東南アジアの強国経済圏は中国の将来の成功にとって極めて重要な経済圏である。貿易における最大の変化はアジアで見られる。アジアの貿易の60%近くはアジア域内で行われており、世界で最も急成長している貿易回廊の半分はアジアにある。2023年には中国のASEAN諸国への輸出は米国からの輸出を上回った。
これらの国の大半がすでにBRICSに加盟しているか、加盟する予定であるため、こうした貿易関係は深まる一方である。
また、東南アジアだけではない。西に目を向ければ、サウジアラビアやアラブ首長国連邦などのペルシャ湾岸諸国も、中国やインドとの関係を優先し始めている。なぜか?エネルギーだ。現在、湾岸諸国からの石油・ガス輸出の70%以上をアジアが占めている。このエネルギー貿易は、中国とヨーロッパを結ぶ新シルクロード沿いという中東の重要な位置と相まって、中東をこの新しい世界経済秩序の最大の受益者のひとつに変えたのだ。
世界の情勢は急速に変化しており、今後4年間は予測不可能なドナルド・トランプが米国を率いることになるため、正直なところ、世界経済にどのような変化が起こるか予測することはできないだろう。
https://cyrusjanssen.substack.com/p/harvard-professor-reveals-secret