Fox Newsのタッカー・カールソン、Rolling Stoneのマット・タイビ、Interceptのグレン・グリーンウォルド、Project Veritasのジェームズ・オキーフなど、組織のスターである少数の真実の語り手が切り捨てられるのを見ると… 真実を抑圧する組織的陰謀が存在するという事実に直視しなければならない。
– Paul Craig Roberts
by James Howard Kunstler
第三次世界大戦についてニュースメディアが伝えていない奇妙な点は、この闘争におけるアメリカの主な敵は…アメリカ政府そのものである!ということだ。アメリカは、まるで路上で自分の頭を殴っている気違いみたいだ。
この壮大な国家的自滅行為を他にどう説明するのだ?
「ジョー・バイデン」政権は、世界で何をしているのか、自国民をどう扱っているのかについて、あらゆる公的な言論を封じようとすることで「民主主義のために立ち上がっている」。その一方で、アメリカンライフの足場全体が崩れ、あなたはそれが起こっていることに気づかないことになっている。面白いのは、民主党がこれを選挙戦略だと考えていることだ。最も面白いことはわざわざ選挙を開催していることだ。
わかっているだろうか、「ジョー・バイデン」は過去2年間大統領のふりをしていたのと同じように、再び大統領選に立候補するふりをしているだけなのだ。例えば、あの老ゾンビが熱狂的な毛沢東主義者になったということを信じるだろうか?あるいは、世界中の好事家から小切手を受け取る以外に、何か既知の体系的な政治哲学に従っているとでもいうのだろうか? 「ジョー・バイデン」が出馬するふりをしているのは、それがどんなに馬鹿げているように見えても、政治的強さの巨大な見せかけだけが彼の家族のすごい犯罪性が明らかになり、その壊れたワゴンにつながれた全員が転落するのを食い止められることを彼のハンドラーが知っているからである。
面白い話ははこれくらいにしておこう。事態は笑えないところまで来ている。あとは災難がどう転がるかだけだ。
この国の大失敗にはまだまだ多くの部分があり、それらはすべて、最も悲惨な方法で手に負えなくなっている。
ウクライナ・プロジェクトはその大きな一端を担っている。ロシアの目の前で戦争を引き起こしたのは、とんでもなく愚かなことで、私たちが支援したナチスっぽいゼレンスキー政権はすでに敗北している。あなたが知らないのは、アメリカのニュースビジネスは、アメリカ国民に対するジョークだからだ。何も正直に報道しないのだ。
ウクライナは、世界におけるアメリカの信頼性、特に軍事的優位性に関して疲弊させた、一連の無様な軍事冒険の最新版である (ロシアのキンジャール極超音速ミサイル)。ウクライナの失敗がもたらす予期せぬ結果はたくさんある。ひとつは、アメリカの軍事力のための偽りの隠れ蓑でしかなかったNATOの崩壊である。ドイツは、ダッフルバッグから脱出することもできず、ヨーロッパの主要な経済大国であるはずなのにその実力を発揮できない。悲しいことに、ドイツはロシアの安い天然ガスに頼っていたため、その天然ガスを得るために、今年の後半には、ひどく傷ついたロシアとの貿易関係を修復しようと大慌てになるだろう。NATOの本質的な使命は、あらゆる面でロシアに対抗することなので、それがNATOの終わりとなる。ヨーロッパはこれまでと同じように、国益を争う地域に戻ってしまうだろう。ヨーロッパが前世紀のような虐殺の場にならないことを祈ろう。
ウクライナ・プロジェクトの失敗は、ヨーロッパの銀行システムの崩壊を容易に誘発し、債務が解消され支払いが停止すると、それは即座にアメリカの銀行システムにも波及する。その結果、銀行口座にある資金、株式や債券に投資された資金、年金に預けられた資金、保険会社が管理する資金など、多くの資本が消滅することになる。
以前にも言ったので繰り返しになるが、破綻には2通りある。お金がない場合と、お金はあってもお金の価値がない場合。「ジョー・バイデン」の時代、ずっと後者の道を着実に歩んできたが、お金がまったくなくなる状態まであと少しだ。無一文になればアメリカ人の注意を引くだろう。そして、彼らが最初に注目するのは政権についている与党だろう。
複数のスキャンダルはついに「ジョー・バイデン」のところまで行き、ディープステートの法務部門が構築した手強い弾圧装置から逃れつつある。メリック・ガーランド司法長官自身もIRSの内部告発者によって司法妨害に直接関与させられている。その疑惑とは、ガーランドがデラウェア州の連邦検事局でハンター・バイデンの裁判に介入し、議会で嘘をついたというものだ。その上に、アントニー・ブリンケン国務長官とジェイク・サリバン国家安全保障顧問が、2020年の「バイデン」キャンペーン関係者として、ハンターのノートパソコンをロシアの偽情報プロジェクトと糾弾するニセ書簡に、引退したCIA長官5人を含む51人の情報将校が事実と異なることを知りつつ署名するよう手配したという新しい主張(マイク・モレル元CIA長官代行の証言)を、確たる証拠書類付きで紹介している。 それが選挙妨害とみなすことができると主張できる。
これらはすべてかなり新しいニュースだ。何ヶ月も前から、下院監視委員会の議長であるジェームズ・コマー下院議員(ケンタッキー州、共和党)が、外国からバイデン家の口座に何百万ドルもの資金が振り込まれた100以上の事例を示す銀行記録を所有していることが知られている。良いことではない。弾劾の対象になりそうだ。
その上、オブザーバーによると、今後数週間のうちに、1日に1万人以上の不法移民がメキシコから米国に渡ってくるだろうと報告している。アレハンドロ・マヨルカスの国土安全保障省とブリンケンの国務省は、国連を通じた国際NGOと協定を結び、これらの移民を計画的に国境を越えさせ、あらかじめ調理されたニセの亡命書類を提供することにしている。今週、コーリー・ブッカー上院議員(民主党、ニュージャージー州)とプラミラ・ジャヤパル下院議員(民主党、ワシントン州)は、LBGTQであると主張する人物を無制限に移民させる法案を提出した。この法案の共同提案者には、エリザベス・ウォーレンとバーニー・サンダースが含まれている。これのどこが再選戦略なんだ?
これは再選戦略ではない。もしこれらの事柄が裁かれなければ、内戦戦略になるだろう。