No. 1927 大胆にカオスの中へ

Boldly into the Chaos

法律を敵を捕らえるための武器としか考えていない人々に法の権力を与えれば、法の支配は破壊される。馬鹿な白人リベラルたちはそれをやったのだ。

– Paul Craig Roberts

by James Howard Kunstle

この世界が暗い季節に傾いていくにつれ、私が話をする誰もが、肝臓と肺臓にうずくような恐怖を感じている。カオスの党(民主党)は市民に対する侮辱にもとづいて支配している。彼らは確かに、内戦のような何かを引き起こそうとしており、彼らはそれを「白人至上主義」と呼ぶことで、言論の自由、移動の自由、集会の自由、ワシントンの悪意のある粘着質のかたまりに抵抗する権利を停止する緊急事態宣言を正当化しようとしている。

これらの侮辱はすべて明らかな嘘であり、その背後には大きな犯罪が潜んでいることは間違いない。もちろん、犯罪には裁きと罰を求める。それがアメリカのやり方だ。だから当然のことながら、カオスの党はアメリカのやり方に断固として反対し、自分たちに法律が適用されるのを防ぐために法律を乗っ取ってきた。彼らはこの国のあらゆる権威を壊し、汚し、そして法を貶めることが彼らの究極の目的なのだ。

彼らの侮辱のうちどれが一番ひどいか言うのは難しい。どれもひどくて大嘘であるが、新型コロナワクチンの運用に関する嘘が最も顕著に悪質に見える。疾病管理予防センター(CDC)の所長、マンディ・K・コーエンは生後6ヵ月の乳児からすべてのアメリカ人にこのワクチンを接種するよういまだに推進している。このワクチンは感染予防をせず、特に子供にとってはあからさまに有害であるという証拠が山ほどあるにもかかわらずだ。彼女は非常に愚かか、危険なほど邪悪か、あるいは正気ではないのか、あなたが決めるといい。

昨年秋、コロナワクチンのブースター接種率は17%だった。この数字をみればCDCの役人やファイザーの親分たちは今回も大して信頼されないはずだ。コロナの変異株はすべて実験室で作られた病原体であるという論文も出回っている。CDCとその姉妹機関である公衆衛生機関は、もちろんウイルスの起源について大嘘をついていた。今となっては誰もが知っている。この国でだませる相手は誰が残っているのだろうか?もしも彼らが人々に恐怖を再燃させるために致死率がはるかに高い何かをこっそりとリリースすれば、それは彼ら自身の命を危険にさらす可能性が高い。なぜなら、彼らの研究所が彼ら自身を保護するワクチンを迅速に開発することは難しいからだ。

さらにロックダウンや学校閉鎖を呼びかけても今回もそううまくはいかないだろうし、連邦政府の取締り努力は、大多数がまともな州では笑いものになるだろう。働いている人々は学校が子供を預かってくれないとなれば、また経済的に破滅することを知っている。私の住むニューヨークのような集団形成精神病の影響下にある州でさえ、深刻な分裂が起こるだろう。ニューヨーカーたちはキャシー・ホウクル(ニューヨーク州知事)という下劣な自動機械にうんざりしている。

ウクライナの戦争は、「民主主義」のための十字軍としての魅力を明らかに失っている。数か月前に、黄色と青の旗は玄関先や車のバンパーから消えた。あの哀れな国にアメリカの国益があるなどというのは、最初から嘘だったのだ。米国政府がこの大失態を仕組んだのであり、どの角度から見ても、米国のすべての関係者にとって大損失だった。ウクライナは破綻国家になるのを待っている。ヨーロッパの国々は産業経済を無駄に犠牲にした。そして米国は、「お前たちと彼を戦わせよう」という不名誉なゲームで、他国に対する最後の威信を無駄にした。また米国人は、ゼレンスキーのネオナチ集団や懐柔主義者たちに注ぎ込まれた何十億という金が、オハイオ州イーストパレスティナ(列車脱線事故で有害物質が放出された)やマウイ島ラハイナ(火事)、マタモロスからティフアナまでの苦しむ南部国境沿いの町など(不法移民)には流れていないことに気づき始めている。ジョー・バイデン」を選んだとされる人々でさえ、ビクトリア・ヌーランド&カンパニーが引き起こした混乱をめぐり、第三次世界大戦に突入することを少し心配し始めている。

米国ではどうして選挙の信頼性を疑うことが違法とされ、元大統領がそれを行ったために告発されるようになったのだろうか?トランプには不利な条件が揃っているが、彼の敵は愚かにも、法廷から退場させられたら悲鳴を上げて笑い出すようなふざけたジョーカーたちをデッキに詰め込んだ。ワシントンDC連邦地裁のターニャ・チュトカン判事は、トランプに反乱分子の烙印を押したジョーカーの一人で、彼女が検察側の要求よりも長い刑期で刑務所に送った多くの1月6日のデモ参加者の裁判では、すでにトランプに反乱分子の烙印を押している。ジョージア州フルトン郡のファニ・ウィリス地方検事は、自分のキャリアを終わらせるブービートラップを構築したもう一人のジョーカーであり、ニューヨーク郡(マンハッタン)のアルビン・ブラッグ地方検事は、最終的に弁護士資格を剥奪されれば笑っている側にはいないだろう。

今後数か月でジョー・バイデンには興味深い運命が待っている。バイデン一族の外資系コンサルティング会社の収入源が下院の弾劾調査委員会で監査されるからだ。そしてさらに興味深い運命が民主党を待ち受けている。2024年の大統領選の候補者がいないこと、少なくとも聞いたことがある候補者がいないことを民主党はついに認めなければならなくなるのだ。「大統領」はジレンマの上に(震えながら)立っている。潔く退任し、史上最も不正な最高責任者であることが露呈するという歴史的屈辱を避けることもできるが、そうすれば、今後起訴されるであろう息子への恩赦や、バイデンコンサルティング社のCEOとして自身に恩赦を与える能力を失うことになるのだ。

あるいは、夜明け前の陰鬱な朝に、粘着質のかたまりがホワイトハウスの居室に忍び込み、ジョー・バイデンの顔にその震えるゲル状の形質を落とし、彼の議会とこの現実世界すべてとの闘いが(私たちにとっては)幸運な終わりを迎えるまで、彼を覆い隠すかもしれない。

Boldly Into the Chaos