…なぜならルールは秘密だから
Putin Says Again That No One Can Follow the Rules-Based Order …
… Because the Rules Are a Secret
by Andrew Anglin
西側諸国が言い続けているこの「ルールに基づく秩序」にはルールがないと何回言っても足りない。
もしあなたがルールは何かと彼らに聞けば、彼らは秘密だと言う。
秘密のルールに基づく秩序などあり得るだろうか？
欧米が推進する「ルールに基づく秩序」は植民地主義の隠れ蓑にすぎない、なぜなら想定されるルールは誰も合意したことがなく、あるケースから別のケースへと常に移り変わるから、とロシアのプーチン大統領は語った。
プーチン大統領は、月曜日に放映された国営放送『中国中央電視台（CCTV）』の独占インタビューでこう発言した。
「これらのルールを見たことがあるだろうか？いいえ。なぜなら誰もそれを書いていないし、誰もそれに合意してないからだ。誰も見たことのないルールに基づいて、どうやって秩序を語れるのだろうか？」とプーチンは述べた。
https://www.rt.com/russia/584993-putin-rules-based-order/
このような状況は「常識からすると」間違いなく「ナンセンス」に見えるが、「ルールに基づく秩序」を提唱する人々にとってはとても有益だとプーチンは説明する。
「もし誰もルールを見たことがなければ、それを口にする人たち自身が自分たちの利益になるように、ケースバイケースでそのルールを考え出すということだ。これが植民地的アプローチの本質なのだ」とプーチンは指摘した。
たしかに秘密のルールリストに基づく秩序はナンセンスに見えるが、もし自分だけが知っているルールリストに基づいて運営するのであれば、それは極めて有利である。特に、あなたがルールを知らない人を罰することができる場合はなおさらだ。
自分だけがルールを知っているカードゲームをやる場合を想像してほしい。誰も違いがわからないのだから、あなたは何度も「勝った」と宣言できるのだ。
もし誰かがルールを推測してあなたが負けたとしても、あなたがルールを変えることを妨げるものは何もない。そもそもルールを知らないのだから、誰も変えたことに気が付かないだろう。
誰かが「こんなのバカげてる、ゲームをするなら誰でもルールを知る権利がある」と言うかもしれない。そうしたらあなたはこう言うだけだ「文句を言うなら殺してやる」。
Video Link: https://rumble.com/embed/v3mzoym/?pub=4