No. 2029 代替理論

Replacement Theory

DEI(多様性、公正性、包括性)が攻撃を受けているとき、我々は何をすべきか?立ち上がり、反撃するのだ。我々はクローディン・ゲイを支持する。
– アル・シャープトン牧師

*クローディン・ゲイ(初めて黒人でハーバード大学の学長に就任した女性。女性としては二人目)。ハマスによる攻撃への対応をめぐって反ユダヤ主義を許容しているとの批判や論文盗用疑惑を受け2024年1月2日に学長を辞職。

by James Howard Kunstler

クローディン・ゲイが新たに大学院のクリエイティブ・ライティング・プログラムの教授職に移った後、ハーバード大学理事会は誰を学長に任命するのだろうか? 非常に簡単な選択肢は、2020年に設立され、2023年9月にボストン大学の監査人がセンターへの4300万ドルの寄付金、寄付、および助成金が帳簿に記載されていないことを明らかにした後、設立が取り消されたボストン大学反人種主義研究センターの創設ディレクターであるイブラム・X・ケンディだろう。

ボストン大学はミスがあったことを認めたが、その多くは反レイシズム運動の信用を失墜させようとする白人たちによるもので、構造的人種差別の根強さを証明するものだった。ケンディ博士はニューヨーク・タイムズ紙に、批評家たちはこの状況を「古い因縁を清算し、私が問題であること、あるいは反レイシズムが問題であることを示すために利用した。残念ながら、私たちはこのような偏った、唾棄すべき反動的な瞬間に生きている」と語った。

確かに、ハーバード大学のゲイ学長解任は恨みを晴らすための古い決着の一例であり、ケンディ博士は、民主主義、ヘイトスピーチの撤廃、学問における公平性に最も大きな脅威をもたらす、ハーバード大学に残る反動的な人種差別主義者を根絶やしにする最も適任の候補者である。ケンディ学長には、社会から疎外された人々を前進させるというハーバード大学のコミットメントを何としても倍加させることが期待できる。また、ボストン大学はハーバード大学からチャールズ川を挟んで1マイルも離れていない。ボストン大学の大口寄付者(例えば、ウォール街のビル・アックマン)は、ハーバード大学のヘッジファンド(別名、寄付金)への寄付を今後差し控えると脅している。

おそらくもっと狡猾な人物の採用は保健福祉省(HHS)の保健担当次官補で米国の公式新型コロナ政策の最高監督者、つまり管理者の一人であり、mRNAワクチン義務化の最高推進者であるレイチェル(旧姓リチャード)・レヴィン提督だろう。ウィキペディアにはこう書いてある: 「レヴィンは米国公衆衛生局の四つ星提督に任命され、米国の制服組で初のトランスジェンダーで、四つ星提督として初の女性提督となった。」実際には彼女または彼は女性ではなく、髪型や衣装に細心の注意を払って女性のふりをした男性であるという事実を避けて書かれている。

読者は、「女性(Female)」が女(Woman)と同じ意味であるか、そして自分自身を女だと想像することが本当に女であることと同じかどうかについて議論することができる。しかし、ハーバード大学の学長に(小児科医である)ドクター・レヴィンを据えることの利点はまさにここにある。国の関心は人種差別と反人種差別という難問から、性同一性のさらに複雑な問題に劇的にシフトし、しばしば白人性を帯びた強権的な家父長制を推進する残りのハーバードの教職員の有害な影響を露わにすることになる。

ハーバード大学の学長として、ドクター・レヴィンは高等教育においてフリをすることの重要性を高め、強調することができるだろう。もちろん、フリをすることは学術誌や出版物、特に最近ではドクター・レヴィンの専門分野の一つである新型コロナ(とその治療薬)をめぐる医学においてすでに定着している。提督が、ニューイングランド・コンプレックスシステムス研究所で新型コロナタスクフォースのチーフを務めたエリック・フェイグル=ディン博士を参謀として採用することを願うばかりである。つい3日ほど前、フェイグル-ディン博士はXにこうツイートした: 「反ワクチンキャンペーンは多くの偽情報によって煽られている。あなたの友人や家族がそれを信じ始めるほど、偽情報で叩かれている。でも、どうかそれに騙されないように!」。つまりこの意味は、

頼むからもっとmRNAブースター接種をうけてきてほしい!特に、なぜならフェイグル-ディン博士もXで言っているように「新型コロナの猛烈な地獄が全国に押し寄せている」からだ。

こう問いたくなる。「ハーバード大学がコロナワクチンの接種義務を更新した場合、ハーバード大学の学生は接種を断るだけの知性があるのだろうか?」 もっとも、ハーバードの多様性、公平性、包括性、帰属性方針(DEIB)は、入学手続きにおいて知性以外の事項を前面に押し出している。保護者は尋ねるかもしれない。「学期が終わる前に学生が心筋炎で死亡した場合、ハーバード大学は55,000ドルの授業料の一部または全部を返金するのだろうか?」ドクター・レヴァイン博士(提督)にはこのような難問を解決する十分な能力を備えている。

ほかに候補者はいるだろうか? (ヒント:ニコール・ハンナ=ジョーンズ、ドウェイン”ザ・ロック”ジョンソン?ミカ・ブレジンスキー?イルハン・オマル、メーガン・ラピノー・・・?)

Replacement Theory