No. 2042 世界経済フォーラムの女神

The Goddess of the WEF

今年の世界経済フォーラムの一番のテーマは何だっただろうか?気候変動でもウクライナでもない。インターネットの検閲である。彼らは@ElonMuskの額に直接標的を描き、『X』というラベルを貼っている。     – ジャック・ポソビッチ

by James Howard Kunstler

教えてほしい。西洋文明の中でこれほど公平なおばあちゃん顔があるだろうか?長年の知恵の集合体、母性的な優しさ、豊かな養育、思いやり、癒し、そして子供部屋での楽しみのヒントさえも放っているように見えないだろうか…。6月の朝の、松の生い茂るシュヴァルツヴァルトを漂う春のゼファーのように、人類を愛撫する生命の贈り主の慈愛に満ちた微笑み……。

それこそがウルスラ・フォン・デア・ライエンが欧州委員会委員長に選ばれた理由であり、今週、世界経済フォーラム(WEF)の前座として、1月の極寒の中ダボス会議に集まった世界の大物たちを前に基調講演を行った理由である。ユヴァル・ノア・ハラリのような死人のようなゴブリンが「虫を食べろ」と言うのと、ウルスラおばあちゃんが、心配ないわ子供たち、すべて大丈夫よ、と言うのはまったく別のことだ。

ウルスラは、世界の子どもたちに一つだけ注意を促す言葉をくれた。それはまるでよいおばあちゃんが世界中の幼稚園児に送るようなものだった。「インターネット上の誤報や偽情報に気をつけなさい!ドイツのメルヘンに登場する邪悪な小鬼のように、これらの邪悪な力はインターネット上に潜み、伝播し、私たちのユートピア的未来に向けたWEFの慈悲深い計画をすべて打ち砕こうと待ち構えているのです。誤報や偽情報はヘイトスピーチという世界で最も危険なものに変貌する可能性があります。それは世界で最も危険なものです!ブーツのかかとで踏みつけてしまいなさい!」

いったい、誤報や偽情報とは何についてなのだろうか?ウルスラは明言を避けたが、推測はできるだろう?例えば、WEFが毎年ますますあこぎなことをやりだして、気候を破壊して、例えば米国の場合は、WEFの憎むべきモータースポーツやメガチャーチ、ガンショー、ホットタブ、ゴールデンコーラル食べ放題ビュッフェを楽しむことに躍起になっている「役立たずの食いしん坊」で溢れかえった地球上で主権国家を支配する手立てを求めていることだ。WEFがあこぎ?高慢な支配者集団?親切なシュヴァーベンクラウスが人類のために尽くしてきたのに、なんとひどいことを言うの!そんなことを言われると心が痛むわ!

それでは、なぜ億万長者たちは毎年ダボス会議に集まり、無数のNGOや世界中の政府の活動を操作することを目的とした影の活動家団体に資金を提供しているのだろうか?断言するが、それは豪華なオードブルの盛り合わせのためでも、もっと豪華な呼び出し可能な売春婦のためでもないだろう。(金融界の大物たちは、専属のシェフやマッサージ師のサービスで満足しているに違いないから)。ウルスラは言う。「WEFの著名なメンバーが毎年会合を開くのは、私たちの民主主義とビジネスには共通の利害があるから。人々のために繁栄、富、安全を創り出し、革新と投資を促進するための安定した環境を創り出し、平等な機会と自由を創り出すことだから。」

残念だが、ウルスラおばあちゃんは嘘をついている(残念なことに私たちは壮大な失望の時代に生きている)。もしWEFが「安定」を望んでいるのなら、アレックス・ソロス(とそのパパのジョージ・ソロス)がメイン州からカリフォルニア州までのすべての郡の地方検事選挙に資金を注ぎ込み、略奪、カージャック、騒乱が罰せられないようにすることはないだろう。あるいは、メキシコの麻薬カルテルが米国への不法入国の最後の足取りを引き継ぐために、地球上のあらゆる破綻国家から軍人の年齢の男たちが大洋を渡り、NGOが支援する中米の中継地点まで空輸されることも……あるいはボートでアフリカ人やアラブ人を地中海に送り込みヨーロッパ社会(特にウルスラのドイツを含む)に溢れさせることもないだろう。

彼女が代表するWEFが一番気にかけていないのは、この甘美な自由である。機会均等も。彼らはすべての良いものを、自分たちのものにしたいと思っており、他の人々が彼らの世界を散らかすのはやめてほしいと考えている。そして彼らは本気であなたをここから追い出そうとしている。彼らのグレートリセット計画にとって非常に有利な作戦だった新型コロナは、数十億人が非常に不安定な「ワクチン」にさらされる結果となった。記録によれば、2021年に「ワクチン」が導入されて以来、あらゆる原因の死亡が、驚くべき異常かつ持続的に増加している。これはまさに次なるビッグイベントの序曲にすぎない。

今週、WEFとその下部組織であるWHOは来るべき「DiseaseX」(疾病X)についての警告を強化した。彼らは、DiseaseXは、人工呼吸器、レムデシビル、オピオイドなどによる医療の過失、そして実際の効果的な治療薬を執拗に使わせなかったことによって人々を死に至らしめた名ばかりの新型コロナよりも、はるかに致死性が高いだろうと言っている。(インターネット上のイベルメクチンやヒドロキシクロロキンの話題はすべて「偽情報」とされた)。

もし今後数週間から数ヶ月の間に「Disease X」のようなものが発生するとしたら、それは実際にはこのようになるだろう。過去にmRNAワクチンを接種して免疫系に損傷を受けた人はすべてコロナの新たな変異株により致命的な病気にかかるというスト―リーだ。著名なウイルス学者たちはまさにこれを予測している。(偽情報だと思いますか?) 待っていればわかるだろう。

The Goddess of the WEF