Will China Retaliate Against Donald Trump’s Oil Blockade and Force an American Surrender?
Ron Unz
予想通り、イスラマバードで行われた米国とイランの和平交渉は瞬く間に完全な失敗に終わった。交渉は24時間も経たないうちに決裂した。トランプ大統領は当初、イランの10項目からなる提案に基づいた和平交渉を提案していたが、実際の交渉が始まると、それらはすべて完全に無視された。
メディアの報道によると、J・D・ヴァンス副大統領とニューヨークシティの不動産開発業者であるジャレッド・クシュナーとスティーブ・ウィトコフが率いる米国代表団は、その代わりにイラン側に受け入れがたい要求を突きつけた。彼らは、イランが法的に権利を有するすべての核濃縮活動を放棄し、現在支配している戦略的水路ホルムズ海峡の支配権も手放す必要があると言ったのだ。おそらくヴァンスたちは、米軍が6週間にわたる戦闘で完全に達成できなかったことを交渉の場で勝ち取れると期待したのだろう。そしてイラン側が強硬な姿勢を崩さなかったことに失望しただろう。
驚くべきことにワシントン・ポストのコラムニストは最近、イランの指導者や交渉担当者が米国の要求に屈服しなければ全員を暗殺すべきだと主張した。このため不満を抱いた米国人が飛行機を撃墜する恐れがあるのでイラン代表団はロシアか中国の航空機で帰国すべきだと提案する者さえ現れた。悲しいことに米国という国家は狂犬病に冒された哀れな動物の様相を呈し始めている。この行動パターンは、ジャーナリストのグレン・グリーンウォルドが「米国の政治システムの『イスラエル化』が進んでいる」と糾弾したことも反映している。しかし、これはおそらく、6週間以上にわたる失敗に終わった戦争の末に米国がどれほど絶望的になっているかを如実に示しているに過ぎない。
一方で、この失敗に終わった協議がもたらしたのは、トランプがペルシャ湾へ独自の封鎖を実施すると発表したことだ。彼はイランの石油収入を断つため、ホルムズ海峡を通過するすべての石油タンカーを海軍に拿捕するよう命じると言った。イランのミサイルの危険性を考慮すれば、米国の軍艦はおそらくイラン沿岸から遠く離れた場所に留まらざるを得ず、公海上でこれらの船舶を拿捕することになるだろう。公海での拿捕は明白な違法海賊行為である。仮にうまくいっても、これにより国際市場から1日あたり少なくとも150万バレルの石油を排除することになり、それによって価格を大幅に押し上げることになる。実際、これこそが先月、米国がイラン産原油に対するすべての制裁を突然解除した正確な理由であり、これによりイラン産原油のすべてが国際市場で販売可能となった。しかしトランプ政権には論理的な一貫性などないのである。
中国は現在イラン産原油の約9割を購入しており、他のペルシャ湾岸諸国からも大量に輸入している。国際水域で中国行きのタンカーを拿捕するというトランプの新たな措置は、中国に石油封鎖を課すことに等しい、明らかな戦争行為である。しかし封鎖というゲームは相手次第で展開が変わり、トランプの軽率な決定が、極めて慎重なことで知られる中国をついに報復へと駆り立てるのではないかと思う。そうなればアメリカを急速な降伏へと追い込み、危険なイラン戦争がさらにエスカレートする前に終結させるような、狡猾で計算された対応となるだろう。
私はトランプ政権の内部協議に関与していないのでなぜヴァンスたちがイランの交渉相手にこれほど攻撃的な要求を突きつけ、それが拒否されると即座に交渉を打ち切ったのか正確な理由は分からない。しかし彼らは、「米国が戦争に勝っている」という前提の下で行動し、それゆえイラン側は彼らの意志に従わざるを得ないだろうと考えていた可能性がある。イランに対する我々の大規模な爆撃作戦と、我々が被った極めて少ない犠牲者数を考えればそれは妥当な結論のように思えるかもしれないが、戦争の本質をひどく誤解している。
軍事アナリストは常に、戦争の戦術、作戦、そして戦略の各レベルを区別しなければならない。長期にわたる紛争における最終的な勝者を決定するのは、これらの中で最後の「戦略レベル」だけだ。
残念ながら一般のアメリカ人はこの区別がない。彼らはより大きな戦略的全体像を無視し、一時的な戦闘作戦に焦点を当てたメディア報道に魅了されがちだ。
これは、50年以上前のベトナム戦争において特に顕著だった。最盛期には、50万人の米軍兵士がベトナムに駐留していた。兵器や弾薬における圧倒的な優位性を背景に、米軍は戦ったすべての戦闘で勝利を収めたことで有名だが、結局、戦争そのものは敗北した。ごく最近のアフガニスタンやイラクでの戦争においても、全く同じことが起きた。
我々の最高政治指導者でも、この歪んだ視点によって容易に誤った方向に導かれる。数週間にわたりトランプは、米国はイランに対して終わりのない一方的な軍事的勝利を収め、重大な損失を被ることなくすべての標的を破壊していて、この明白な現実を否定しようとするのは、偏向したメディアの批判者たちだけだと言い続けてきた。https://twitter.com/i/status/2036516141485490318
しかし彼の戦争に対する理解が、主に毎日受け取っていたイランの標的に対して行われた米国の最大かつ最も成功した攻撃の爆発シーンが映っているハイライト映像に基づいていたということはすぐに明らかになった。
トランプがこれらの大規模な爆発映像に見入っている間、より洗練されたイランの敵対勢力は、いつでもくる可能性があると見ていた将来のイスラエルやアメリカによる攻撃に備え、数十年にわたり戦略的考察に注力し、防衛的な戦争計画を練っていたのだ。
近年、米国の年間軍事費はイランの100倍以上になった。だからもしイランが単に米国と同等の軍隊を投じたとしても、その規模と戦力が米国のわずか1%なら、6週間前にトランプが大規模な奇襲攻撃を仕掛けた際、彼が予想した通り即座に壊滅させられていたはずだ。
しかしイランは、その代わりに厳格な非対称戦略を採用し、限られた資源を投入して、極めて高精度な弾道ミサイルと強力なドローンの膨大な兵器庫を作っていた。彼らはこれらを西ヨーロッパに匹敵する広大な山岳地帯に点在する拠点に配置し、国家の最高指導部が破壊された後も効果的な作戦遂行を可能にする分散型指揮システムを確立していた。そのため2月末に米国とイスラエルが極めて成功した首脳部排除を目的とした先制攻撃を仕掛けた際も、1時間以内にイラン軍は反撃を開始したのだ。
ベトナム、アフガニスタン、イラクの場合、米国の占領軍は最終的に克服できなかったゲリラ戦で敗北した。イランに関する軍事状況は明らかに全く異なるが、イランの軍事戦略に注目することの重要性は同様に大きい。
イランの場合、そのうちのいくつかが極めて重要であった。
第一に、イランが保有する膨大なミサイルとドローンの兵器により、彼らは中東にある米軍基地の大部分を速攻で破壊した。これは中東から米軍を永久に追放するという彼らの目標に向けた重要な一歩である。またこれらの攻撃は米軍の拠点にある戦略的レーダーのいくつかを破壊した。これにより米軍とイスラエル軍の視界は部分的に遮られた。これらのレーダー施設を再建するには数十億ドルの費用と数年の歳月を要する。そこで我々は代替のきかないAWACS機を一機投入し、一時的にその穴を埋めたが、イランはそれをも破壊した。
過去10年間、米国は世界最強の海軍に2兆ドルを超える資金を投じてきた。その最重要任務の一つはペルシャ湾の重要な海上交通路の防衛であった。しかし空母やその他の軍艦は、イランのミサイルやドローンによる攻撃や破壊に対して極めて脆弱であると見なされていたため、イラン沿岸から数百マイルも離れた場所に留めざるを得なかった。これは巨額の投資を正当化したその極めて重要な任務において、空母や軍艦がほぼ完全に無力であることを示していた。
これらのイランのミサイルやドローンは、湾岸アラブ諸国やイスラエルの重要インフラを極めて容易に破壊することができる。戦争の数週間の間、イランはこの強力な報復能力を繰り返し、イランのエネルギー施設やその他の民間インフラへの攻撃に対して例外なく同等の報復攻撃を行った。したがって米国やイスラエルがイランを破壊することはできても、イラン側も同等の報復を行うことが可能であり、これは相当な抑止効果をもたらした。
しかし、イランの究極の切り札はペルシャ湾の全航路に対してホルムズ海峡を封鎖する能力だった。これによりイランは世界の石油およびLNG輸出量のおよそ5分の1以上、そしてさらに大きな割合を占める肥料やその他の重要物資を完全に掌握したのだ。イランは攻撃を受けた場合この報復措置を講じると常に脅してきた。そして実際に即座に実行に移し、全世界を経済的破滅の危機に陥れた。石油、天然ガス、その他の商品価格は急速に高騰し、北半球ではまもなく作付け期を迎えるため、世界的な飢饉のリスクが高まった。
『エコノミスト』誌は戦争に対してかなり懸念を抱いていたが、イランに対しては常に激しく敵対的で同誌による紛争の報道は途方もなく一方的だった。しかし数週間前、同誌はついにイランが明らかに戦争に勝利していることを認めざるを得なくなった。
トランプの度重なる脅しや威嚇にもかかわらず、国防総省の顧問たちは、海軍や地上部隊を動員してもこのイランの封鎖を打破する軍事的な選択肢は存在せず、そのような試みは恐らく米国に甚大な敗北と凄惨な犠牲をもたらすだろうと大統領を説得したようだ。
2002年の国防総省のシミュレーション演習では、イラン軍が米国の空母1隻とその随伴艦艇すべてを撃沈し、戦闘初日に2万人の米兵が死亡するという結果となった。これは間違いなく米国の歴史上最大の軍事的大惨事である。もしトランプが同地域に展開させていた数千人の地上部隊で攻撃を仕掛けたとしても、彼らはおそらく敗北し、捕虜として捕らえられるだろう。その一方で、イランの封鎖を突破する見込みは皆無である。最近解任された米軍の最高幹部たちは、自分が間違っていると指摘されるのを嫌う大統領に、こうした厳しい事実を説明したために職を失ったのかもしれない。
イランが封鎖を開始すると原油価格は急騰し、数週間前にはサウジアラビアが、紛争が続けば今月末までに原油価格は1バレル180ドルに達するだろうと推定した。これは今年初めの価格の3倍である。
このような劇的な上昇は、メディアで一般的に報じられている価格にはまだ反映されていない。しかし数日前の『ニューヨーク・タイムズ』紙の重要な記事は、こうした低い価格は本質的に架空のものであり、実際に原油の現物引き渡しに対して現在支払われているべき金額とは著しく乖離していると説明した。こうした実際の原油価格は最近、140ドルの大台を突破していた:
火曜日、トランプ大統領が米国とイランが停戦合意に達したと述べる前、欧州産原油であるブレント原油の一般的に引用される価格は1バレルあたり約109ドルだった。これは、インフレ調整を行わない場合、一時的に130ドルを超えた2022年の高値を大きく下回る水準だった。
しかし、エネルギー企業が船舶で輸送される原油を売買する市場では、価格は1バレルあたり145ドル近くに達していた。これは過去最高値で2月28日に米国とイスラエルがイランを攻撃する前の価格の2倍以上だったと商品価格を追跡する企業アーガス・メディアは伝えている…
「先物市場は、石油の現場や海上における現実を全く反映していない」と、オーストラリアの金融サービス企業マッコーリー・グループのグローバル・エネルギー・ストラテジスト、ヴィカス・ドウィヴェディ氏は述べた。「市場は完全に機能不全に陥っている」
米国第2位の石油会社シェブロンのマイク・ワース最高経営責任者(CEO)も先月、ヒューストンで開催されたS&Pグローバル主催のエネルギー会議「CERAウィーク」で同様の懸念を表明した。
「現物価格と現物供給量は、先物市場が示すよりも逼迫した市場状況を反映しているだろう」とワース氏は先物市場に言及して述べた。
私が陰謀論に走りすぎているのかもしれないが、多くのシオニスト系億万長者は戦争を継続する決意を固めており、ホルムズ海峡のイランによる封鎖がもたらす恐ろしい経済的影響を一時的に隠蔽する強力な動機を持っている。だから指標とされる先物市場の価格を彼らが操作しているのではないかと思う。そうでなければ株価はパニック状態に陥り、トランプ氏は紛争を終結させざるを得なかったかもしれない。
差し迫る経済的損害について、数日前、『タイムズ』紙はハーバード大学の歴史学者ジェームズ・マーティンによる記事を掲載した。同氏は、現在の危機がもたらす壊滅的な影響を、第一次世界大戦勃発後に起きた事態になぞらえている。
米国がイランを攻撃した際、イランがホルムズ海峡を封鎖するのは驚くべきことではなかったはずだ。しかし、その正確な波及効果を予見できた者はほとんどいなかった。史上最悪の石油供給の混乱だけでなく、多くの人が依存していることに気づいていなかった資材の不足も生じている――世界の主食作物の栽培に使用される尿素やアンモニア、コンピュータチップ製造用のヘリウム、そしてゴミ袋やペットボトルなど多くの家庭用プラスチック製品の製造に不可欠な石油製品であるナフサだ……
第一に、エネルギー価格がすぐに戦争前の水準まで下落する可能性は低い。混乱したサプライチェーンの正常化には数ヶ月を要し、ペルシャ湾の損傷した生産施設の修復にはさらに長い時間がかかるだろう。海運も一挙に正常化することはないだろう。特にイランが安価なドローンで数隻のタンカーを脅かすだけで、世界貿易に重大な影響を与えられることを知った以上はなおさらだ。もしイランがホルムズ海峡を通過する船舶に通行料を課し、支払わない船舶を沈めると脅せば、運賃や保険料は高止まりしたままになるだろう。
現在、コメをはじめとする食料作物の春の作付けシーズンが始まる時期に肥料不足が生じており、これは最終的に作物の収穫減や価格高騰につながる可能性がある。新型コロナパンデミックの経験が明らかにしたように、このようなサプライチェーンの混乱は長期にわたるインフレの急騰を引き起こし得る。それが収束する前に、住宅ローン金利の上昇から財政危機、さらには政情不安に至るまで、壊滅的な二次的影響をもたらす恐れがある……
すでに深刻な食料不安に直面しているアフリカの角の一部の国々は、通常ホルムズ海峡を経由する輸入肥料に依存している。
これがわずか1ヶ月の戦争による結果だとすれば、より大規模で長期化する紛争の影響を想像してみてほしい。一部の人々は、今はその可能性が近年のいかなる時期よりも高いと信じている。
1919年、荒廃したヨーロッパを見ながらフランスのジョルジュ・クレマンソー首相は、「戦争をするのは、平和を築くよりもはるかに容易だ」と述べた。世界経済についても同様だ。世界的なパニックを引き起こすことは、その長期的な余波に対処するよりもはるかに簡単なのだ。
この極めて厳しい歴史的分析が掲載される前日、タイムズ紙は「トランプが米国をイランとの戦争へと導いた経緯」と題する記事を掲載していた。これは戦争がどのようにして勃発したかについての内幕を詳述した4,500語に及ぶ記事であり、その内容は広く議論され、引用された。https://www.nytimes.com/2026/04/07/us/politics/trump-iran-war.html
会議の席順などの些細な詳細の多くや、その過程におけるイスラエル首相ベンヤミン・ネタニヤフの絶大な影響力についての記述も正確だったに違いない。
しかし最も重要な結論は本文には暗示されているに過ぎなかったと思う。現在進行中のイラン戦争は、アメリカにとってすでにこれほどまでに完全かつ甚大な国家的惨事となっているため、トランプの国家安全保障チームの上級メンバーのほぼ全員が、今や必死に歴史を書き換え、自分は決定に断固反対し、トランプに警告していたと主張しているのだ。そしてその多くの人たちは間違いなく『タイムズ』紙に嘘をついている。記事の中でイラン攻撃を主張していた唯一のアメリカ人はトランプの自称「戦争長官」ピート・ヘグセットだけだ。彼は、戦争がすでに敗北していることを理解できないほど愚かで好戦的か、あるいは自分が指定されたスケープゴートにされていることに気づかないほど酔っ払っているかのどちらかだろう。
私は、JD・ヴァンス副大統領はおそらく懐疑的だったと思う。また、米国の攻撃直前に、ダン・ケイン将軍が重大な懸念を表明していたことを明らかにする情報が公に漏洩した。しかし、マルコ・ルビオ国務長官とジョン・ラトクリフCIA長官は、生涯にわたりイスラエル・ロビーに献身してきた手先であり、彼らがトランプに対し、ネタニヤフの戦争提案が「でたらめ」あるいは 「茶番」だと伝えたとは極めて考えにくい。
船からネズミたちが必死に逃げ出しているのを見ればその船が急速に沈みつつあるという強力な兆候である。
先週起きたいくつかの重要な展開は、進行中の戦争の特定の側面をさらに明確にした一方で、私たちの世界全体を破滅の瀬戸際に追い込もうとしているようにも見えた。
私が最新の記事を公開する直前に、イランが米軍のF-15Eを撃墜し、無事脱出した2名の搭乗員を救出するための大規模な作戦が進行中であるという報道が流れた。
これは、数週間にわたる継続的な戦闘作戦の中で、米国がこれまでに失った数少ない機体の一つだった。したがって、私はこの事態をかなり重大なものと捉えた。特に、その直後にA-10地上攻撃機も撃墜されたと報じられた後はなおさらだ。
あらゆる紛争と同様に、これもまた濃い「戦争の霧」と激しく対立するプロパガンダに包まれていた。私自身、軍事的な専門知識に乏しいため、実際に何が起きているのかという現実を解きほぐすのは当然ながら困難だった。
当初から、イランの防空体制が有効だったのか、あるいはトランプが声高に主張した通り、米・イスラエルの戦闘機がイラン上空でほぼ完全な行動の自由を得られるほど、極めて短期間で機能不全に陥っていたのかについて、激しい論争があった。
国防総省によれば、我々はすでにイラン国内で約1万3000カ所の標的を攻撃し、一方で失った航空機はごくわずかだった。したがって、イランの防衛網は確かに完全に破壊されたというのが明白な説明で、親米派の情報源は当然ながらこの説を推し進めてきた。
しかし、親イラン派の情報源はこれに異議を唱えている。彼らはこれらすべての攻撃のかなりの部分が、海上発射のトマホーク巡航ミサイルであれ、空対地ミサイル(JASSM)であれ、安全な距離から発射されるスタンドオフ兵器に依存していたと主張した。そして、我々がミサイルに大きく依存していたことは、残存するイランの防空体制に対する懸念を示していた。
この分析を裏付けるものとして、数週間前、私は米国がこうした兵器の全世界的な備蓄をどれほど異例なほどに消耗させていたかについて指摘した:
我々は1970年代にトマホーク巡航ミサイルを開発し、1991年に初めて実戦投入した。速度は遅く、かなり旧式ではあるが、依然として遠距離攻撃兵器の主力であり、現在、その在庫は恐るべきペースで消費されつつある。最近のワシントン・ポストの記事によると、 戦争開始時点で3,000発から4,500発の在庫があったが、現在までにそのうちの850発、つまり数十年にわたって蓄積された総備蓄量の20~30%を発射してしまった。ビジネス・インサイダーの記事によれば、年間生産数は約60~70発だったため、わずか4週間で少なくとも12年分の生産量を消費したことになる……
英国王立防衛研究所(RUSI)は、あと1ヶ月も経たないうちにATACMSミサイルとTHAAD迎撃弾の世界的な備蓄は底を突く見込みであり、イスラエルはすでにアロー迎撃弾の供給を使い果たしていると報じている。
『Bloomberg』の最近の報道も、同様の見解を裏付ける情報を提供している。https://x.com/business/status/2040468005587444018
もしイランの防空網が実際にすぐに無力化されていたなら、我々はこれほど極めて危険な方法でミサイル備蓄を消費するのではなく、ほぼ無尽蔵に保有する「非誘導爆弾」の使用に直ちに切り替えていただろう。したがって親イラン派の主張は少なくともある程度は正しかったようだ。
この枠組みに照らせば、これら2機の航空機が立て続けに失われたことは、我々が近接爆撃へと移行したことを示唆している。その理由は、弾薬の消耗をこれ以上許容できなかったか、 弾薬のさらなる消耗を許容できなかったか、あるいはイランの防空網を遂に無力化し、安全に実行できる段階に達したと判断したかのいずれかだ。しかし後者が事実だとすれば、それらの航空機の損失は我々の判断が誤りだったことを示唆していた。特にA-10は我々の最も効果的な対地攻撃機の一つだが、その近接支援任務ゆえに防空網に対して特に脆弱であり、もしその一機が撃墜されたのであれば、結論は明らかだった。
しかし、事態はそれよりもはるかに複雑であることがわかった。F-15Eのパイロットはほぼ即座に救出されたが、米軍は同行していた兵器担当将校の所在を急いで特定しようとしていた。イラン軍に捕らえられ、初の捕虜という宣伝上の勝利を許すことを恐れていたからだ。
我々の部隊はその競争に勝ち、その航空兵を救出した。メディアはこの大成功を報じた。しかし事態はその後、奇妙な展開を見せた。イラン側が、その過程で大規模な損害を与え、大型輸送機、ヘリコプター、大型ドローンを含む12機の航空機を撃墜したと宣言したのだ。その任務中にA-10も深刻な損傷を受けたが、後に別の場所で墜落した。これはイランのテレビで即座に報じられ、大量の残骸の映像によって裏付けられた:https://x.com/upholdreality/status/2040856329732927762?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E2040856329732927762%7Ctwgr%5E6fe899395360dce18b9e7cfdafa49bd92d092c60%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.unz.com%2Frunz%2Fwill-china-retaliate-against-donald-trumps-oil-blockade-and-force-an-american-surrender%2F
その数日後、ガーディアン紙はこの件に関するフォトエッセイを掲載した。そこには、破壊されたすべての米軍機の残骸の写真が満載されていた:
つまり、一人の航空兵を救出したとされる代償として、我々は少なくとも7億ドル相当の航空機を喪失したことになる。あるいは、失われた航空機と消費された弾薬を含めれば最大で20億ドルになるかもしれない。さらに、2機の非常に大型なC-130輸送機を含むその損失の性質と規模は、単なる救出作戦とは到底思えない。報道によれば、我々は作戦に100名以上の特殊部隊地上兵を投入したというが、墜落したたった一人の航空兵を回収するためだけにこれほどの人員を投入するのはほとんど意味をなさない。
トランプの誇張癖はあまりにも有名で、事実関係に関しては信頼できる情報源とは到底言えないが、作戦の規模に関する彼の主張は実に驚くべきものだった:
ワシントン時間の日曜日の深夜過ぎ、ドナルド・トランプは、4機の爆撃機、64機の戦闘機、48機の空中給油機、13機の救難機を含む計155機の航空機を動員した複雑な作戦により、2人の米空軍兵士が救出されたと発表した。
米国側は、少なくとも1機が動けなくなり離陸できなくなったため、ヘリコプターとC-130輸送機を自爆させたとし、攻撃を受けたわけではないと主張した。
一方、イラン革命防衛隊は、作戦中にイラン軍がC-130輸送機2機とブラックホークヘリコプター2機を撃墜したと主張した。
もし我々の航空機が十数機も破壊されたというのなら、そのほとんどが敵対的なイラン軍の砲火によって撃墜されたわけではないとは到底考えにくく、現場で大量の米軍の残骸が発見されたにもかかわらず、我々に死者が一人も出なかったというのも不自然である。
したがって、政府が事件の真相について嘘をついている可能性は非常に高く、メディアで流布されている話は明らかに虚偽であるように思われた。
様々な独立系アナリストたち――評判の高いSimpliciusのブロガーを含む――は、すぐに遥かに説得力のある経緯を提示した。彼らは、米軍の残骸がイスファハンとナタンズ核施設の近くにある仮設飛行場に散乱していたことに言及した。この場所は、数百ポンドに及ぶイランの濃縮ウランが保管されている可能性が最も高い場所として見られていた。トランプ政権はそのウランの押収を軍事上の最優先事項の一つとしており、特殊部隊による奇襲作戦で実行する可能性があると言っていた。その作戦には、まさに現在現場に散乱しているような小型ヘリコプターが使用されるはずだった。したがって、墜落したパイロットの救出活動は、単にそのような奇襲作戦の隠れ蓑として行われたか、あるいは何らかの形でその種の作戦と関連していたのかもしれない。
また、救出された航空兵が大佐であったこともすぐに明らかになった。F-15Eの兵器担当官は通常、少尉が務める役職であるため、これほど高位の将校がその役割を担っていたことは極めて異例であり、イラン側はさらに、最近イスラエルを訪れていた米空軍少佐の身分証明書を回収したと主張した。
したがって、最も妥当な推測は、我々がイランの核物質を奪取すべく大規模な襲撃を仕掛けようとしていたというものだ。F-15Eに乗っていた高位の将校は作戦の調整を支援していたが、彼の搭乗機がイランの防空網によって突然撃墜されたため作戦は中止され、攻撃の準備を整えていた部隊は代わりに彼の救出に専念することになった。これがイラン軍部隊との戦闘につながり、彼らは我々の装備の多くを破壊することに成功し、おそらくは我々の大規模な精鋭特殊部隊に多大な損害を与え、その結果生じた戦闘の中でA-10も失われたのだ。
こうしてトランプ政権とそのメディアの手先たちは、この作戦を撃墜されたパイロットの完全な救出成功として描いたが、この反対の分析によれば真実は正反対であった。イランの濃縮ウランを押収するための我々の計画された襲撃は、少なくとも数億ドル相当の装備の損失を伴う、完全かつ屈辱的な大惨事として終わり、同時にイラン側を将来同様の襲撃に対する完全な警戒態勢に追い込んだのである。
アラステア・クルックは数十年にわたり中東に関与してきた。当初はMI6の上級将校として、その後は英国外交官として活動し、グレン・ディーセン教授との長時間のインタビューにおいて、自身の専門知識と現地の情報源を基に、この失敗に終わった米国の作戦の背景について論じている。
動画リンクhttps://www.youtube.com/watch?v=1wMB1oSrqvo
1979年のシャー打倒後、 イランの過激派が英国大使館職員を拘束し、長期にわたる人質事件へと発展した。これを受け、ジミー・カーター大統領は1980年4月、「イーグル・クロー作戦」と呼ばれる特殊部隊救出作戦を発動したが、デザート・ワン基地で屈辱的な失敗に終わった。有頂天のイラン側は、砂漠に破壊された米軍のヘリコプターを世界に晒し、この悪名高い事件が同年後半のカーターの再選を阻み、ロナルド・レーガンに敗北させる一因となった。
しかし、トランプの屈辱的な「イーグル・クロー」惨事は、はるかに大規模なものであったようで、明らかにイラン人による待ち伏せ攻撃を受けたようである。そのため、我々ははるかに多くの装備を破壊され、おそらくはるかに甚大な人的被害を被った。ここでの違いは、近年の主流メディアがあまりにも不誠実で腐敗しているため、鋭い質問を一切投げかけることなく公式のプロパガンダをただ垂れ流すだけになっていたことだ。
ジョン・ミアシャイマー教授が指摘したように、この一件で我々が失った航空機の数は半世紀以上前のベトナム戦争終結以来、どの一日で失った数よりも多かった。これは、我々の偉大な軍事力やイランの弱さを示す証左とは到底言えない。
イランは明らかにロシアや中国ほどの軍事力はないが、プロパガンダ活動はかなり優れているようだ。ここ数週間、イラン側は自国の主張を伝える一連の笑える「レゴ動画」を公開しており、その多くはソーシャルメディア上で大いに人気を博した。実際、それらのレゴ動画はトランプを嘲笑するのにあまりにも効果的だったため、YouTubeはチャンネル全体を削除した。
この明らかな惨事を扱ったあるレゴ動画は瞬く間に拡散した。本質的にはアニメに過ぎないが、私はそのストーリーの方が、米国政府の公式説明よりも信憑性があり、現実的だと感じた。https://x.com/i/status/2041128301960290418
それでも、我々は明らかに正反対の二つの物語を見せられた。トランプ政権とそれに追随するほぼすべての主流メディアは、イラン深部から墜落した空軍兵士を救出したという「大成功」を称賛した。その一方で作戦中に破壊された航空機については一切無視するか、単なる事故による損失だと主張した。そしてイラン側は、自国の防空体制が決して無力化されていないことを証明し、アメリカに甚大かつ屈辱的な敗北を喫させたと言った。多くの独立系アメリカ軍専門家も同様の結論に達している。
私は2つ目の可能性を示す証拠の方がはるかに説得力があると感じたが、アメリカの目覚ましい成功と屈辱的な失敗という、この相反する二つの物語のどちらかを断定的に結論づけるのは難しいように思われる。
しかしトランプは自身の「Truth Social」サイト上で、気性が荒く、言動に歯止めが効かないことで知られているが、彼はこの問題を即座に解決した。
軍事作戦終了の翌朝、彼は噴火のような怒りを込めたメッセージを投稿した。これは大規模な軍事的成功の後に予想される反応とは程遠いものであり、むしろ完全な軍事的惨事によって引き起こされたものそのものだった。
彼の粗野で罵詈雑言に満ちた脅しはあまりにも常軌を逸していたため、私は前回の記事でそれを二度引用し、ジョージ・ワシントンやトーマス・ジェファーソンの政治的後継者というよりは、低IQのチンピラの粗野な暴言に近いものだと評した。また、これほど凶悪な戦争犯罪を犯す意図を公然と表明したアメリカ大統領は、過去に例がないことも指摘した。
明らかにトランプの怒りは、彼の絶望的な窮状を反映していた。
公の場での威勢の良い発言とは裏腹に、彼は数週間前に自ら仕掛けたイランとの戦争が極めて不首尾に終わっていることを徐々に悟っている。大規模な爆撃作戦を展開し、イランの軍事力とインフラの大部分を完全に破壊したと主張していたにもかかわらず、イランによるミサイルやドローンの攻撃は衰えることなく続き、ホルムズ海峡の封鎖は全世界に甚大な経済的損害を与えている。
彼は米海軍を使ってその水路を再開すると約束していたが、海軍の上層部はそれが不可能だと説明していた。彼は地上攻撃のために数千人の米軍兵士を同地域に展開し、おそらくは近隣の島々を制圧するつもりだったのだろうが、どうやら将軍たちは、有意義な成果を上げることなく多大な犠牲を払うことになるだろうと彼に警告していたようだ。
イランの標的に対する大規模な爆撃や、多くのイラン指導者の暗殺にもかかわらず、政権交代、イランの弾道ミサイルの排除、イランの核開発計画の終結といった公的な目標のいずれもトランプは達成できていなかった。そしてもしイランが、ペルシャ湾の海上交通を完全に掌握した状態で戦争を終えることになれば、明らかにイランが勝者とみなされることになるだろう。
だから彼は、どうにかして終わらせなければならない戦争に閉じ込められたが、心理的にも政治的にも敗北を認めることはできないのだ。
もし彼の特殊部隊による襲撃が、イランの濃縮ウランの大部分あるいはすべてを奪取することに成功していれば、それを大勝利として宣伝し、おそらく戦争を終結させる立場に立てただろう。しかしその作戦は逆に惨事として終わった。
トランプの軍事的惨事と、ホルムズ海峡の封鎖解除に完全に失敗した事実は、明らかに彼に激しい怒りを抱かせた。彼はイースターの日曜日の朝、イランの民間インフラの大部分を破壊するという、下品で罵詈雑言に満ちた約束を投稿し、これは即座に激しい論争の嵐を巻き起こした。
長年にわたりトランプの最も熱心な支持者の一人だったのが元下院議員のマージョリー・テイラー・グリーンだ。熱心なキリスト教徒である彼女は、イラン国民に対するトランプの度を越した、さらには冒涜的とも言える脅迫を激しく非難し、トランプは「キリスト教徒ではない」と宣言した。彼女のツイートは1000万回近く閲覧された。https://x.com/FmrRepMTG/status/2040789438494585175
タッカー・カールソンは過去10年間、保守系メディア界の中心人物として活動しており、彼の支持はトランプの2016年の予想外の勝利、そして2024年の政治的復活において決定的な役割を果たした。
当初から彼は、イランに対する我々の無差別攻撃を「まったくもって嫌悪すべき悪行」と非難していたが、今回は番組全体を割いてトランプの恐るべき戦争犯罪とイースターに対する露骨な冒涜を取り上げ、トランプの政治的・思想的な裏切りを可能な限り厳しい言葉で糾弾した。冒頭のモノローグは彼がこれまでに披露した中でも最も強烈なものであり、番組の残りの時間は、イランとの戦争を可能にした政治的イデオロギーの推進において極めて重要な役割を果たしてきた多くの著名なキリスト教シオニスト勢力の恐るべき腐敗を題材にしたドキュメンタリーを制作中の独立系映画製作者へのインタビューに充てられた。この番組は数百万回の再生回数を記録した。動画リンクhttps://www.youtube.com/watch?v=ykBp1WhdfLE
Breaking Pointsは、サーガー・エンジェティが共同ホストを務める人気の政治ポッドキャストだ。彼はカールソンのDaily Callerでメディアキャリアをスタートさせ、長年にわたりカールソンと友好関係がある。60万回以上再生された動画の中で、エンジェティはカールソンによる大統領への非難について解説し、その一部を引用した。動画リンクhttps://www.youtube.com/watch?v=0fZYqhatvvs
トランプは、イランのすべての発電所と橋を完全に破壊し、国を暗闇と瓦礫の海に変えるという、とんでもない脅しを放ったが、イラン側は全く動じなかった。当初から彼らは、自国に対するこうした攻撃を可能にしているアメリカの湾岸アラブ同盟国の民間インフラに同様の損害を与えることで、いかなる攻撃に対しても報復すると強調しており、その脅しを常に実行に移してきた。彼らは、そうした恐ろしいシナリオをドラマチックに描いた人気のレゴアニメーションをいくつか公開した。https://x.com/CarlZha/status/2041690840033361944
日曜日に、トランプは火曜日の夜にイランの民間インフラへの全面破壊を開始すると約束したが、イラン人は降伏する気配を全く見せなかった。そこで火曜日の朝、彼は脅しを大幅にエスカレートさせ、「今夜、一つの文明が滅び、二度と蘇ることはないだろう」と宣言した。多くの人がこの言葉を、核兵器を用いてイランとその9300万人の国民を殲滅するというジェノサイド的な脅威だと解釈した。当然のことながら、これはアメリカ国内だけでなく世界中で巨大な反発を招き、アメリカ大統領は狂った狂人だと広く見なされることになった。
著名な右派カトリック教徒のE・マイケル・ジョーンズは、軍に対しトランプの命令に従わないよう呼びかけた。https://x.com/EMichaelJones1/status/2041515970976440633?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E2041515970976440633%7Ctwgr%5E21b8f70a316ccf2b26dde1f74d3767e0bb701fbd%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.unz.com%2Frunz%2Fwill-china-retaliate-against-donald-trumps-oil-blockade-and-force-an-american-surrender%2F
キャリー・プレジャン・ボラーは、同性婚への支持を拒否したためにミスUSAのタイトル獲得のチャンスを犠牲にし、保守派キリスト教徒の間で名声を博したカリフォルニア出身の美人コンテスト優勝者だ。彼女は20年近くトランプと親交があり、昨年トランプから宗教的自由委員会の委員に任命された後、シオニズム勢力に対して非常に勇気ある立場を表明していた。しかし彼女は今、トランプを「邪悪なサイコパス」と非難し、誠実なキリスト教徒全員に対し、直ちに政権から離脱するよう呼びかけた。さもなければ、無実の人命の血をその手に負うことになるだろうと。https://x.com/CarriePrejean1/status/2041511749514567791?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E2041511749514567791%7Ctwgr%5E21b8f70a316ccf2b26dde1f74d3767e0bb701fbd%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.unz.com%2Frunz%2Fwill-china-retaliate-against-donald-trumps-oil-blockade-and-force-an-american-surrender%2F
トランプの投稿はすべて、自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に行われた。これはユーザー数がツイッターのわずか1%にも満たない小さなプラットフォームで、そのユーザーはほぼすべてトランプの最も熱狂的で献身的な支持者で構成されていた。しかし、その支持者の多くが、トランプのイランへの攻撃、とりわけ今回の度を越した脅威に対して反旗を翻した。ニューヨーク・タイムズ紙の分析によると、彼の警告に対する反応の半数以上は極めて批判的なものであった。
しかしトランプは、損失を最小限に抑えるどころか、著名な保守系メディア関係者からのこうした批判すべてに対し、いつものように自身の「トゥルース・ソーシャル」プラットフォームへの長文投稿を通じて、沸騰するような激しい怒りを露わにした。その冒頭には、とりわけトランプのような人物からすればかなり幼稚な侮辱が並んでいた。
タッカー・カールソン、メーガン・ケリー、キャンディス・オーウェンズ、アレックス・ジョーンズが、なぜ長年私と対立し続けてきたのかは分かっている。特に、テロ支援国家の筆頭であるイランが核兵器を持つことを素晴らしいと考えているという事実からして——彼らには共通点があるからだ。それは、IQが低いということだ。彼らは愚か者だ。彼ら自身もそれを知っているし、家族も知っている。そして、他の誰もがそれを知っているのだ!
トランプ支持者の多くは、不穏な疑惑を抱くようになった。https://x.com/JustTheTweets17/status/2042361939309838439?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E2042361939309838439%7Ctwgr%5E21b8f70a316ccf2b26dde1f74d3767e0bb701fbd%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.unz.com%2Frunz%2Fwill-china-retaliate-against-donald-trumps-oil-blockade-and-force-an-american-surrender%2F
イランの別のレゴアニメーションも、こうした感情の多くを反映していた。
キャンディス・オーウェンズは力強い動画で反論し、公開からわずか数日で200万回以上の再生と14万件の「いいね」を集めた。
動画リンクhttps://www.youtube.com/watch?v=ZIH5-V6UPkg
The Young Turksは主要なリベラル系YouTubeチャンネルであり、この激しい論争をまとめた彼らの動画は50万回再生された。
動画リンクhttps://www.youtube.com/watch?v=NpH70bxSJr4
米国の破滅的なイラン戦争の法外な状況や、着実に勢いを増している他の多くの事実や暗い疑惑を鑑みると、かつてのトランプ支持者の多くが、極めて怒りに満ちた方向へと考えを向けるようになるだろう。彼らは、自分たちが暮らすこの国の政府を実際に誰が支配しているのかについて、非常に苦い疑問を抱くことになるだろう。
数年前、スチュー・ピーターズという過激な右派活動家が、こうした問題の多くを取り上げた『Occupied』という力強いドキュメンタリー動画を公開した。上映時間は2時間近くに及び、残念ながら多くの誤情報が含まれていたものの、提示された内容の少なくとも70~75%は正確であり、物議を醸す問題に関してはニューヨーク・タイムズやウォール・ストリート・ジャーナルよりもはるかに信頼できるものだったと言える。
最近、その動画がRumbleで公開されていることを知った。幻滅した多くのMAGA支持者が、間もなくこの種のコンテンツを吸収し、消化し始めるのではないかと推測する。それはおそらく、アメリカの政治生活に重大な影響を及ぼすだろう。
動画リンクhttps://rumble.com/embed/v5rhobq/?pub=4
一方、全く別の流れでは、他の人々がトランプの行動や発言を、同様に厳しい言葉で評価していたが、それは異なる視点から提示されていた。
シカゴ大学のジョン・ミアシャイマー教授は、わが国で最も著名な政治学者の一人であり、公の場での発言には常に極めて慎重かつ思慮深い人物だ。しかし、あるインタビューの中で、 彼は、ニュルンベルク裁判で確立された法的基準に照らせば、トランプは数多くの戦争犯罪により間違いなく絞首刑に処されていただろうとし、最近の暴言はその有罪をさらに裏付ける証拠に過ぎないと断言した。その発言のクリップはツイートで拡散され、100万回以上再生された。https://x.com/ChrisLeonardATL/status/2039046378123378787?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E2039046378123378787%7Ctwgr%5E21b8f70a316ccf2b26dde1f74d3767e0bb701fbd%7Ctwcon%5Es1_&ref_url=https%3A%2F%2Fwww.unz.com%2Frunz%2Fwill-china-retaliate-against-donald-trumps-oil-blockade-and-force-an-american-surrender%2F
数日前、ミアシャイマーはグレン・ディーセン教授による90分間のインタビューを受け、100万回の再生回数を記録した。彼は、イランが米国を打ち負かし、世界を永遠に変えたと断言した。
動画リンクhttps://www.youtube.com/watch?v=H2K3qDshr70
私のイラン戦争に関する最初の記事は、米国の最初の奇襲攻撃から48時間も経たないうちに公開された。私はすでに、米国がホルムズ海峡におけるイランの支配を打ち破る見込みはほとんどなく、その結果、世界はおそらくまもなく経済的破局に直面することになるだろうと強調した。イランが降伏する可能性は極めて低く、たとえ全滅したとしても、報復として米国の湾岸アラブ同盟国の重要インフラを破壊し、世界的な「大恐慌」を引き起こすことは可能だった。
したがって、私が予見し得た唯一の破滅的でない結末は、実質的な米国の降伏だった。その後のすべての記事で、私はこの「米国の敗北と降伏」という見解を繰り返した。大規模な爆撃作戦が続いている最中で、トランプが「無条件降伏!」を要求する投稿をした時でさえもそうしていた。多くの読者は、私がこのような立場を取ったことで、正気を失った狂人だと見なしたに違いない。
しかし、それからほぼ6週間が経過し、事態は私が予測した通りの方向に進んでいる。ミアシャイマー教授は、わが国で最も著名な政治学者の一人であり、外交政策におけるリアリズム学派の重鎮だ。数日前の注目すべきインタビューで、彼はトランプの唯一の現実的な選択肢は降伏だと明言した:
動画リンクhttps://www.youtube.com/watch?v=c9wXqYaAJOQ
ミアシャイマーの分析は、トランプが10項目のイラン計画を基に2週間の停戦と和平交渉を呼びかけた直後に行われた。後者の条件が極めて強硬なものであったことを踏まえ、彼はこれを事実上の米国の降伏に等しいと見なした。しかし見ての通り、気まぐれで絶望的な我々の大統領は今やそれらの譲歩を放棄し、代わりに事態をエスカレートさせ、公海上で石油タンカーを拿捕するために海軍を動員することを決定した。これは間違いなく危険なエスカレーションだ。
私は、たとえそれが極めて危険なものであったとしても、この種の展開には全く驚いていない。
1年前の関税政策の大失敗以来、トランプは「TACO(トランプはいつもビビッて逃げる)」という批判に常に悩まされてきた。今回の和平交渉への急な動きは、この点への懸念が背景にあるのではないかと私は推測する。
火曜日の朝、彼はその晩にもイラン文明全体を殲滅するというとんでもない脅しを放ったが、イラン側が屈服しなかったため、彼は困難なジレンマに直面した。もし彼が示唆していたような圧倒的な攻撃を仕掛けたなら――ましてや核兵器を使用するなど――イラン側は報復として、湾岸アラブ諸国すべての重要インフラを破壊し、この地域とその天然資源を長年にわたりほぼ壊滅させ、世界的な大惨事を引き起こすだろう。しかし、何もしなければ、人々は「TACO」という非難で彼を嘲笑するだろう。
トランプと彼の顧問たちは、既存の10項目のイラン案を利用し、火曜日の夜の大規模攻撃が中止された理由を説明するための口実として、それを交渉の基礎として受け入れると主張した。彼にはおそらく、その条件に従うつもりは最初からなかったのだろう。実際、交渉が行われた際、ヴァンスは以前の米国の立場を繰り返すだけで、自分が受け入れたはずのイランの提案を完全に無視した。
しかし、戦闘は多少沈静化したが戦争は続いている。ミアシャイマーはインタビューで、ペルシャ湾が封鎖されたままである限り、イランの交渉力は週を追うごとに強まるため、いかなる妥協案にも合意するのは極めて愚かなことだと強調した。
一方、彼は世界経済が崖っぷちに近づくにつれ、アメリカはイランの要求を受け入れざるを得なくなるだろうと確信していた。彼は、戦争を終わらせることは常に極めて困難だが、急速に迫りつつある世界経済の大混乱により、イラン戦争はその原則の稀な例外の一つになるかもしれないと強調した。
残念ながら、彼が指摘したもう一つの点は、トランプが完全に非合理的に見えるということだった。そのような世界指導者は極めて稀だ。そして、その理由もあって、私はトランプが降伏するだろうという見通しには、はるかに懐疑的だ。少なくとも、世界的な大惨事を回避できる時期までに、あるいは進行中の紛争が地域に修復不可能な損害を与える前に、彼が降伏するとは考えにくい。
トランプは、イスラエル人、シオニスト、ネオコン、そしてFoxNewsのような一部のメディア機関によって支配されたプロパガンダのバブルの中に存在しているようだ。だからそのバブルを突き破るのは難しいかもしれない。彼は、当初自分を政権に就かせた保守系メディア関係者の大半を拒絶し非難し、自身の軍事計画に異議を唱えた将軍たちを解任した。
彼の注意を引く数少ない外的要因の一つは、株式市場の暴落だろう。そして、差し迫る大惨事を回避するのに十分な早さでそれが起こるかもしれないし、そうでないかもしれない。私は、市場が過去6週間の情勢や急速に迫っていると思われる世界的な経済的破局を、これほど平静に受け流していることに驚かされている。
米海軍が公海上で中国行きの石油タンカーを拿捕し始めるだろうというトランプの最新の発表が、ついに市場崩壊を引き起こし、トランプを後退させるよう説得するかもしれないが、そうならない可能性もある。
中国が自国の海軍艦艇を派遣して、それらのペルシャ湾の石油タンカーを護衛するのではないかという憶測も目にした。もしそうなら、米軍艦との軍事衝突のリスクは、世界にとって危険な一歩となるだろう。
しかし、中国が取れるはずの、はるかに安全で効果的な手段があると私は考えている。それは、一発の銃弾も発射されるリスクをほとんど伴わずに、ほぼ即座にトランプを完全な降伏へと追い込むものだ。もしトランプが中国へのペルシャ湾産原油輸送に対する封鎖を宣言できるのなら、中国もまた、法的に遥かに正当性のある独自の封鎖を宣言できるのだ。
私は今年初めから定期的にこの戦略を提唱しており、直近では数週間前にも述べた:
世界が直面する根本的な問題は困難なものだ。戦争終結に向けたイランとアメリカの目標は完全に相容れず、戦争が早急に終わらなければ、エネルギーインフラへの攻撃がエスカレートすることはほぼ避けられなくなり、世界経済全体の将来に壊滅的な長期的な影響を及ぼすことになるだろう。
核攻撃に至るまで、アメリカやイスラエルにイランに和平を強いる手段はないと思う。
同様に、イランが要求する条件――地域からのすべての米軍基地の撤去、ホルムズ海峡の恒久的な支配権のイランへの譲渡、そして巨額の金銭的賠償の提供――で米国に和平を強いるような手段をイランが持つとも思わない。
しかし、私は数週間前から主張してきたが、中国にはこの戦争を終結させる力があるのだ:
1月初旬以来、私はこう主張してきた。もし中国が、自国の反乱省である台湾に対して空・海封鎖を宣言するという一歩を踏み出すだけで、その結果生じるAI用マイクロチップの輸出減少が、アメリカの巨大なテックバブルを崩壊させ、おそらく10兆ドルもの富が蒸発することになるだろうと。これは前例のないアメリカの金融崩壊を引き起こし、イランとの戦争からの完全な撤退を招くだろう。
『ニューヨーク・タイムズ』が2月下旬に報じたように:https://www.nytimes.com/2026/02/24/technology/taiwan-china-chips-silicon-valley-tsmc.html
当局者らによると、中国による台湾封鎖は、同島で製造されるコンピュータチップの供給を遮断し、米国のハイテク産業を屈服させる可能性があるという……
「世界経済に対する最大の脅威、唯一の最大の脆弱性は、ハイエンドチップの97%が台湾で製造されていることだ」と、スコット・ベッセント財務長官は先月、スイス・ダボスで開催された世界経済フォーラムで述べた。これは業界の推計を若干上回る数字である。「もしあの島が封鎖され、その生産能力が破壊されれば、それは経済的な大惨事となるだろう」
そこで私は次のように続けた:
中国人は囲碁の達人であり、私は彼らが、AIバブルによって米国の金融システムが極めて脆弱な状態にあることに気づいてくれることを願っていた。もし中国がただ一石を正しい位置に置けば、一発の銃弾も発射することなく、米国の駒の大部分を盤上から一掃できるのだ。
現在、米国の軍事力の多くが中東に展開され、イラン戦争で苦戦を強いられている状況下では、中国が行動を起こすのにこれ以上の好機は想像し難い。
したがって、ペルシャ湾のエネルギーインフラが恒久的に破壊される前に戦争を終結させ、世界を救える唯一の国は中国だ。台湾カードを正しく切れば、トランプの虚勢にもかかわらず、彼を迅速かつ屈辱的な降伏へと追い込むような、アメリカ金融システムの完全な崩壊を引き起こすことができるだろう。ドナルド・トランプはアメリカ帝国を破壊してしまったと思うが、中国なら、その崩壊が世界経済をも巻き込むのを防ぐことができるのだ。