Lavrov Tells Rubio, Russia Will End the War with Ukraine and the West
by Larry C Johnson
5月25日のラブロフ外相とルビオ国務長官の電話会談は極めて重要かつ憂慮すべき外交上のやり取りがあり、3つの主要な議題が取り上げられた。この電話会談はラブロフの要請により行われ、ルビオはニューデリーで開催されるQUAD会合に出席するため4日間のインド訪問中だった。国務省のトミー・ピゴット報道官は次のように確認した:マルコ・ルビオ国務長官は本日セルゲイ・ラブロフ・ロシア外相の要請により同外相と電話会談を行った。双方は、ロシア・ウクライナ戦争、二国間関係、そしてイラン情勢について意見を交わした。
以下がその全容である:
メッセージ1:キエフへの組織的攻撃が差し迫っている――プーチン大統領の直接命令
この電話での最も憂慮すべき点はその主たる目的だ。ウラジーミル・プーチン大統領の直接の命令により、ラブロフはルビオに対し、ロシア軍がウクライナ軍の活動拠点として使用されているキエフの施設に対し、組織的な攻撃を開始していると伝えた。モスクワはこの攻撃を、ロシア国内の民間人やインフラに対するキエフ政権による継続的な攻撃への対応であると説明した。具体的には、ロシアのルガンクス州スタロベルスクにある大学の寮に対する最近の致命的な攻撃を挙げた。この攻撃では、主に10代の少女を含む少なくとも21人が死亡し、モスクワはこれを「The last straw(堪忍袋の緒が切れる最後の出来事)」と表現した。
その後、ロシア軍はイスカンデル、ジルコン、X-101巡航ミサイル、オレシュニク極超音速ミサイルを用いてキエフに対し大規模な攻撃を開始。約50発のミサイルと700機のドローンが使用された。
メッセージ2:キエフからの米国外交官の退避
ラブロフは、5月25日に発表されたロシア外務省の声明についてルビオの注意を喚起した。同声明では、差し迫った組織的な攻撃を見越して、米国およびキエフに公館を置く他の国々に対し、外交官やその他の国民をウクライナの首都から退避させるよう勧告している。
メッセージ3:アンカレッジ合意が損なわれつつある
ラブロフ外相は、2025年8月にアンカレッジで米国の提案に基づきウクライナ紛争に関して最高レベルで合意された事項をルビオ氏に想起させ、「欧州のエリート層とキエフ政権による独断的な動き」が、モスクワが「利害関係の均衡に基づく持続可能な長期的解決への道を開いた」と主張するこれらの合意を損なっていることに遺憾の意を表明した。これは、アンカレッジ枠組みの崩壊について、モスクワではなく欧州各国の政府とキエフに責任があるとするロシアの公式な通告である。
ある人は「なぜロシアはこれを行うのに4年も待ったのか」と問うだろう。その理由は2つあると私は考える。一つは、ロシアはキエフの主要なウクライナ軍および諜報機関の全部隊に情報提供者を配置しており、警告なしにそれらの拠点を攻撃することで自国の要員を殺害したり、その存在を露呈させたりするリスクを冒したくなかった。二つ目は、ロシアは、西側諸国との軍事的な対立を招くことを避けるため、ウクライナ側の要員と協力して活動していた米国やその他のNATO加盟国の軍・諜報要員を殺害することを避けたいと考えていたからだ。
ルガンスク州の学校で子供たちを標的としたテロ攻撃が発生し、この攻撃が西側の諜報機関や技術協力があったという現実を前に、ロシアは忍耐の限界に達した。たとえ米国や欧州の関係者を殺害することになろうとも、ウクライナがさらなるテロ攻撃を実行する能力をロシアは断ち切るつもりなのだ。彼らは警告を受けた。ロシアは彼らに撤退する時間を与えたのだ。その場に留まる者はおそらく死ぬことになるだろう。それがラブロフがルビオに伝えたメッセージの要旨である。
https://larrycjohnson.substack.com/p/lavrov-tells-rubio-russia-will-end