Prof. Jeffrey Sachs : How the Military-Industrial Complex Produces Perpetual War
Judge Napolitano – Judging Freedom
ナポリターノ:今日のゲストはジェフリー・サックス教授だ。話したいことが山ほどある。特に「大イスラエル計画」の崩壊について話したいがその前に最近、あなたは私を深く考えさせる記事を執筆した。そこで大イスラエル計画の崩壊について話す前に、なぜジョージ・H・W・ブッシュからドナルド・トランプに至る過去6人の米国大統領が――特に最後の大統領は「決してしない」と約束していたにもかかわらず――NATOやウクライナをロシアに対する突撃の手段として利用してきたのかを聞きたい。
サックス:それは米国の大統領たちは実際には外交政策を決定していないということだ。我々が信じていることとは違い、長年にわたり大統領はほとんど影響力を持っていないのだ。人々は米国が繰り広げている戦争に反対している。トランプは戦争を止めるといって選挙に勝った。しかし何も変わらなかったし、実際彼はさらに多くの戦争を始めた。アメリカの国家、つまり政府がやっていることは、あなたが言うとおり非宣戦布告の戦争で、つまり憲法違反だ。それはディープステートのシステムに基づく諜報機関によって導かれている。彼らには「秘密裏に活動する」という利点があり、したがって誰に対しても説明責任を負わないから好きなようにやれる。そして大統領たちはこの仕組みの一部にすぎない。実際彼らはほとんど変わらない。この件に関して主張したいのは、クリントン以降、我々は特にほぼ絶え間ない一連の戦争に巻き込まれてきたということだ。クリントン、ブッシュ・ジュニア、オバマ、トランプ1、バイデン、そして現在のトランプ2、全員がほぼ絶え間なく戦争を行ってきた。アメリカ国民にはこれらの戦争の真の目的について実際には何も伝えられていないが、どこを見ればよいかを知っていれば戦争の目的はかなり明確に示されている。私がよく参照する資料の一つがブレジンスキーの著書だ。
ナポリターノ:主要な民主主義のキーワードである「チェスボード」がタイトルに入っている本だろう?
サックス:そう、彼の1997年の著書『グランドチェスボード』だ。その考え方は、19世紀にイギリスとロシアが中央アジアで繰り広げたとされる「グレート・ゲーム」をモチーフにしている。しかしその核心となる考え方は“世界はゲームだ”ということだ。まるでビデオゲームのようなものだ。ここを爆撃し、あそこを叩き、ここにドローンを送り込む。指導者たちは誰も危険にさらされない。彼らは、これらすべてが何のためなのかを国民に説明しない。彼らは実際、これらの戦争の資金を賄うために我々に税金を払うよう求めない。なぜなら国民は戦争に反対している。だからすべてが債務に組み込まれる。しかしブレジンスキーは1997年、ある種の教訓的な教科書の中で――彼は学生のために書いたと述べているが――この「グランドチェスボード」がワシントンの視点からどのようなものかを説明した。この本の考え方は非常に単純で、少し狂気じみている。ボードゲームをしているなら理にかなっているだろうが、これはアメリカの覇権に関するものだ。「アメリカは世界中で最も大きく、最も凶暴で、最も強靭であり、どこでも誰にでも打ち勝てる存在でなければならない」というものだ。そして、その考えによれば、どこの国も米国の要求に抵抗してはならず、米国は基本的にあらゆる場所に介入し、他の国々が十分に強大になったり、結託して米国の要求に抵抗できるようになるのを防がなければならない。米国は世界一のいじめっ子なのだ。そしてブレジンスキーはこれをどのように実行すべきかを明らかにした。
1990年代、ソ連が崩壊したばかりの頃を思い出してほしい。その考えはクリントンの口から聞かれ、マデレーン・オルブライト国務長官の言葉にも表れていた。すなわち、米国は世界のどの国よりも先を見据える、不可欠な国家であるというというものだ。そして我々は「新アメリカ世紀プロジェクト」を持っていた。これは基本的に、米国に反対する者は、誰でも徹底的に叩きのめすというもので「歴史の終わり」とも呼ばれ、「一極時代の到来」とも呼ばれた。そしてブレジンスキーは、この世界規模のチェスボードを我々がどのように操っていくかを説明した。最も興味深い点は、彼がまるでチェスの先生のように駒の動かし方を説明していることだ。そして彼には、我々の政府がいかに狂っているかを誰もが理解するために極めて重要な概念がある。それは「地政学的ピボット国家」だ。地政学的ピボット国家とは何か?ブレジンスキーはそれは「我々が特に気にかけていないが、別の主要大国をひどく苛立たせることができる」場所だと説明している。つまり我々が利用できる場所ということだ。そして、この本におけるブレジンスキーの核心的な考えは、米国がユーラシアで、最大かつ最強の存在として覇権を確立し、維持しなければならないということだ。ヨーロッパとアジアを結び、実質的に一つの超大陸を形成する広大な陸地で、ユーラシアには世界人口の約70%、世界経済の約70%が集中している。そこには中国も、ロシアも、インドも、そしてヨーロッパも含まれており、米国はこれらすべてを支配する必要があるのだ。ブレジンスキーは、ヨーロッパについてはこう述べている。「彼らは帝国の属国であり、我々の言うことを聞く。」これはほぼ事実だ。そして地政学的な要となる「ピボット国家」がある。1997年に彼が指摘したように、地政学的な一番のピボット国家はウクライナだ。もし我々がウクライナを支配すれば、ロシアは大国でなくなる。なぜならロシアは東地中海への進出を阻まれるからだ。ロシアはその力を投射できなくなる。したがって、ウクライナは地政学的な枢軸国だ。そして1997年、この本と別の記事の中でブレジンスキーは『ユーラシアのための大戦略』と題した外交に関する論文を書いた。ブレジンスキーはただの凡人ではない。彼は米国の主要な戦略家の一人で、その仕組みやワシントンの思考様式を我々に説いている。彼は、米国はウクライナを掌握する必要があると述べた。つまりNATOをウクライナまで拡大させ、米国の力をロシア国境まで押し進める必要がある。ちなみにNATO事務総長のマーク・ルッテは実に卑劣な人物だが――まあ、それはNATO事務総長という立場に付き物なのかもしれない――数日前こう述べた。「NATOの目的はソ連に対する防衛ではない。米国の力の投射だ。」要するにこれは正確に言えばブレジンスキーが1997年に我々に語っていたことそのものである。ブレジンスキーは「米国はウクライナを掌握し、他の地政学的なピボットを掌握しなければならない。」と言った。ブレジンスキーのリストの2番目はイランだ。おや、なんて偶然だろう。東アジアでは中国を困らせる必要がある。だから韓国の軍備を増強する。朝鮮戦争以来80年間も駐留し続けてきた韓国で軍事力を増強し、また日本も軍事力を増強し、あらゆる手段で中国を困らせる必要がある。なぜならこれらが地政学的なピボットだからだ。我々はこれらの国を利用して、主要な敵対国の政府を苛立たせ、弱体化させ、分裂させ、転覆させ、場合によっては打倒することさえ必要だ。そしてブレジンスキーはこれらすべてを長文で書き連ねた。基本的に彼の言うことはすべて誤りだが、我々がこれまで行ってきたこと、そして現在も続けていることをすべて説明している。なぜなら今日に至るまで、それがクリントンであれブッシュであれ、オバマであれ、トランプ1であれ、バイデンであれ、トランプ2であろうと、関係ない。ワシントンでのゲームのルールは、「米国がナンバーワン」ということだ。
軍産複合体はその支配的な力、すなわち優位性を維持するために貪欲に誰とでも戦い、いかなる政府をも転覆させ、そのためにあらゆる地政学的戦略を駆使し、その結果、これらすべての国々を恐ろしい苦境に陥れる。キッシンジャーの有名な格言は真実である:米国の敵となることは危険だが、友となることは致命的だ。
そしてウクライナでは、米国は圧力をかけ続け、中立を望まずNATO加盟という米国の考えに同意する政権を樹立させるクーデターを後押しした。というのもウクライナは深く分断されていたからだ。2010年から2014年にかけての大統領ヴィクトル・ヤヌコビッチはこう言った。「ウクライナは中立であるべきだ。我々の地理的な位置を見てみろ。我々はまさにロシアのすぐ隣にいる。ロシアとヨーロッパの間に位置している。米国が干渉してきている。我々はただ中立でありたいだけだ」。もちろん、米国はそれを信じなかった。これは地政学的な転換点だ。米国はウクライナを掌握する必要がある。そこでヴィクトリア・ヌーランドをデモ現場に送り込み、クッキーを配らせた。彼女は2014年2月22日に起きたクーデターのウクライナの支援者たちに莫大な金額を渡した。その狙いはウクライナをアメリカの勢力圏に組み込むことだった。ブレジンスキーの書いた通りだ。アメリカは全能だ。我々は技術的優位性を握っている。誰も我々に逆らえない。我々は世界最大の経済規模を誇り世界最大の金融システムも持っている。我々はあまりにも強大だから、ロシアにはアメリカの要求に屈する以外の選択肢はない。ブレジンスキーはそのことを一章丸ごと割いて書いている。
そして彼はさらに、アメリカはロシア、イラン、中国を徹底的に苛立たせるつもりだが、アメリカ人もアメリカ人大統領もあの3カ国が結託することを許すほど愚かではない、と書いた。ブリンスキーが書いたことはすべてにおいて間違っていた。もちろんロシアは抵抗した。しかも戦争になるほどに抵抗した。イランも同様だ。米国が爆撃して指導部を殺したからといってイランが一朝一夕に屈服するはずはない。そして中国も、トランプ1やバイデン、そして今またトランプ2によるあらゆる貿易戦争やあらゆる脅威や、10年前に私の別の元同僚であるロバート・ブラックウェルが、同じく外交問題評議会(CFR)向けの記事で「こうやって中国を悩ませ、弱体化させ、中国を封じ込める」と説明したチェックリストに載っていた数多くの事項に対しても、中国は屈服しなかった。どれも成功していない。だがその過程で、当然のことながら、米国は至る所に敵を作り出したのだ。
私が言いたいのは、これがあまりにも根深いということだ。米国政府は上から下まで腐敗している。戦争による金儲け、大手テック企業の関与、その他すべて――ウクライナやガザでのドローン戦争や、シリコンバレーが国防総省に売り込んでいるAIシステム、そして私たちの名の下に費やされ、私たちには何の発言権もない数千億ドル――それらがこの莫大な債務を増大させている。これらすべてが続いているのだ。
大統領が誰になっても大した違いはない。ここ数十年、私が言ってきたように、どの大統領も最悪だ。そして次の人も最悪で、その次の人もまた最悪だ。これらすべての代償を支払うのはまだ生まれてもいない世代である。借金だからだ。それは単なる借金にとどまらない。いわゆる情報戦争の中で、我々は恐らく史上最大の金融バブルも生み出してしまった。今の株式市場の価値はあまりにも過大評価されている。これらの大手テック企業はご存知の通りペンタゴンの資金源などから恩恵を受けているが、その評価額は途方もなく大きい。アメリカの支配力はまったく誇張されている。
今、私はヨーロッパとアジアを巡る長期の旅の途中で、先日ある中国の大手企業の最先端工場の一つを訪れた。それは本当に信じられないほど進んでいた。米国は世界の他の地域がどのように進化し、ものを作り、インフラを整備し、技術を進歩させているのか全くわかっていない。その一方で米国は戦争を繰り広げ、自分たちがどれほど偉大か、そしてこの株式市場の好況がすべてを証明しているなどと言って自慢している。我々が招きつつあるのは、将来的に起こるであろう途方もない金融危機だ。いつになるかは分からない。誰もそんなことは予測できないが、我々は勝てない戦争に深く足を踏み入れすぎている。トランプには止め方などそもそも分かっていない。実際にこれらの戦争を終わらせるには、並外れた能力を持つ偉大な大統領が必要だ。そしてトランプは明らかにそのような能力を持つ人物ではない。彼は、軍産複合体の貪欲さと腐敗を完璧に体現している。つまり彼はある意味で、これらすべてを象徴する完璧な存在なのだ。今、我々はただ巨大なバブル、膨大な額の負債を勝てない戦争のために積み上げている。そして何が起きているのかについての説明もない。というのも、冒頭で言った通りこれは宣戦布告されていない戦争だからだ。この状況につながった動機について、我々は30年間、何も知らされていない。
ナポリターノ:イランに対する非宣戦布告の戦争は、国務長官自身が不用意な発言の中で述べている:「イスラエルを守らなければならないから」。果たしてこれがネタニヤフ政権の崩壊を招くだろうか?
サックス:もしネタニヤフ政権が倒れたとしても、それに代わるより良いものは現れないだろう。私はネタニヤフはいずれにせよおそらく終わりを迎えつつあると思う。彼は過去30年間の政治における大惨事の一つだ。数週間前トランプはネタニヤフに「誰もがイスラエルを嫌っている」と言った。それはかなり的を射ている。イスラエルの振る舞いは卑劣だ。世界中で最悪中の最悪だ。ネタニヤフは国際刑事裁判所から複数の逮捕状が出されている、「凶悪な」政権を率いる凶悪な独裁者だ。もちろん米国は、イスラエルが
米国の黙認の下でジェノサイドを犯している者たちによって率いられているという事実を尊重する代わりに、その裁判所に対して制裁を科している。ネタニヤフはついに倒れるか? 後任はもっとマシになるか? そうは思えない。イスラエルの政界で「ジェノサイドを犯すべきじゃない。パレスチナ人は800万人いる。彼らと平和に共存すべきだ。イランの指導者を暗殺しに行くのは、もしかしたら正しい考えではないかもしれない。」と言うような声はまったく聞かれない。ワシントンでもあまり聞かない。ワシントンには反対派もいるが、基本的に米国では戦争マシンが動き続けている。何十年も前からそうであるように米国の政治は軍産複合体によって支配されているからだ。大統領は入れ替わるが、根底にあるのは、「戦争マシン」に資金を注ぎ込み、アメリカが世界のどの国にも勝てるようにしなければならないという根本的な考えがあるからだ。それによって富を蓄積するのだ。この点を強調しておくべきだったのだが、究極の目標はウォール街の富の蓄積、大手石油企業の富の蓄積、シリコンバレーの富の蓄積、そして億万長者層の富の蓄積だ。これはかなり単純明快でかなり基本的な話だが、それがあまりにも根深く浸透している。
シャヒーンという民主党のニューハンプシャー州選出の上院議員がいた。彼女はゼレンスキーがフェドロフ国防相を解任したと不満を漏らしていた。まず第一に、アメリカの上院議員がなぜウクライナの国防相人事に干渉しているのか? まあ、彼女が軍事委員会に所属しているのは明らかだ。彼女は軍産複合体から多額の資金提供を受けている。アメリカの腐敗は蔓延している。そしてこのシステム全体はそうやって機能している。それは巨大なビジネスなのだ。ウォール街はこうした特権に依存している。大手石油会社もこうした特権に依存している。軍産複合体そのものがこうした特権に依存している。シリコンバレーとその金融バブルは、アメリカが誰とでも対峙し、誰をも打ち負かせるというイメージに依存している。そして、我々が今まさに生きているのは、完全に傲慢な妄想だ。そして、それはますます殺伐とし、ますます危険になっていく。なぜなら、それはあまりにも誤っており、見当違いだからだ。
この長々とした愚痴はこう一言で締めくくろう。これらの戦争はどれ一つとして深い理由などない。どれもアメリカの安全保障とは全く関係がない。どれも率直な外交によって解決できないものなどない。我々は平和を望んでいない、あるいはワシントンは平和を望んでいないのだ。ワシントンが求めているのは支配だ。それは手に入れられないが、平和は手に入れられるし、アメリカ国民は安全を確保できる。そして、もし我々がほんの少しばかりの理解と透明性、そしてこの無法な政府に対する説明責任を持っていれば、我々が浪費し、今も無駄にし続けている数兆ドルを実際に節約できたはずだ。
ナポリターノ:最後の質問だ。「大イスラエル計画」は崩壊しつつあるのか?
サックス:アメリカの覇権計画は崩壊しつつある、という意味ではYESだ。イスラエルは800万人のパレスチナ人を支配しており、罰せられることなく彼らを殺害でき、民族的に浄化できると主張している。今まさに、これらのイスラエルのヨルダン川西岸地区にいる殺人鬼どもが、パレスチナ人の家を焼き払っている。パレスチナ人農家の家畜の群れを殺している。彼らの行動は不処罰だ。そしてアメリカは「ああ、イスラエルか。素晴らしいね。なんて民主的なんだ」などと言っている。そしてイスラエルは、現在世界で最もファシスト的な政府、最も殺戮的で、あらゆる国際基準から見て露骨に違法な政府を運営しても、何事もなかったかのようにやり過ごせると考えているのだ。しかしそれは完全に米国に依存している。完全にだ。イスラエルは自力では一日たりともこんなことはできない。そしてイスラエルは数十年にわたり、アメリカ国民からの揺るぎない支持を得てきた。しかしいまその支持を失った。アメリカ国民は、イスラエルの行いにうんざりしている。それはユダヤ系の人々も非ユダヤ系の人々も同様だ。あらゆる層にわたり、特にアメリカの若者たちの間で顕著だ。彼らは、このような殺戮的な国家への支持に嫌気がさしている。
米国はイスラエルを支持することはできない。その証拠が、イランに対するこの戦争の完全な失敗と大惨事だ。トランプは戦争を続けるだろう。なぜなら彼はあまりにも、彼を資金提供しているオリガルヒたちからの圧力に屈してしまうほど、弱すぎるからだ。彼に資金を提供する寡頭支配者たちから課される圧力に、あまりにも弱すぎるからだ。そこがポイントだ。寡頭支配者たちとこのディープ・ステート。トランプ自身は取るに足らない存在だ。彼は支配するのが大好きだが、実際には何も支配していない。彼はただ流れに身を任せ、数十年前に軌道に乗せられた地政学的な転換に伴う戦争を戦っているだけで、止める方法など知らない。
戦争はいつ終わるのか? 残念ながら、我々は認めざるを得ない。核兵器が存在する世界では、この愚行が、我々が普段の会話や日常生活の中で想像しうる範囲をはるかに超えた、壊滅的で恐ろしい事態を招く可能性は常に存在する。これらはいずれも、事故や過ち、あるいは堕落によって、人類にとって完全に壊滅的な事態へとエスカレートしかねない。それが、我々が今日、すべてを止めなければならない主な理由だ。しかし破滅的な可能性はさておき、こうしたことはどれも機能しない。イスラエルが「大イスラエル」になることはない。イスラエルが何百万人ものパレスチナ人を、ある種のジェノサイド的な国家として支配することなどない。これは終わりを迎えつつある。なぜなら米国一般市民がこれを嫌悪しているからだ。欧州の一般市民も、指導者たちが共犯者であるにもかかわらず嫌悪感を抱いている。今、ドイツの政界で何が起きているか見てほしい。いわゆる極右のAFDAは毎日、「戦争を止めなければならない」と言っている。これは極右の主張だが、これがまさにヨーロッパ全土で起きている。
アメリカの政治でも同じことが起きている。軍産複合体が実権を握っている。諜報機関は戦争を継続させている。大統領や首相たちは茶番劇を続けているが、一般市民はこれらすべてに完全に嫌気がさしている。だから、私の考えでは、どうやって、いつ、誰がやってきてこれを変えるのかは分からないが、この状態は持続不可能だ。
バブルは弾けるだろう。できれば大惨事ではなく、何らかの形で普通の良識と理解が、この腐敗した政治体制にようやく打ち勝ち、これらの非公式な戦争を終わらせてくれることを願っている。