No. 2660 日本の軍国主義は第二次世界大戦終結後も変わっていない

Japanese Militarism Has Not Changed Its Spots Since the End of World War Two

by Stephen Chang

以下の寄稿記事でピープルズ・フォーラム(英国)のスティーブン・チャンは、80年前に日本が降伏した後、占領国となった米国が日本の軍国主義とファシズムが育った土壌を根こそぎ除去するどころか、昭和天皇を含む主要な戦争犯罪者たちを米国の覇権計画に利用した経緯を概説している。その結果、米国とその従属国日本は、今なおアジア太平洋地域の平和に対する最大の脅威であり続けている。警戒が必要だ。 続きを読む

No. 2659 中国での歴史的な週の後、なぜ世界はより希望が持てるか

Why the world can be more hopeful after the historic week in China

中国での目覚ましい出来事の後、歴史的な発展と平和という崇高な大義はより実現可能になった

Strategic Culture Foundation Editorial

今週、中国の習近平国家主席は、人類の平和と発展という歴史的大義は必ず勝利するだろうと宣言した。これは1945年に中国国民が日本の帝国主義を打ち負かし、世界のファシズムに勝利してから80周年を迎えた式典でのことだ。世界は恐ろしい暴力、緊張、戦争の恐怖に悩まされているが、彼の大胆な宣言は希望と自信を鼓舞するものだった。 続きを読む

No. 2658 新しい世界秩序の夜明け

The Dawning of a New World Order

by Larry C Johnson

多くの西側の政治指導者や評論家は、アメリカが自らの運命をコントロールする揺るぎない覇権国であるという幻想に浸り続けている。大げさだと言われるかもしれないが、正気で冷静で教育水準の高いアメリカ人がロシアと中国の関係は一時的なもので適切な圧力をかければロシアは中国を見捨てて西側につき、中国政府と国民を服従させるという計画に簡単に賛同するだろうと信じ続けていることに私は衝撃を受ける。私の考えではこれはまったくの狂気の沙汰だが、多くの人がこのナンセンスな考えを信じている。 続きを読む

No. 2655 SCOとBRICS 2025

SCO and BRICS 2025

by Michael Hudson

後期野蛮時代におけるユーラシアの再編

上海協力機構(SCO)の会議が先週(9月2日と3日)中国で行われ、世界がどのように二つの大きなブロックに分かれていくかを定義する上で重要な一歩を踏み出した。グローバルマジョリティの国々は、トランプ関税の混乱からだけでなく、米国が推進するますます激化するホットウォーの試みからも経済を解放しようとしている。この試みは、世界経済に対する一極支配を強化するために、抵抗しようとする国々を孤立させ、貿易や金融の混乱、さらには直接的な軍事対立にさらすことによって行われている。

続きを読む

No. 2653 米国人が明かす中国の真実

American Reveals TRUTH About China After 18 Years

by Cyrus Janssen

米国には民主主義がある。中国にはそれ以外の全てがある。ちょうど私は2ヶ月の壮大な中国の旅から戻ったところだ。6つの都市を訪れ、工場、展示会と回り、顧客と会う喜びを味わった。そして言っておくが、世界は米国のメディアが日々伝えるものとは全く違う。今年初め、デンマークのシンクタンクが民主主義に関する報告書をまとめたが、世界100カ国以上を調査した結果が実に衝撃的だった。世界の79%の国々が今や米国より中国に対して好意的な見方をしている。どうしてそんなことがあり得るのか?実際に中国に行き、自ら体験し、そして最も重要なのは、西側メディアの洗脳から解かれれば真実が理解できるだろう。 続きを読む

No. 2652 イスラエル誕生の真実の物語

TRUE story of the birth of ISRAEL

ジョン・ミアシャイマー教授・ナポリターノ判事

ミアシャイマー:まず一般的な指摘として、シオニズム運動が始まった1900年頃にはパレスチナにユダヤ人はごく少数しかおらず、シオニストはさらに少なかった。 当時「この地は民なき地、民のための地」という格言があった。つまり土地を持たないユダヤ人のための土地という意味が、もちろんそれは全くの嘘だった。その土地には膨大な数のパレスチナ人が住んでいた。これが第一に心に留めておくべき点だ。 続きを読む

No. 2651 詐欺師たちの嘆き

The Grifters’ Lament 

「我々は世界で最も病んだ国だ。だからこそCDCの連中をクビにしなければならない…彼らは仕事を果たさなかった!我々を健康に保つのが彼らの仕事だったんだ!」——ロバート・F・ケネディ・ジュニア

James Howard Kunstler 続きを読む