日本社会において人々がうっすらと感じ始めている階層の二極化について書かれた「下流社会」という本が売れていると聞いた。人づてで内容を聞いただけで読んだわけではないが、日本で起きている格差の拡大を本人の性格や心理を原因だと理由付けているのであれば、私は賛成できない。
月別アーカイブ: 2006年5月
No.731 石油高騰はピークオイルにある
4月に入り原油価格は1バレル75ドルを突破した。しかし日本の主要メディアはその原因を、イラン核開発をめぐる情勢の不透明さなどとし、原油の生産量そのものが頂点に達したという「ピークオイル」にあるということには、相変わらずほとんど触れることはない。
No.730 社会問題に首を突っ込む義務
企業の経営者でありながら、経済だけでなく政治や、時には社会の問題になぜ首を突っ込むのか、という質問を受けることがあるが、私はサラリーマン、教師、医師、というような職業で行動を色付けすべきではないと思っている。
No.729 仕事の基本は人と人
朝日新聞社が発行する「論座」(2006 5月号)に掲載したエッセイを、朝日新聞社の許可を得て転載します。
No.728 「道徳」が日本人を復活させる
Daily Times (May 2006)に掲載された記事を許可を得て掲載します。