戦争が終わって60年、今年も8月6日に広島の平和記念公園で平和祈念式が開かれた。例年のように秋葉市長は平和宣言で核保有国が「人類を滅亡に導く危機に陥れている」と批判し、五月の核不拡散条約(NPT)再検討会議が成果なく終わったことにも言及した。
月別アーカイブ: 2005年8月
No.694 国民に投資する正直な政府
ロンドン市内でテロリストが起こしたとされる爆発事件があったせいか、同時期に開催された主要国首脳会議(グレンイーグルズ・サミット)についての報道はあまりなされなかったように思う。
No.693 資本主義崩壊招く「株主重視」
私の本業は企業経営であり、当然ながらそのために環境や社会問題と同じくらい多くの時間を割いてビジネスについて考えている。会社の業績を測る手法はいろいろあるが、損益計算書が財務的に重要な指標とされている。
No.692 口と行動で示す原則の違い
インターネットでロイター通信のサイトを見ていたら、そのタイトルに目が行った。コンピューターから送られてくるさまざまなニュースは自動的に次々と画面に提示され、そして時間とともに古いニュースはアーカイブに送られていく。前後する記事には特に関連性もなく、しかしそれだけに、隠し立てすることなく物事を私たちに気付かせてくれる。
No.691 犯罪行為を行えば必ず反動
7月7日の朝ロンドン市内で地下鉄、バスで連続爆発が起こり多数の死傷者が出た。イギリスのブレア首相はすぐにこれを「テロ」の犯行と言明した。翌日(8日)には、小泉首相がコメントを発表し「テロ行為は断じて許されるものではなく、強い憤りを覚える」と非難したという記事が掲載された。