No.759 米国の外交政策は不変

米国で行われた11月の中間選挙で共和党が惨敗し、選挙直後にはラムズフェルト長官が辞任した。読者から、これによって侵略と戦争に狂奔するブッシュ政権の方針が方向転換し、世界にとって希望を意味するのだろうかという質問を頂いた。

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No.758 武力国家は歴史に逆行

10月末、経済紙に在日米軍がミサイル防衛(MD)体制の中核をなす地対空誘導弾パトリオット3ミサイルを首都圏の米軍基地に配備する検討を始めたことが報じられた。非公式な日本政府への連絡によれば、横田基地(東京都)や横須賀基地(神奈川県)が候補地であり、北朝鮮の弾道ミサイル発射や核実験を踏まえてMD体制強化を急ぐ方針で、これが配備されれば迎撃体制が稼働する見込みだという。

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