いまから3年前、私は社員に向けて、安くて豊富な化石燃料はいずれ減耗し、それによって支えられている経済活動が滞ることで世界経済が大きく縮小する日が来る、そうなれば給料も減少するので、そのために今から消費中毒から抜け出し、健康や幸福のために必要なだけの製品やサービスを購入したり利用する生活に変えていくように、というメッセージを送った。
月別アーカイブ: 2011年7月
No.965 今こそ悪夢から目覚めるとき
先月末から日本列島は真夏日となり猛暑が続いている。7月1日、日本政府は電力使用制限令を発動し、東京電力と東北電力の管内にある工場などの大口電力需要家は、昨年比15%の節電が義務付けられた。この制限令は第1次オイルショック以来だといい、我が社でも、照明や電気機器、空調の設定温度、またはコピー機の利用に至るまで社員に節電を徹底するようにしている。
No.964 エネルギー消費を減らすために
先月、関西の鉄道が夏季の間に電車の間引き運転を実施するという報道があった。東北や東京電力管内ではすでに節電が実施されているが、エネルギーの節約という意味では、電車の本数を減らすことは愚かな対策だと私は思う。
No.963 新日本人に訊け!
このたび飛鳥新社より『新日本人に訊け!』という本が出版された。これは、漫画家でありながら社会評論活動を行う小林 よしのり氏が、私を含めて6名の新しい日本人、つまり日本に新たに帰化した人との対談を集めたものである。