No.480 政治のイデオロギー:ブッシュは保守派ではない

ブッシュは大統領選で自分を「思いやりのある保守派」と宣伝していましたが、裕福な企業経営者の利益を代表する彼の政策を見れば、彼が保守派でないことは明らかです。以下の『シカゴ・トリビューン』紙の記事が、それを古代ローマ時代の保守政治と比較していますので、是非お読み下さい。皆様からのご意見をお待ちしております。

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No.479 公益事業の民営化は悲劇につながる

今回は、民営化と規制緩和に関する記事を2つご紹介します。パリ在住のコラムニストであるウィリアム・パフによる記事に引き続き、イギリスの日曜紙『オブザーバー』編集長、ウィル・ハットンによる記事をお届けします。是非、お読み下さい。皆様からのご意見をお待ちしております。

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No.478 日本の所得税について

今回は、『エイジャン・パースペクティブ』誌より、日本の所得税に関する論文をお送りします。主に1999年の税制改革を取り上げたものですが、所得税の逆進性を高め、課税負担を高額所得者層から低所得者層に転嫁しようとする傾向はその後も続いており、むしろさらに強まっているといえます。所得税率が他国に比べて高すぎるため企業家精神を奪う、就労意欲を減退させる、さらには課税最低限が高すぎ、所得税を支払わない人が多いのは不公平であるという主張が日本ではよく聞かれますが、この論文によれば、それが事実ではないことが明らかです。是非、お読み下さい。皆様からのご意見をお待ちしております。

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