尼崎JR脱線事故から1年。共同通信から取材をうけた記事が中国新聞、京都新聞などに掲載されたので、共同通信からの許可を得て転載します。
月別アーカイブ: 2006年4月
No.726 格差社会に変ぼうする日本
小泉自民党政府が「改革」という響きのよい言葉を多用して進めている規制緩和と民営化によって、長い時間と税金を使って国民のために作られてきた社会基盤が少しずつ切り崩され、そのサービスを失う者、それによって利益を手にする者と、まさに小泉首相の目指す格差社会に日本は変ぼうしつつある。
No.725 不健康な物を食べない権利
以前、食育について書いたとき読者の方からコンビニの弁当がいかに有害かという情報を頂いた。私自身はコンビニの弁当を食べないが、私の住む京都だけでなく全国に展開しているコンビニ各社の店舗をみれば、多くの人が常用していることは想像に難くない。
No.724 部下に柔軟性と信頼を
今年も春になり、我が社にも新入社員が入社した。新しく仲間になった社員の緊張した面持ちを見ると、私が米国で最初に社会人になった40年も前のことを思い出す。
No.723 幻想が格差のある社会作る
小泉改革によって日本社会において格差が拡大しているのではないかという話題が国会で論じられている。私が読んだ記事では、小泉首相は「格差が出るのは悪いことではない」と述べ、「成功者をねたむ風潮は慎まないと社会の発展はない」と発言しているが、真意を理解できないのは英語に翻訳されたものを読んだからだけではないだろう。