今回のOWでは、今年2月、高知県の外国艦船の非核港湾条例案に対して、政府や自民党がいかに反発し、廃案に追い込んだか。また、36年前の1963年に、核搭載艦寄港・通過は核の持ち込みに当たらないという日米合意が交わされていた事実について取り上げます。
この2つの事実を見ると、国民に対しては、非核三原則に基づく国の政策として核兵器の持ち込みは許さないとする一方、米側に対しては「持ち込む」を核兵器の陸上への配備・貯蔵を意味する「イントロデュース」と狭義に解釈し、寄港や通過は事前協議に含まれないと合意しており、日本政府がいかに二重基準を適用しているかがわかります。このことからも私は、日本政府が主権在民としながら、その国民をいかに馬鹿にし嘘偽りによって騙し続けているかを痛感しています。是非、お読み下さい。皆様からのご意見をお待ちしております。