金融庁は、日本の銀行や信用金庫などの金融機関が米国のサブプライムローン問題でこうむった損失が約8,500億円になると発表した。また証券化商品の損失額は、保有額全体の1割強の2兆4,360億円にのぼるという。
月別アーカイブ: 2008年7月
No.829 持続可能なライフスタイルへ転換を
先日、経済産業省の事務次官が、高騰する原油価格の要因としてウォールストリート資本主義のマネー経済を批判したという。
No.828 消費からの解放
前回、80年前に米国ケロッグ社が労働時間を1日6時間に短縮したことを取り上げた。そしてこの短時間労働形態は、労働者自身が、余暇よりも収入を選んだために終わったと書いたが、そうなった理由を考えてみたい。
No.827 ケロッグの価値観は福音
企業経営しながら、同時に社会や環境問題を考えるようになってかなりたつ。これまでに何冊か本も上梓したが、私の主張は15年以上ほとんど変わっていない。ただし、時間の経過とともに状況が変わってきたことがいくつかある。