規制緩和、民営化はすべての国民にとって良いことだとして、日本でも鉄道、電電公社などの民営化が行われて今日に至っています。ではその本家本元のアングロサクソンの国では、規制緩和や民営化によってどのような状況がもたらされているのでしょうか。今回のOWではそれについて述べられた、『ヘラルド・トリビューン』紙に掲載されたコラムを取り上げます。是非、お読み下さい。皆様からのご意見をお待ちしております。
月別アーカイブ: 2000年7月
No.395 NATOはユーゴでの人道戦争に勝つためにいかに交戦規則を変えていったか
今回は、昨年のコソボ紛争について取り上げます。NATO軍はユーゴに対し当初、軍事施設などに限定して空爆を行いましたが、徐々に診療所やテレビ局といった民間施設までも標的とするようになりました。これは、米国やイギリスを始めとするNATO諸国が、他の諸国には交戦規則を厳密に遵守するよう要求する一方で、自らの行動に関しては自分達の都合のいいように交戦規則を変更するという、今世紀最大の偽善であると私は考えます。是非、お読み下さい。皆様からのご意見をお待ちしております。
No.394 講演で受けた質問に対する回答
今回は、私が講演で受けた質問に対する回答をお送りします。質問の内容は原爆投下から低金利政策まで多岐にわたっています。これまでのものと重複するものもありますが、是非お読みいただきたいと思います。
No.393 アメリカの隠れたエイズで亡くなるカトリック神父
今回のOWメモでは、病める米国のもう1つの側面として、カトリック神父の間に増えるエイズという記事を取り上げます。独身主義を教義とするカトリック神父とエイズ、この関係が何を意味するのか考えてみていただきたいと思います。皆様からのご意見をお待ちしております。
No.392 NTT接続料引き下げ問題
日米両政府の間で交渉が難航しているNTT通信回線の接続料引き下げ問題について、九州・沖縄サミット前の決着を目指して、事務レベル協議が今週、開催される予定になっています。今回は、この問題に関する読者からのコメントを紹介するとともに、私の分析をお送りします。
No.391 ベトナム戦争で米国がしたことを忘れてはならない
今回は終戦25周年を迎えたベトナム戦争についての記事をお送りします。米国がなぜベトナム戦争に巻き込まれていったか、指導者はそれをどう見ていたかが書かれています。是非、お読み下さい。皆様からのご意見をお待ちしております。
No.390 ワシントン・コンセンサスに対する反論
今回は、規制緩和や民営化、市場の自由化を世界に強要してきた米国政府の統一見解に対して、それが所得格差や貧富の差を考慮していないというばかりではなく、むしろ拡大させているという分析を取り上げた記事をお送りします。是非、お読み下さい。皆様からのご意見をお待ちしております。