この5月、わたしの会社が東京の九段に移転した。オフィスからちょうどよい散歩の距離にあるのが靖国神社で、新緑あふれるこの季節は足を運ぶたびに心身ともにリフレッシュする。
月別アーカイブ: 2005年6月
No.685 石油依存減らす施策を
豊富な安い石油に支えられている時代は終わりに近づいているという警鐘を鳴らし続けている私は、いま自宅の庭を菜園にするべく自然農法を勉強中である。福岡正信氏の『One Straw Revolution』(わら一本の革命)を読んだことがきっかけだったが、これまでの生き方や価値観までも揺るがされるほど、私にとっては衝撃であった。
No.684 脱線事故は民営化が原因
4月に兵庫県で起きたJR福知山線の脱線事故は、民営化が原因だと私は思っている。しかし郵政を民営化したい政府や主流メディアは、「民営化」の是非という根本的な議論をすることを避けたいためか、原因を国鉄時代から引き継いだ体質といった問題にすり替えようとしているような気がしてならない。
No.683 人間中心の社会指標を
「子供の日」にちなんで総務省が発表した日本の15歳未満の推計人口は、昨年より15万人少ない1765万人で、24年連続して減少傾向にあるという。少し前には福島県矢祭町が第三子以上を設けた家庭に新生児一人につき総額100万円を支給するという報道があったが、厚生労働省も少子化対策室を作るなど日本政府やメディアは少子化があたかも大問題であると国民を洗脳したいようだ。