No. 1412 嘘の上に築かれた国-米国はいかにして豊かになったか(パート6c)(その1)

嘘の上に築かれた国-米国はいかにして豊かになったか(パート6c)(その1)

by Larry Romanoff

https://www.bluemoonofshanghai.com (January 13 2021)

パート6c (1 of 3) – 繁栄の道を守るために

米国の経済支配のもう一つの大きな要因として、他国の限りなく小さい罪を非難する一方で、今日もなお米国はこのプロセスに大いに耽っているのが保護主義である。それは政府の規制の力を使って輸入を阻止し、外国による国内市場や企業の買収を防ぐ政策なのだ。輸入品に対する関税や税金、輸入割当、巧妙な貿易政策、官僚主義、政治的圧力、その他多くの手段を用いる。確かに、外国政府や外国企業による略奪行為から自国の産業や市場を保護する正当な理由がある場合もあるが、最も保護主義的なのは主に略奪国で、特に米国なのである。狐が鶏を盗みに行くとき、すでに持っている鶏が他の誰かに盗まれないように慎重に行うのである。保護主義は米国が不当に、そして例外的に持っている才能のように見える。200年以上にわたり米国ではこうした商業政策が横行し、米国政府によって国内産業にあらゆる利点を与えるために始められた。 続きを読む

No. 1411 制裁の反動で「西側」はロシアの要求を受け入れることになる

制裁の反動で「西側」はロシアの要求を受け入れることになる

by b

https://www.moonofalabama.org (March 09 2022)

長年、米国は多くの国に不平不満を抱かせるような政策をとってきた。米国はロシアを「罰する」ことによってもたらされる状況をマイルドにするための支援を必要としている今、それらの政策でしっぺ返しをくうことになる。また「西側」がロシアに課した制裁の副次的な影響も同様である。 続きを読む

No. 1410 マスコミのフェイク事後報告を信じるな

マスコミのフェイク事後報告を信じるな

「パンデミック」は判断ミスではない

コロナのヒステリーは「データの欠陥」や「パニック」の結果だった、という話になるだろう…そのどちらでもない。

by Kit Knightly

https://off-guardian.org (March 07 2022)

主要メディアがパンデミックのシナリオをパワーダウンさせ、戦争モードに入っても、まだ最後の検死をする時間はある。メディアが行う、パンデミックそのものの死後調査だ。 続きを読む

No. 1409 米・EUの宣戦布告にロシアはどう対抗するのか

米・EUの宣戦布告にロシアはどう対抗するのか

by Pepe Escobar

https://thesaker.is (March 04 2022)

自給自足だけが完全な独立を可能にする。そして、この全体像をグローバルサウス(地理的にはアフリカ、アジア、南米、または資本主義のグローバル化によって負の影響を受けている世界中の場所や人々)は痛切に理解していた。 続きを読む

No. 1408 ロシアに対するNATOの組織的な敵意を示す全面戦争のレトリック

ロシアに対するNATOの組織的な敵意を示す全面戦争のレトリック

Strategic Culture Foundation Editorial

https://www.strategic-culture.org (March 04 2022)

ウクライナの紛争と苦しみは残念なことである。しかしそれ以上に残念で嘆かわしいのはNATO諸国がこの紛争を引き起こしたということだ。 続きを読む

No. 1407 これまでの歩み ー ウクライナ紛争小史

これまでの歩み

ウクライナ紛争小史

by Ted Rall

https://www.unz.com (March 04 2022)

米国のメディアは、ロシアのウクライナ侵攻を様々に、また同時に、次のように特徴づけている。それはヒトラーのような狂人による血に飢えた行為であり、 旧ソ連を再構築する試みの一部だと。そして予想通りこの6年間続く静かに否定されたロシアゲートのシナリオで、自国民が自由な隣国を妬むかもしれないという恐怖心からプーチン大統領は民主主義の概念を攻撃しているのだという。マルコ・ルビオ上院議員は、米国の情報当局は2年間にわたるコロナのロックダウンによってプーチンの頭がおかしくなったと信じているとまでほのめかした。 続きを読む

No. 1406 嘘の上に築かれた国-米国はいかにして豊かになったか(パート6b)

嘘の上に築かれた国-米国はいかにして豊かになったか(パート6b)

by Larry Romanoff

6b – エシュロンの事例

様々なメディアで、産業スパイや競合他社の諜報活動について報道されてきた。しばしば、CIA、NSA、米国商務省、米国国務省、米国大使館、その他の米国機関は、連携したチームとして行動している。 続きを読む

No. 1405 ウクライナ報道が明らかにした欧米の本質的な人種差別主義

ウクライナ報道が明らかにした欧米の本質的な人種差別主義

By Kit Knightly

Off Guardianでは人種差別の政治的武器化に関するメタ分析以外ではあまり人種差別について取り上げない。

多くの場合、「人種差別」は現状に脅威を与える人々(ジェレミー・コービンを参照)を攻撃するために体制側によって使われる。また、複雑な政治的問題を善玉と悪玉に単純化するために使われることもある。 続きを読む

No. 1404 ウクライナ情勢 予測vs現実

ウクライナ情勢

予測vs現実

by Dmitry Orlov

https://thesaker.is (February 27 2022)

先週の木曜日、私が 8年前に書いた「ロシアがウクライナに侵攻した兆候トップ10」を再掲した。8年前はウクライナの政権交代と内戦が始まった時であり、西側諸国はロシアが侵略したと主張し続けたのである。そして先週木曜日、本当にロシアは侵略をした。 続きを読む

No. 1403 嘘の上に築かれた国-米国はいかにして豊かになったか(パート6a)

嘘の上に築かれた国-米国はいかにして豊かになったか(パート6a)

by Larry Romanoff

https://www.bluemoonofshanghai.com (January 13 2021)

パート6 スパイ活動

6a 国家が支援する商業スパイ活動

第二次世界大戦後、アイデア、物、人を大量に盗んだことをペーパークリップから消化した後、米国はすぐに世界最大の商業スパイ網を設計し、実行に移した。そしてそれは今日でも大きく拡大した形で存在している。エドワード・スノーデンが暴露したことで我々は知るようになったのだ。 続きを読む